クトゥルフ/クトゥルー/Cthulhu-61ガーの復活
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クトゥルフ/クトゥルー/Cthulhu神話について語るスレです。
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クトゥルフ/クトゥルー/Cthulhu-ル60=シャイコース
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1512076050/ 御大は何よりも移民を嫌いそうだな
レッドフックが混血の嫌悪感から書いたのはあまりにも有名だし >>898
ペンギンブックス版のラヴクラフト作品集は1冊だけ買ったことがある
おっしゃるとおり、うざいくらい丁寧な注釈を楽しめる本
テキストの正確さでも評価が高いらしいが、正直そっちはよくわからん
とにかく注釈たっぷりだとお得感あるよね(貧乏性の感想) >>901
ヨシ先生の丁寧な注釈たっぷりとかめちゃくちゃ楽しめそうだな
ペンギンブックス版を買うわ、ありがとう >>900
晩年のラヴクラフトと親しく交際していたケネス・スターリングは
"Caverns Measureless To Man"と題する回想記で次のように述べている
「当時プロヴィデンスの人口の20%近くをイタリア系が占めていたはずだが、
イタリア系の住民についてラヴクラフトが少しでも差別的な
発言をしたという記憶は私には一切ない。ラヴクラフトほど平等主義で、
人種的・宗教的属性を気にしない人は他にいないのではないかと思うほどだ」
「レッドフックの恐怖」を書いた頃のラヴクラフトは慣れないニューヨークの暮らしで
精神がすさんでいたが、プロヴィデンスに帰ってからは落ち着きを取り戻し、
人格的に円熟していったということじゃないかと思うね 白人ならHPL御代もいいんでしょ。
有色人種との混血を御代は嫌がっていたの。
それは当時の白人にとっては常識だったけど。 あの当時で白人至上主義的な考えじゃないだけでレアじゃない?
ただし黒人は除くって前置きありきだけど、あらゆる人種は皆素晴らしいものだから純血を維持するべきだ、みたいなこと言ってたでしょ確か 純潔を維持せんがために冒涜的な家族サービスにいそしむのだ
クトゥルフの落とし子「ぱぱおひげいやぁ」 >>906
ラヴクラフトが人種的偏見を完全に捨て去ることはなかっただろうけど
それでも晩年はかなり抑制していたようだね
スターリングが知人から受け取った手紙に黒人へのヘイトスピーチがあり
その手紙をラヴクラフトに見せたら「若さゆえの過ちですね」といわれた
――という話も"Caverns Measureless to Man"に出てくるんだけど
人種主義に関するジェイムズ・F・モートンとの論争でボコボコにされた
自分自身の若い頃をラヴクラフトは思い出していたのかもね C・A・スミスはどうだったんだろう?
作品には、別に化け物がロマンス相手でもいいじゃん、っていうのがあるけど ロバート=E=ハワードはどうだったんだろう?リベラルだったらしいが そういえばスミス作品読んでて人種がどうとかあんまり感じたことない気がする
舞台が砂漠の国とか南洋の島とかだったりするのが多いせいか >>909
チャールズ・R・ソーンダーズが1970年代に幻想文学と人種主義の問題を論じている
本人のサイトで全文が公開されていて、これがなかなか興味深い
http://reindeermotel.com/CHARLES/charles_blog42_dieblackdog.html
黒人であるソーンダーズはラヴクラフト・スミス・ハワードの3人を比較し
ラヴクラフトを単純素朴な差別主義者、ハワードを複雑な人物、
そしてスミスをもっともリベラルだとしている
ただ、これは俺の個人的な感想なんだが
スミスが平等なのは進歩主義や博愛精神よりも
透徹したニヒリズムが理由ではないかという気がする
すべてに等しく価値がないのであれば、白人だけを特別視するのは
