私鉄だと鉄道会社の収益の大きな部分を不動産や流通ホテルなど名目上「副業」で叩き出してるから、それらが社内の実績(成果・数字)としての貢献度が高い、というのがある
もはや鉄道部門が本業とは言い難い収益構造になってる
良くも悪くも乗務員や駅員など鉄道の現場というのは【何事もなく安全に無難に】が当然の仕事だから、評価(考課)が「減点方式」にならざるを得ないので、売上の数字が目に見える副業部門と違って成果を出しにくいという現実がある
鉄道部門で成果が見えやすいのは「技術部門」くらいで、「運転部門」の者が出世するなら早く現場を離れて管理部門などで成果を出さないと難しい
現場の社員は上層部や関係省庁の指示・意向を守って業務を全うする一兵卒に過ぎない、というのが実情だね
運転部門の社員はせいぜい管理職までで、早く出世して運転部門を抜けて他の部門で実績を上げたごくわずかの人間が子会社(副業)の取締役くらいまで上がれたら「出世頭」だろうね