http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/20190514/2000015554.html

14日午後、大阪・東淀川区の駅近くで、不審な車を見つけた警察官が車内を調べた結果、
拳銃2丁や日本刀のような刀などが見つかりました。
警察は車に乗っていた暴力団員とみられる男ら2人を逮捕し、隠し持っていた目的や入手経路を調べています。

14日午後2時前、大阪・東淀川区の阪急京都線の上新庄駅近くの路上でパトロールしていた警察官が、不審な車を見つけました。
警察官が車を停止させ、トランクなどを調べると回転式の拳銃2丁や弾、
それに日本刀のような刀が見つかったということです。

警察は、拳銃などを押収するとともに車の中にいた指定暴力団、任侠山口組の組員を自称する
幅多潤也容疑者(51)と、運転していた無職の祈康弘容疑者(44)の2人を
銃刀法違反の疑いでその場で逮捕しました。
警察は、2人が拳銃などを隠し持っていた目的や入手経路を調べています。

現場近くで撮影された映像では、警察官が不審な車の近くで横じまのシャツを着た男を囲み
事情を聴いたり、車内を調べたりしている様子が分かります。
その後、警察官がトランクの中から刀が入っているとみられる細長い包みを取り出していました。
現場の近くにいた男性は、
「パトカーが5台くらい集まり、警察官の数も30人くらいになってものものしい雰囲気でした。
男の人はずっと『おれは知らん』と言っていました。
その後、警察官が『チャカと日本刀とマメがぎょうさん出てきた』と話しているのが聞こえました。
近くには幼稚園もあるし、こんな事件が起きてとても怖いです」と話していました。