欺瞞であり甘えだという美意識の表れであるように感じられるんだよね
そうだとしたらアンブローズ・ビアスの孫弟子にふさわしい態度だと思う
(スミスの師匠はジョージ・スターリングで、スターリングの師匠がビアス) >>910
ラヴクラフト・ハワード往復書簡集を読み返してみた
二人は第二次エチオピア戦争のことで長々と議論している
ラヴクラフト「イタリアの統治によってエチオピアの旧弊が廃され生活水準が向上するなら良いことでは?」
ハワード「だからって戦争するんですか。無辜の民を殺していいはずがないでしょう」
大体こんな感じ
先進的な白人がアフリカを善導するという考えにハワードは反発しており
なるほどリベラルといわれるわけだと思った
そんなハワードも日系移民のことは強く嫌ってたんだよね…… スミスは土星の扉て異世界の人間に似た生き物のメスがいるから我慢すれば性的に困ることはなかった、というような一文があるから区別というより>>917の通りどうでも良かったんだと感じる。
1900年代は世界的に黄禍論が広まってたから日本人含むアジア系に対する危機感や嫌悪感は当時のアメリカ人なら多少はあって当然だと思う。
アメリカ文学は人種差別、アカ狩り、ベトナム戦争など当時の文化や時代背景を知らないと理解できないものが多い >>910
ハワードにマーベル映画を見せたらどう反応するんだろう >>916
ポップコーンバスケット片手にお楽しみになるのではw? ケネス・グラントに詳しい人とかいる?
アレイスターとクトゥルフ作品を関連づけようとした魔術師
気になるんだけどどこから調べればいいのかすら皆目見当がつかない >>918
ケネス・グラントの伝記が読みたいってこと? それはちょっと俺の手に負えないが
グラントとクトゥルー神話の関わりについて知りたいのであれば
ダニエル・ハームズのThe Necronomicon Filesなんかどうかな
ネクロノミコン全般について論じた本なんだが、グラント関連の話題も豊富
巻末の索引によればグラントへの言及が20回ある ガンジーですら人種差別主義者だったからね
人種についての価値観は現代とは根本的に異なってる 仏陀だって女性は穢れた汚らしい生物だから男化させて成仏しろと言ってる説もあるくらいだからな いや、あれはなんだ!
そんなはずがない!
わたしが、偉大なるダゴンの子らの眷族だったなんて信じはしない!
だが、懐かしいあの感じは…
いあ!いあ!いあ!ハスター!
クトゥルフフタグン!
準備が整い次第今すぐにでも、わたしは博之を引き連れて、永遠の幸福と満足感に包まれた偉大なる母ハイドラの座す国へと帰るつもりだ。 >>923
そこでハスターが出てくるのは不自然では? >>922
ロバート=E=ハワードがフリッツ・ライバーの小説を読んだらどんな感想を言うんだろう特にファファード&グレイマウザーというファンタジー小説 >>925
たぶん普通に褒めたんじゃないかな
ダーレスの作品も褒めてるくらいだし つまりラヴクラフトの友達なら誰でも褒めたんじゃないかと思ったんだが
ハワードに褒めてもらえなかったやつが一人いた
http://users.rcn.com/shogan/howard/letters/rehlet9.htm
ハワードがウィアードテイルズの1936年5月号を読んだときの感想
「ダーレス君の"Lesandro's Familiar"は良かったですけど
ほかの小説は取り柄がありませんでしたね」
その号にはロバート・ブロックの「無貌の神」も載ったんだが
そうか取り柄がないか…… >>928
お互い様ではあるんだよね
なおThe Lost Blochという作品集の第2巻に収録されているインタビューで
ブロックはコナンdisの件を「あれはプロデビューする前のことで若気の至りだった」と言い訳している ちなみにラヴクラフトもウィアードテイルズの1935年9月号を
「スミスの『ヴルトゥーム』以外は読む価値なし」と斬って捨ててるんだけど
この号には「星から訪れたもの」が収録されてるんだよね
読む価値がないのかよ!
