小松左京スレ 第19 何事にも終わりはある、問題は…
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
ここは、『果しなき流れの果に』『復活の日』『日本沈没』「くだんのはは」「神への長い道」など
数々の作品を著わし、日本SF史に不滅の足跡を残した作家、小松左京(1931-2011)のスレです。
■前スレ
小松左京スレ 第18 パンデミック真っ最中
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1585934308/ なんだかな、こんなとこにもジェンダー被れのポリコレ棒大好き人間が出てきたんか? あの状況で南極越冬隊員達には正しく人類存続の使命を負わされてるわけで
現実にああいう状況が発生したとなったら、あれ以外の選択肢はありえんだろ
それと、こちらニッポンでは、似たような状況において雑婚を否定した状況も描いてる >>824
>あの状況で南極越冬隊員達には正しく人類存続の使命を負わされてるわけで
>820のリンク先で西田藍もそれ(極限状況ゆえに計画的に交配せねばならない)は否定してないよ。
ただ、そこで具体的な手法として作中ではどうやら人工授精等を最初から選択肢に入れず
生セックスしか想定してなさそうなのがどうしても抵抗があるらしい。
母体の安全が、とかせっかく専門家も設備も比較的期待できる環境なのに、とかいろいろ書いてるけど、
根本的には、妊娠して母親になるのはやぶさかではないけど不特定の相手とセックスさせられるのは絶対に嫌だ、
という生理的な拒否感らしい。 現在は、(マウスで)iPS細胞から卵子を作り精子と受精させて子供を産ませるところまで成功しているらしい
iPS細胞で卵子・精子を作る「究極の不妊治療」は実現できるのか?
https://www.businessinsider.jp/post-228197 現在ではね。
1960年代から70年代に移ろうという時代の南極で人工授精に資源や知性、その他諸々をどれほどさけたのやら? こういう人ネパールの一妻多夫制とか知ったら想像だけで死ぬんじゃなかろうか ネパールはどうか知らんが、そんなにアレなら、今からでも中東の王族にでも文句言いに行けばイイのに。 ついでにその教義と教祖を罵ればいいな。
死刑宣告が下るけどw 原作だと「マスでもかいてろ」のオチが印象的でその手の問題がどういう扱いだったかよく覚えてない
というのも初読当時はまだお子ちゃまでそのセリフの意味が分からなかったし
わかったらわかったで何で隠語覚えたての中学生みたいなセリフで落としたんだろうと思うしで >>825
SFだからね、南極基地のシーンで少ない女性を半強制的にセックス&出産の道具にする
というのには自分も(男の性欲からでた詭弁みたいな)違和感を覚えた
愚かな人類など、べつに滅んでもかまわないわけだしね
あの状況の中では、むりに子孫を残す必要はないという意見があってもいい なんだかな、人類が滅びてゆくその過程の最中で『愚かな人類はァ』なんて中2全開のセリフを吐けるようなヤツいるんかね?
