P.K.ディック -Pエルドリッチの三つのせ15ん
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遙かプロキシマ星系から、謎の星間実業家パーマー・エルドリッチが新種のドラッグ〈チューZ〉を携えて太陽系に帰還した。
国連によって地球を追われ、過酷な環境下の火星や金星に強制移住させられた人々にとって、ドラッグは必需品だった。
彼らはこぞって〈チューZ〉に飛びつくが、幻影に酔いしれる彼らを待っていたのは、死よりも恐るべき陥穽だった……現実崩壊の恐怖を迫真の筆致で描いた、ディック円熟期の傑作長篇。
前スレ
P.K.ディック - 14
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1445017512/ 創元版持ってるけどお布施&保存用に一冊買っておくかな >>248
いやあきらかに若いだろここの住人
レスの中身ではっきりわかるじゃんか >>254
創元版読んでないから若い→レスの中身が若いに主張変えたのか
中身のどこがかも指摘せずに
老齢のわりに子供みたいなことするんだな? 宇宙の目再読、冷戦時代を背景に内心の自由すら干渉される社会の息苦しさをユーモアと皮肉たっぷり描き出す傑作。もしあなたが他人の価値観により物理法則すらゆがめられるパラレルワールド
(カルト信者、陰謀論者、ビクトリア朝保守、コミュスト、など)に投げ出されたらどう生き延びるかという
シチュエーションも古びていない。
再評価されるべき一冊。 再評価って……読みやすいし面白いし、元々、評価高いよ。 >>258
レスありがとう。昔から評価が高いのは知ってるけど。最近の社会の
事象と重ね合わせたりすると新しい評価も生まれるかと思いまして。 サンリオや創元で出てたディックの文庫本ってプレミアついてるの?? そっかw
実家に置いてたから売れるなら売ってしまおうかとw
・・・大事にとっときます。 サンリオとかが高くなるのは再録されずにそれでしか読めないものがあるからだし
ディックは映画化が多いから、その度に新しく短編集出たりしてそういうのあんまないんだよね 特にサンリオのディック長編は創元からそのまま出てるからね
こっちは絶版物もサンリオ程希少じゃないし図書館なんかにも良くある サンリオのは、カバー絵が好き。
へんなコテコテCGより趣きがあってええわ サンリオ後期の表紙はK・G・ヤナセ画が定番だったな サンリオ、ディック繋がりで
ディックの同級生、ルグィンの天のろくろ読了。
いや、とてもディック的な話で良かった。
良作です KINDLE版の「宇宙の眼」が43%割引になってるんだけど、買うべきかな? KGヤナセ氏、ググっても近況が出てこない。検索の仕方が悪いのかな。
これだけでは芸がないので貼ってみる。
http://www.asahi-net.or.jp/~ns6h-mr/data26to30.html#Anchor120970 >>268
レス番257だけど、買って損しないと思うよ。ストーリーに破綻が
ほとんどないし、ラストもポジティブでさわやか、ディックになじみ
のない方でも満足できるかと。ただコアなファンだとおとなしすぎる
展開に不満を感じるかもね。 >>269
他社では普通に日本語の「柳瀬けいじ」(名前の漢字失念)名義だったから、そっちの名前で描いてるのかも >>271
269ではないけど、サンクス
おれも気になってたんだよね。
なるほど「けいじ」か。
家にあるSFのカバー片っ端から探して漢字を見つけてみるわ。 サンリオはカバーをはずした時のタコの行列が好き
訳がどうこうよりも、紙の劣化がね ダメだああ、「けいじ」がわからん!
そもそもヤナセは柳瀬なのか?
梁瀬、矢名瀬、矢那瀬もあるしなあ >>274
柳瀬じゃなかったかもしれん、すまん(IMEの候補がこれだけだったもんで使ってしまった)
どこで見たんだっけな
サンリオやハヤカワでK・G・ヤナセで出てた頃に、どこかの本で、同じ絵柄の表紙が漢字の「やなせけいじ」になってるのを見たんだ。俺もその時「K・G・=けいじか」と印象に残ったので覚えてる
見つからなかったら、当時のイラストレーター名鑑で探すようかも 頭悪くて中身読めないバカは、内容について議論できないから
表紙のイラストがどうだとか、カバー取った表紙のイラストがどうだ
とかそういう話をするんだよね 自分にとって必要のないものは万人にも必要ないと勘違いするバカ 野田と伊藤典夫はディックとはあまり縁が無かった
伊藤典夫は雑誌掲載時の水蜘蛛計画しか訳していないはず
「僕にはディックが分からない」と言ってたし kindleで50%だからいろいろ買っちゃった。
積ん読がいっぱいあるにもかかわらず。
死ぬまでに読みきれるだろうか。 ハヤカワの黒い表紙版、本棚にまとめて並べると映えるかなと思い
少しずつ買ってたんだけど・・・ 既読のものは後回しにしてたら
「流れよ我が涙」だけ真緑の装丁になってた・・・
これは在庫がはけるまでずっとこのままか?