この発言の出典は1935年10月6日付のダーレス宛書簡なんだけど
アーカムハウスのラヴクラフト書簡集には収録されていない
ブロックが知って傷つかないようにダーレスが配慮したのかねえ >>925
ハワードの身長は180cmでライバーの身長は190cmぐらいなんだよな クトゥルフ作家天下一武道会ひらいたらハワードが余裕で優勝しそう >>932
しかしハワード本人にいわせると最強はヘンリー・S・ホワイトヘッドらしい
大の男が数人がかりで押さなければ動かない家具をホワイトヘッドは片手で
持ち上げることができたとか、プレイングカードの束を指でちぎったとか、
花山薫みたいな逸話をハワードは1933年3月6日付のラヴクラフト宛書簡で紹介している
まあホワイトヘッドがクトゥルー神話作家であるかは微妙なところか
彼の小説で神話作品に該当するのって「挫傷」くらい? レイピアを使うライバーは剣を使うハワードに勝てそうだな ロバート・バーロウは射撃の名手だとラヴクラフトが褒めている
またダーレスやライバーはフェンシングを能くしたという
意外と戦闘能力が高そうなラヴクラフト・サークル 青心社の暗黒神話体系 クトゥルーシリーズってなんで<10>と<12>だけ絶版状態なんですか? ドナルド・ワンドレイは二次大戦中は上級曹長としてパットン将軍麾下の第3軍にいたという
ラムレイも実戦経験こそないものの政情不安定な地域で勤務してたから鍛えられていそう
もっとも西ベルリンでは暇すぎて小説を書きアーカムハウスに送りつけたりしていたわけだが 宇宙からの色の映画化がまた決まって、これで5回目
すごい人気作 >>941
身長差とフェシングで戦う分ライバーの圧勝だと思う >>945
ライバーの身長は190cmを超えてるけど体重は70kgなかったそうだから
肉弾戦になると不利じゃないかと思う ちなみにラヴクラフト&バーロウの「新世紀前夜の決戦」はロバート・E・ハワードと
バーナード・オースティン・ドワイヤーがボクシングで対決するという掌編だが
この話を読んだハワードの感想は
「ドワイヤーのほうが遙かに立派な体格をしているので実際に戦えば僕が不利です
僕は身長は6フィートに少し足りず体重は210ポンドに過ぎませんが
ドワイヤーはずっと大きいのです」
なお6フィート210ポンドは180センチ95キログラムに相当する
ドワイヤーという人のことは俺もほとんど知らないんだが
宇宙的感覚を理解する数少ない一人であるとラヴクラフトから評価されているね ラヴクラフトの愉快な仲間たちと身長・体重が一致する著名人を探してみたことがあるんだが
ダーレス=三沢光晴
スミス=天本英世
となった ダーレス意外と強そう。もっとこう、お腹たるんできてるイメージだった。 >>950
>スミス=天本英世
あー、これやばいなw
勝てる気がしない… >>958
ダーレスの身長はコリン・ウィルソンの"A Touch of Tragedy"を
体重はサム・モスコウィッツの"Derleth's Lament to Love"を参考にした
それぞれReturn to Derlethの1巻と2巻に収録されている
スミスの身長と体重は1937年9月27日付のヴァージル・フィンレイ宛書簡
(アーカムハウスから刊行されたSelected Letters of Clark Ashton Smithに収録されている)
におけるスミス本人の申告に基づいている 壮年スミスダンディで死神博士の格好似合いそうでワロタw >>960
なかなか難しい問題だ
ラヴクラフトが書いたハワードの追悼文はファンタジーマガジンの1936年9月号に掲載されたが、そこでは
「ハワード氏は政治的にはリベラルであり、あらゆる社会的不正を痛烈に批判する人だった」
と述べられている
したがって少なくともラヴクラフトの見解ではハワードはリベラルだった
ラヴクラフトのいう「リベラル」は今日的な意味でのリベラルとどこまで同じものなのか
(あるいは、どれほど異なっているのか)という問題はあるだろうけどね
ただ最初に述べたように、これは追悼文だ
つまり基本的に悪いことは書かれていない
