【横田一の現場レポート】コロナ禍で需要落ち込みでもリニア建設に固執〜
            背景に守旧派土建政治連合(前)
https://www.data-max.co.jp/article/37009
>暗闇を走るリニア新幹線に観光客がどれだけの魅力を感じるのかの議論はさておき、
 約9兆円もかけて東京・大阪間のリニアを完成させても、コロナ前の需要予測(想定乗客数)
 より大きく落ち込む可能性がある。その場合、赤字たれ流し路線となって
 JR東海が経営破綻に陥ることになりかねない。
 総事業費の3分の1、約3兆円が国の財政投融資であるため、焦げ付いて回収できない
 リスクもともなう。こうした巨額の損失(国民負担)が生じる恐れについて、
 維新代表の松井氏も副代表の吉村氏も目を向けようとしていないのだ。
 「リニア大阪延伸」を最優先にする「我田引鉄=vに固執するその姿は、
 「大阪の田中角栄」と呼ぶのがぴったりの利益誘導志向といえるだろう。<
【横田一の現場レポート】コロナ禍で需要落ち込みでもリニア建設に固執〜
            背景に守旧派土建政治連合(後)
https://www.data-max.co.jp/article/37027
>川勝知事は小泉環境相との面談にも意欲
 両者の面談が実現する可能性は十分にある。小泉大臣も6月30日の会見で
 「(川勝知事から)面談の依頼があれば、喜んでお受けしたい」と答えていたからだ。
 リニア中央新幹線のトンネル工事による南アルプス国立公園の環境破壊の懸念について
 川勝知事と小泉大臣が連携し、自民党国会議員や維新コンビら推進派と
 対峙する可能性が出てきたのだ。
 コロナ禍におけるリニアをめぐる対決の構図がはっきりしてきた。
 それは「コロナ前の計画固執の守旧派土建政治連合(吉村知事や自民党議員ら) 対
 環境重視の見直し派(川勝知事や小泉環境大臣ら)」というものだ。
 リニア中央新幹線をめぐる攻防から目が離せない。<