ワタシは「平井和正氏を偲ぶ会」に出席しました。しかし、ワタシはそのことについて、一切口外しませんでした。
何者でもない一介の読者に過ぎないワタシが、この機会に恵まれたのは、ひとえにX氏とH氏の厚意、尽力により、その幸運に浴したに過ぎません。
X氏やH氏との知遇を除けば、ワタシと何ら変わることのないほかの読者の気持ちを思えば、なんだか申し訳ないなという思いはあります。
ゆえに、それを吹聴するような真似は控えておりました。
あれほどのトピックに自らその現場に立ち会いながら、そのことを口にしないでいるのは、それなりの理由があるのです。