若い頃は保守派を自任していたラヴクラフトだが
最晩年の彼にとって「リベラル」は肯定的な意味を持つ言葉だった
そして社会的な不公正を憎む気持ちをラヴクラフトとハワードは共有していたといってよいだろう
長文の上に結論が出ていなくて済まん 「君主制支持とか宗教原理主義でなければリベラル」な時代もあったみたいね >>960
ハワードは「女性は悪友です」と手紙に書いてたりする アメリカ人のリベラルは今も昔も堅苦しくて融通の利かないイメージ ハワードの女性観といえば"The Shadow of the Vulture"は未だに邦訳がないんだっけ
クトゥルー神話と関係なければハワードですら注目されないなんてのは哀しいな ハワードは恋人に「近い将来に暴力描写がある作品が氾濫するだろう」と語ったりもする ラヴクラフト ソニア・グリーンと結婚するも離婚
ダーレス マーシャ・リー・マスターズとの婚約は破談、サンドラ・ウィンターズとは6年で離婚
ハワード ノーヴェリン・プライス・エリスとの関係が進展しないまま自殺
スミス 60歳を過ぎてからキャロル・ドーマンと結婚し、穏やかな老後を送る
結婚生活はスミスが一番うまくいったようだ スミスって婦人に人気あったようだし変人なのにリア充っぽい変人 >>960
ハワードは今のアメリカ大統領を見て何て言うんだろうな 社長が大統領になってるなんて時代が変わったな、とか 小学生が社長してた時代も経ているし。
ローティーンが主役のクトゥルフ神話作品は何があったかな。
「無人の家で発見された手記」と、山本弘の「ラプラスの魔外伝 死のゲーム」
ぐらいしか読んだ記憶がない。
しのらさとしの「深きものども」は中学生だったか高校生だったか。 >>976
キム・ニューマンの「少年探偵リチャード・リドル〈フランス密偵事件〉」がある
あれはおもしろかった リング見てたらバースディの設定がダンウィッチ似てると思ったけど実際にオマージュなんだね
あと閉ざされた部屋の映画も真似たらしいんだけど、これは見てないから分からなかった >>616見て調べて再録を入手した
「クトゥルー神話の本」エソテリカ別冊
戦前でなく戦後だったね、カストリ雑誌に掲載されていたという「インスマウスの半魚人」
挿絵いいねこれ陰鬱な感じが出てて
昭和50年代あたりまでならこんな感じの絵が描ける人がまだいたと思う
例のオットセイの横山まさみちがディクスン・カーの児童向け挿絵を描いたのが
1973年出版であるけど、一部ラノベにあるような1ページ漫画っぽい構成ではあるものの
全体的には不気味さが漂ってて印象的だったっけ >>983
わかるな、閉塞感というか欝屈した感じ
寺山修司の作った世界観と近いと思うわ
だからこそ、異国の話なのに一定の日本人に愛されてるのかもしれないとも思う しかし「ネタバレタイトルに改変」って御大激おこ案件では… 突然ですが、貴公達的にはスプラトゥーンなどは如何な視点でご覧になっておられますか? あるいは旧神と旧支配者の(650年くらい前の)ドンパチを目撃してるのかも。 テンプレ貼っときました
最初NGワードで規制されたんだけど
AMAZONという語がダメという情報があったので
その行を抜いたら書き込めたっす スレ立て乙
特に問題ないようなのでリンク貼っておく
クトゥルフ/クトゥルー/Cthulhu-62ガーの復活
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1582115609/ 名状しがたい御大
https://twitter.com/BunAl_PR/status/1232135727103655936
【DMM】文豪とアルケミスト_館報@BunAl_PR
【新たな文豪情報 ハワード・P・ラヴクラフト】
コズミック・ホラーという唯一無二の分野を開拓した作家。
アイスクリームなどジャンクな物が好き。
「壺、こと? 確かなこと、言う、不可能です、恐らく、太古、降臨した、と考えます」(CV:村上聡)
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