福島原発事故は旧自民党の「手抜き対策」が最大の原因!原発の安全装置を撤去した小泉政権!福島原発の安全対策を怠った安倍首相!

自民党の議員たちは福島原発事故が菅直人によって引き起こされたかのように宣伝していますが、
安全対策を怠るどころか、安全装置を撤去して事故の一因を作り出したのは他ならない自民党なのです。
例えば、小泉政権時代に福島原発を始めとする原発の安全装置を撤去していた話は有名です。
「なぜあれほど簡単にメルトダウンしてしまったのか。私は福島第一原発の事故以来、ずっと不思議に思っていました」
こう語るのは佐賀大学元学長の上原春夫氏である。上原氏は福島第一原発の復水器の設計に携わった経験を持つ。
事故後、政府の招きで東電本店を訪れていた上原氏は、ある重大な事実に気がついたという。

「福島原発の設計時には、『蒸気凝縮系機能』という最後の砦となる冷却システムが存在していました。
それはどうなったのかと東電に聞くと、『ない』というのです]「・・・蒸気凝縮系機能は、電源がなくても作動する。
ある意味、震災などの非常時にはいちばん大事な役割を果たすはずだった冷却システムなのです」 (中略)

私は、地震直後に1号機の「非常用復水器」による炉心冷却ができなかった理由について、地震によるパイプ破損が原因ではないか、
と述べた。さらに、「2・3号機には電気を必要としない蒸気タービン駆動の非常用炉心冷却装置があり、それぞれ約3日間と1.5日間、
炉心に水を注入し続けたというのであるが、それがなぜ機能しなくなり、炉心メルトダウンに至り、水素爆発を起こしたのか、
その原因が明らかにされていない」ことについて疑問を述べた。
 この「蒸気タービン駆動の非常用炉心冷却装置」なるものとは別に「蒸気凝縮系機能という冷却システム」が備わっていた
ようなのであるが、それが、福島第1原発の2〜6号機では、約10億円かけて撤去されていたのである。
(第10回原子力安全委員会資料 H15・2 申請者 勝俣恒久東電社長