>>119 書籍内容その1
超電導リニアの不都合な真実 目次
はじめに
第1章 超電導リニアの心配になるほど複雑なしくみ
1―1 超電導リニアとはいったい何か
  ◯超電導リニアは「ふわふわ」とは浮かない ◯ レールのないリニアは「鉄道」か
  ◯「超電導リニア」と「常電導リニア」のちがい ◯「リニアモーター」とは何か
  ◯ 超電導方式なら自身でも安心、と言えるか
 1―2 走行原理は信頼性が心配になるほど特殊で複雑
  ◯ 走行の3要素、支持・案内・推進をすべて磁力で
  ◯ 浮上・案内・推進の力は側壁のコイルとの間で発生 ◯ 低速では浮かず車輪で走らざるをえない理由
  ◯ 浮上・着地のたびゴムタイヤ車輪が出入り ◯ 1編成あたり出入りするタイヤは136個
◯ 車両の速度は遠隔操作でしか制御できない
 1―3 極低温を維持する必要がある超電導磁石
  ◯マイナス269℃以下で冷却する必要がある。 ◯ 超電導磁石は病院でも使われている
◯高温超電導磁石の実用化は不透明
【コラム】「リニア」という言葉は海外で通じない
第2章 なぜ超電導リニアの技術が開発されたのか
2―1 従来の鉄道の「スピードの壁」を超えたい
◯鉄輪式鉄道の高速化には限界がある ◯鉄車輪を使わない方式による高速化の探究
◯浮上式鉄道は戦前から研究されていた
2―2 戦後の浮上式研究「黄金期」から現在まで
◯世界で「浮上式」の開発が盛んになった理由 ◯国鉄、日本航空、運輸省がリニア開発に参戦
◯消えた空気浮上式・残った磁気浮上式 ◯ドイツではリニアが必要性を失う状況に
◯ドイツは死亡事故発生の末に完全撤退へ ◯日本以外の浮上式鉄道研究の現在
2―3 日本でなぜ超電導リニア開発が進んだか
◯きっかけは斜陽化した鉄道のテコ入れ ◯超電導磁石の研究進展と大阪万博で状況が動く
◯アメリカで超電導リニアの基礎が考案される ◯1970年に超電導リニア開発が本格化
◯新幹線の利用者急増で求められた第二東海道新幹線 ◯世間の大きな期待と国鉄内からの疑問の声
◯財政難による開発中止の危機を救った政治家
◯ついに「技術完成」と主張するにいたる]
続く