だってそんな事を言ってる自分も、明日死ぬか今日死ぬかの瀬戸際なんだぜ? 「復活の日」のその場面はあまりセクシャルな感じを受けなかったな。
出陣前の若者へのご褒美という戦争時のイメージも確かにあったけど
それよりも純粋な労りというか母性愛というかそういうのを感じて
ラストの再開が胸に迫るものになった。
今の価値観に合わないと言われると確かにそうなんだろうけど。 >>831
「女性側からはそれでもいいと申し出があったがそうもいかない」の一行を免罪符にそこは棚上げにしてる感があるな うん、自分は人類が滅びても仕方ないというふうに考えている
人類がここまで来れたのも、半ば悪運が強かったからだというふうにしか見ていない
自分が生まれた時代、国、性別(男)というのも、ある意味運が良かったからこうしてやってこられた
そういう意味では、リスクの大きさが理解できるから、もう一度生まれ変わりたいとは思わないなw まあ、会った事もない人が死に際になにを思いなにを考えるかなんてのは、
オレにはわからんけど、死んでもいいなんてのはあまり信じられないな。
ま、オレはまだ死にたくないし、周囲の人間に死んでもらいたくもない。それを広げて考えたら人類にだってまだまだ滅んでもらっちゃ困る。
ましてや復活の日の状況下ならば 多分本気で生きるか死ぬかの病気や怪我をしてなかったんだな
そして周りにもおそらく不業の死に至った人が居ない
俺は一度命拾ったから簡単に人生や社会を捨てる奴の気が知れない 経済的困窮や病苦から追い込まれて、自死を選ぶ人の苦痛やら絶望を考えても、ま、ぶっちゃけ、
普通に生きてられるのって本当に幸せだなぁ、と思える程度に年は取ったwww 自分が想像する一番いやな状況というのは、自分が生きるために誰かを殺すか見殺しにしなければ
いけないという事態なんだけど、そういう場面に遭遇しなかった点にはホッとしている
これから先、そういう場面は絶対ないとは言い切れないけどね
あと、リアルに小松左京を読んでいた世代なら、末期がんの親の介護なども現実の問題だよね なるほどそう言われると「復活の日」というのはまだ
個人主義よりも全体主義に重きを置かれる時代の作品だったのかも。
リアルに小松左京を読んできた人たちって末期がんかどうかはともかく
親の看取りを済ませてきた世代で読んだ当時とはまた別の感慨を持って
作品を再読してるんだろうな。
なんか「日本沈没」とか読み返したくなってきた。 >>842
個人主義より全体主義?
なにを言ってるのかわからんな。 あの極限の状況だと女性は子孫繁栄を本能的に感じて子供を産みまくりたくなる可能性も無くはないと思う >>843
ウ〜ン、うまくは言えないけど復活の日のイルマは個人の意志というより
社会の必要からやってきてるわけでしょう。
で、そういう描かれ方が割と自然に受け入れられるような社会背景が
まだ残ってたと。あの場面はちょっと「濹東綺譚」を思わせるような
雰囲気があって好きなんだけど現代的には受け入れがたいんだろうなと。 >>845
そもそもあの時代だってそんなのは受け入れられないよ、1960年代をなんだと思ってんの?www
復活の日の舞台背景は人類の99%が死に絶えてしまった究極の緊急事態下だっての。 >>833
いや、やっぱり人類を存続させたいと思うよ
当然「何もせんほうがええ」という意見はあったろうが、ごくわずかだろう >>847
仮にそういう意見があったとしても、そりゃ未来に対する絶望感からだと思うけどね。
そもそも、周りがバタバタ死んでゆく状況下、自分も39度の高熱に浮かされながら『フッ、愚かな人類が…』
とか言えるか?目の前に転がっているのは自分の家族か友人の死体、って惨状を目の前にしてだぜ? そんな状況なら、普通どう考えても、まったく無気力に死を迎えるか、腐ってゆく死体を前にして恐怖に慄きながら、自らもゆっくり…ってなんじゃないのかね?