一冊だけ浮くんだが・・・ >>282
俺の流れよ我が涙は黒だけど?緑になって再販なのか? >>283
そうなんですよ 今日池袋のジュンク堂行ったら2冊とも緑だった
それも表紙背表紙裏表紙全部が真緑 こんな本見たことない
おっしゃるとおり刊行当初は黒表紙だったんです
久しぶりに本屋廻りでもして旧版探すか・・・ それ美しいタイトルなんちゃらとかいうので上から緑の紙被せてあるやつじゃないの 申し訳ない、>>285さんの言うとおり、表紙が二重になってて、上が緑の表紙で
下の表紙はいつもの黒い奴だった
早川書房さん、ゴメン ツイッターが人間以下の表現を禁止にするようだが人間未満もアウトだな。人間以前も怪しい。まだ人間じゃないはオッケー 内容がフェミニストに喧嘩売ってるんだしタイトルくらい良いじゃないの 飯田訳暗闇のスキャナー
ビート風の警官って何だ?と思ったら
beatって管轄区域って意味があるらしい
beat *
7(警官・警備員などの)巡回[パトロール]地区, 持ち場; (新聞記者などの)取材場所, 持ち場
大学教授がこんな翻訳するようじゃ日本の教育はヤバイと思う その飯田って人は誤訳が凄いとの事。
スレとは関係ないが「エクソシスト」の誤訳も酷いらしい……
俺は無学だから原文を自分で訳すことなど到底無理なので、
いつか新訳で再販して欲しいところだ。 戦後すぐぐらいの時期の翻訳推理小説読んだら
「警察の探偵」(刑事のこと)とか「工場の警官」(警備員のこと)とか
訳語の混乱ぶりが凄かったな。
あと80年代頭のわりとなんでもありのファンタジーで
ジャイアントとトロールが両方「巨人」
エルフとレプラコーンとスプライトが全部「妖精」で
読んでる方が混乱する翻訳あった。 それは間違いじゃないよ。乱歩はじめ「警察の探偵」という言葉が使われている
辞書を見ればいい。私立探偵ばかりが探偵という意味ではない 森下一仁をして「文化的犯罪」と言わしめた翻訳だからな
サンリオ版が勝っているのは表紙だけ
基本的には山形訳か浅倉訳を読むべき
どちらが好みかはその人の感性次第 自分で翻訳しないでゼミの大学生に翻訳させたんじゃねえか?と思うくらい酷い detect は検出する、探し出すという意味。
そこから転じて犯罪捜査の現場では「捜査担当」という意味で使われる。
日本じゃ出版社がジャンルとして私立探偵もの、例えばハードボイルド
ものなどを多数導入してるときに即ち探偵となっていった。
名詞は言語の意味から離れて特定のモノ、コトを指すことになりがち
だけど、そうなると日本で変質したのか、英語圏で変質したのか判らない。
翻訳者も辞書にそう書いてあると、ああ、この名詞はこういう意味なのね
と簡単に解釈することが多い。
でも早川も創元もハードボイルドもサスペンスもやってるんだからもう
少し注意してほしかったな。 >>220
>>289
>>301
超熱心に指摘カバーおじさん ものを知らない君たち少年少女が外で恥をかかないように教えてあげてるのに恩知らずな子たちだよ 探偵は本来警察(または軍隊)の仕事だからこそ「私立」探偵って言葉が生まれてるわけだしな
「警察の探偵」は軍事探偵に対応する説明として使われたんだと思うよ 早川とか創元のリスト見ると、翻訳作家も一時期の
ハードボイルドやミステリーの形式化に引っ張られて
いろんな知識が頭に入ってたってのもあると思う。 >>287
あれチョンって書いてバンされたら運営自身が「チョンは人間以下」と認めたつーことになるなw 飯田の誤訳はアレだと思うけど70代でハンターSトンプソンの翻訳出すってどんな人なんだろうな
ディックの小説の翻訳は小さな場所で大騒ぎが最後で80年代のものだしねえ 手当たり次第貼られてるけど他のスレではみんなちゃんとスルーしてるよ… 「逆まわりの世界」って元々ハヤカワが出していたものだから
カバーのデザインを変えればすぐ出せると思うんだけど一向に出ないな マケプレで1円出品だし中古の流通量も多そうだしな
もうちょっと中古価格が高くならないと黒カバーで出ない気が ぶっちゃけ基本アイディアはぶっ飛んでるが凡作>逆まわりの世界
