再評価が必要となった金沢ー敦賀間

「北陸新幹線(金沢・敦賀間)事業に関する再評価」 令和3年3月
https://www.jrtt.go.jp/construction/committee/jkr2-06-02.pdf

建設費の大幅増加ならびに工期の変更、
社会経済情勢の急激な変更を踏まえた
北陸新幹線 金沢ー敦賀間の再評価の必要性に基づき、再評価されたもの。

計画案でしかないが、小浜京都ルートも事業を再評価したものがいずれ出されるはず。
そのときの小浜京都ルートのB/Cに注目。

首都圏ー福井県間の鉄道の流動は年間87万人。
(資料ページ 2-33)
1日平均2400人弱。

便益や費用対効果について、
車の自動運転化や、特に近い将来に実現が見込まれる高速道路の自動運転化については
現時点では考慮していない模様。


資料93枚目、ページ4ー2にある
4ー3 投資効率性の項目
需要24000人キロ/日・km
便益(B)14266億円
費用(C)17277億円
費用便益比 0.8

金沢ー敦賀間の需要24000人キロ/日・kmで、
1日当たりの利用者数は
サンダーバードが19000人、しらさぎが7000人、首都圏方面が2000人
ぐらいだろうか。
(24000の数字はkmあたりなので、利用者数とは完全には一致しない)