スレッドを投稿した者です。荒れていますね…
このスレッドは、政治の議論をしてほしくて投稿したわけではありません。
付随的違憲審査制という制度が人権侵害の法令等を無効にしづらい制度だということを周知させる目的で投稿しました。
5ちゃんねるは、すぐに荒れるし、良識のある者、専門的知識や常識がある者が少ないという認識(自分の専門とする分野の掲示板も内容は低レベルでした)なので普段は5ちゃんねるなど見ないのですが、
憲法改正の議論が国会でもされるようになり、国民の憲法への興味が少しは出てきているだろうと察して、現代的でない違憲審査制というものについて知ってもらいたくて投稿したのです。
聞いた話によると専用のアプリがあって簡単に投稿したり見たりできるんだとか…俺はいまWebブラウザで投稿しています。

上記の投稿内容をやや引用すると、個人主義が重んじられ人権を尊重するという思想(法の支配)では、これを侵害する法令等は、そもそも立法されてはいけないし、
立法された場合はただちに無効にできなければいけないという立憲主義という考え方が近代国家の常識です。
ドイツなどでは、日本より発展しており、人権を侵害するだろう法令等が立法されたら、どこの誰だろうと具体的な事件が起きていなくても、誰も迷惑を被っていなくても、憲法裁判所等に訴えを起こして無効にすることができます。
これを抽象的違憲審査制といいます。

しかし、日本やアメリカが採用している付随的違憲審査制は、具体的な事件が実際に起きて、その当事者にならなければ、法令等に違憲を主張する当事者適格が得られません。
人権侵害の法令等が立法されてしまったら、具体的な事件が起きて、誰かが当事者になって最高裁まで争って、最高裁判事を納得させて違憲の判決を得るまでは、有効に国民に影響を与えます。