読んだはずだが印象に残っていない ディックが生きてたらトランプとニクソン重ねるのかな >>317
ウンコをケツから食べるシーンがキモ。
ソウガムってなってたけど 少々話題を変えるけど、俺が単なる無知で知らないだけかも
しれないけど、ディックのパロディ小説ありそうでないよね。どこかの器用な作家がディック風のトンデモガジェットをより過剰にぶちこみ、ラストはその奇想天外な投げやりぶりに大爆笑、しかも人間の共感性を高らかに歌い上げる…そんな作品書いてくれないかな。 ドラえもんの「セルフ仮面」はディック的な気がする
藤子FはSFマニアで永久パンが元ネタの話もあるから
何か元ネタがあるのかもしれんが シミュラクラ読み終えた
ディック自身は与えられるもの全部与えたかったみたいなことコメントしてたがなんだかな
使い切れないガジェットは削った方がすっきりするんだろうが
こういう煩雑さが自分の魅力だと開き直ってる訳でもなく真面目に失敗してる感じがディックの面白い所ではあるのか
次はアルファ系衛星の氏族たちを読む 個人的なベストはやはり変種第二号
新ギャラクティカなんか見ても相当な影響が伺える
ラストも衝撃だが更に一捻りあるというのもまさにディックならではって 変種第二号って
テディベア出るやつだっけかなぁ
えらく昔に読んだ記憶 >>328
ピーターウェラー主演で映画になったよね。
B級臭バリバリだったけど >>329
なんでポール・ウェラーがそんな怪しそうな映画に出てんだと思い
検索したら「ホラー映画?」と思ったくらいに覚えてない
やばい >>330
ポールウェラーってthe Jam、スタイルカウンシルにいたロックミュージシャンだろw スクリーマーズね
あれは原作の空気がけっこうある映画だったと思う 映画のブレードランナーってテレビで何度か見てその度につまらんくてチャンネル変えたんだけど
原作の電気羊はどうなの?原作だから当然同じ感じ?
ちなみにディック作品は好きで8作くらい読んでる 電気羊は全然違う物語
ブレは単なるサイバーバンクPV
電気羊はディックの中で三指に入る名作 >>328
思えばアレが第二号とは限らないんだよな
それこそ第六号でも構わないわけで ドンパチがなけりゃつまんないっていう子ども思考の大人はけっこう多いよ 映画化と言えば「にせもの」
あれのラストにも驚いた まさかキーワードがっていうのも上手いんだよな
仕掛人はそこまで読んでいたって感じで >>337
そしたらカプセル型の手動式自動販売機企画第一弾! まぁわりと。
ちょっと変わった感じのを選んでるね。
玉石混交というか「この年で一番それっぽいのはこれだったのかー」的な
そこまでじゃないのも混じってるけど。 21世紀入ってからまともなのオルタードカーボンくらいだろ
そもそもほとんど邦訳されてないし 例のアイドルグループの騒動、運営のあまりの無為無策にアンドロ羊
の設定の一つ、「放射性物質は脳に作用してピンぼけ(スペシャル)にする」が笑いとばせなくなりましたがな。 今更ながらアマゾンプライムで高い城の男視聴始めてみた。
まだ一話だけど、西洋の退廃的な街の風景に日本らしい意匠が散りばめられてるのはビジュアル的に面白いなw 多分5、6年くらい前だったと思うんだけど、どっかの雑談スレかなにかを見てたときに人工知能の話になったんだわ
で、自分の記憶違いでなければスレ内である人が、
ディックの作品でAIが人間を選別し始める話がある、って言ったんだよ
そのときはSF小説はそんなに興味なくて、星を継ぐものと盗まれた街くらいしか読んでなかったから、へえ〜くらいに思っただけなんだが、今日ふとあのときの事を思い出して気になり始めた
この人の作品一回も読んだことないんだが、そういう話ある?
自分の記憶違いで実際は別の作家なのかなぁ・・・
カナ表記してた記憶があるから、海外作家だとは思う >>350
ディック作品には名指しでAI出たことないから、コンピューターかなんかかね
ディックで答えが出なかったら、タイトルが知りたいスレ行ってみては ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています