>>132 続き 書籍内容その5
第8章 中央新幹線は在来方式でも開業できる
8―1 経営者と技術者が語るリニア失敗の可能性
◯在来方式に対応させると語った当事者たち ◯最大勾配を40パーミルとした根拠はドイツに
◯高速運転試験用在来型新幹線車両300Xを開発
8―2 構造物が在来方式の規格に対応している
◯謎に迫るための4つの「規格」 ◯坂とカーブは在来方式に対応している
○従来の建築限界がすっぽり収まるトンネル ◯なぜトンネル断面が大きいのか
◯車両限界は在来方式に完全に収まる ◯リニアの車体幅が狭い理由も説明できる
◯車両とガイドウェイの間隔は4cm
8―3 在来方式の開業を匂わす山梨実験線の現状
◯リニア方式の開業を目指すには中途半端な現状 ◯単線のままですれ違い試験をする気配がない
◯なぜリニア方式には必要ない電柱があるのか ◯JR東海は超電導リニア方式をあきらめた?
第9章 今が決断のとき
9ー1 日本では超電導リニアの実現は難しい?
◯検証で見えた3つの事実 ◯日本には向かないことがわかった技術
○日本での実用化は時期尚早 ◯なぜメディアはリスクや課題を報じないのか
9ー2 2020年に訪れた転機
◯進まなかった国民的議論 ◯東海道新幹線利用者数激減と工事の難航
◯利用者数前年比6パーセントの衝撃 ◯「一本足打法」企業を襲った危機
◯中央新幹線の半分の工区で工事が中断 ◯静岡県との交渉決裂と開業延期
◯広がった中央新幹線不要論
9ー3 いかに決断するか
◯中央新幹線の今後の選択肢は3つ ◯在来方式での開業は現実的か
◯計画中止も茨の道 ◯巨大事業はやめるのが難しい
9―4 提案・有終の美を飾ろう
◯計画中止は失敗ではない ◯技術への過信が招いた悲劇 ◯ドイツのリニア失敗に学ぶ
◯アメリカでの開花を目指す ◯リニアの技術を他分野に応用する
◯禍根なくきれいに終わらせる ◯今こそ国民的議論を
おわり