>>130 続き 書籍内容その3
第4章 なぜ中央新幹線を造るのか
4―1 東海道新幹線誕生がすべての始まり
◯計画は半世紀前から存在した ◯日本で新幹線が生まれた2つの要因
◯世界でもずば抜けて鉄道に向いた国=日本 ◯日本で主流の狭軌では輸送力増強が困難だった
◯東海道本線の輸送力不足解決のための広軌新設 ◯新幹線は「ローテク」だから早期実現した
◯東海道新幹線は日本と世界にインパクト与えた
4―2 新幹線網構想から生まれた中央新幹線
◯地域間格差の是正のため新幹線網構想が浮上
◯基本計画の告示から整備計画決定という流れ ◯中央新幹線は優先順位低い基本計画路線だった
◯第二東海道新幹線と中央新幹線
4―3 プロジェクトを推し進めた人々
◯若手社員の進言がプロジェクト始動のきっかけ ◯JR東海が考えた中央新幹線整備の大義名分
◯政治家に働きかけリニアを国土計画に組み込む○建設費自己負担公表と震災直後の整備計画決定
○財政投融資とスーパー・メガリージョン構想
4―4 異例づくしの中央新幹線建設
◯民間事業? 公共事業? 責任の所在が曖昧 ◯なぜJR東海が全額負担するのか
○「2段階建設」が財政投融資の呼び水に ◯民間が新幹線を建設するのは初めて
 第5章 中央新幹線の建設・運用上の課題
 5―1 建設時と開業後のそれぞれに懸念される課題
  ◯深く・長いトンネルを造る難しさ ◯既存新幹線網への影響は精査されていない
 5―2 中央新幹線は現時点でも必要なのか
  ◯1987年にまとめた大義名分は今も有効か ◯東海道新幹線の輸送力は1・6倍に増えた
  ◯東海道新幹線の経年劣化は理由になるのか ◯コロナ危機で露呈した絶対的需要の不在
  ◯東京一極集中を是正するどころか加速させる?
 5―3 将来は必要になるのか
  ◯加速する人口減少 ◯働き方改革で交通需要が減少する ◯巨大インフラを維持する人手を確保できるか