あ〜、考えるだけで嫌だわ、そんなの。 >>827
「復活の日」の時代設定は現代じゃなくて微妙に近未来だから。
執筆・出版当時にはまだ実現していなかったガジェットも作中にはいくつか登場している。
その上で、人工授精という選択肢を登場させなかった(もしかしたら思いつきもしなかった)
小松左京の限界が指摘されてるんでしょ。
女性にとって不特定多数とのセックスを強要されるという状況がどれほどおぞましいものであって、
可能性を考える事すらうとましい、現実には絶対に直面したくない状況だという一般的な感覚に寄り添う形で
架空テクノロジーのアイデアを発想できなかった小松左京の限界が。 >>850
>南緯六十二度──そこが大気と水中との境界線であり、人類史における一九六〇年代と一九七〇年代の境い目であった。
いつの時代から見ての近未来なの? アメリカじゃキャンセルカルチャーなんてのが流行っているとは聞くが、そんなもんまかり通るわきゃねえってよwww >>851
「復活の日」が執筆・出版されていた当時(1964年に書き下ろし刊行)から見て。
というか、年代設定が同時代か近未来かとはかかわりなく、
ささやかにしても近未来的ガジェットがいくつか実現しているという設定の作品世界なのだから、
ストーリー展開のそれなりに重要な部分を左右したはずのガジェットをなぜ出さなかったのか、
という点は当然考察と批判の対象たりうる。 ただの後出しジャンケンがなにを偉そうに言ってんだ? >>854
古典だろうが過去の名作だろうが、作品の評価は常に今この現在において行われているものだ。
現在においてその作品がどのような価値あるいは問題点を有するかを指摘するのは、
断じて「後出しジャンケン」などではない。 他人様が60年近く昔に書いたものを、あの時とは全く違う環境の中にいる我々が、こんなんできただの、こうするべきだった、だのとは厚かましくもよく言えたもんだ。
だったら今すぐ60年先の批評にも耐えうる素晴らしい常識論で飾ったSF小説を、あんたが書いて出版してみりゃいい。 掲載誌の性格からいってサービスシーンも入れるてことだったかもな
時代的にも
しかし日本人の国民性てそうそう変化してないような気がする 国民性云々の話じゃなかろ?
>>855
が言ってる事は、ただのポリコレ棒だよ。 >>856
個人の感想くらいお前ごときが泣こうが喚こうがこれまでもこれからも誰も彼もが勝手に言うんだよ。お前にそれを止めることはできない。
だからまぁ、おまえも心行くまで泣いたり喚いたりすればいい。それもまたやはり誰にも止められない。
その無様さをネット掲示板やSNSで公開するからには、それが嘲笑されるのもまた止められないがな!
>>857
『復活の日』は雑誌連載されたんじゃなくて単行本書下ろしの形で早川書房・日本SFシリーズの一冊として刊行された。 というか、>>856はつまるところ「作品を批判することそれ自体が害悪だ」と主張しているわけだからな。
どんな愚論を主張するのも個人の自由だとはいえ、明らかに誤った主張にはその都度反駁が行われるべきだ。 >>860
主張だ?小松左京の小説になに言ってんだ、バカなのか? 社会の変化によって過去の作品が批判されるというのは普通のことだし、それを口封じすることはできない
そういう意味では、小説の評価というのは時代によっても様々に変化してくるもの、と言うしかない
時代を超えて長く読み継がれる小説には、古い価値観や常識に囚われないものも多いし、また作品自体に
魅力や底力があれば、いくら批判を受けても社会の変化を乗り越えることができる
南極基地で人類の子孫を残すという発想には、当時の流行みたいなものに流されたような違和感を覚えた
映画「地球最後の日」、手塚治虫「火の鳥」など、破滅を逃れ子孫を未来に託すという展開は、一種当時の
流行みたいなところがあったように思う
いずれにしても、小説を読む楽しさには、そうしたもろもろを考えたり想像したりすることも含まれている 明治の文豪作品には噛みつかないが「低俗」とされるSFには噛み付く所
お察しなんだよな 明治の文豪? 森鴎外、夏目漱石、島崎藤村、泉鏡花の小説くらいは読まれているかもしれないけど、
幸田露伴、国木田独歩、二葉亭四迷、樋口一葉あたりになると、読む人はグッと減るように思う
そもそも、文体が難しいし文庫で読める作品も限られる
そうしたこともあり、上の作家たちの作品に噛みつけるほど読み込んでいる人は少ないんじゃないかな?
一方、谷崎潤一郎や芥川龍之介など、大正文学の作家には自分にも突っ込める点が色々とある
芥川の「女体」など、読んでくだらねぇ〜と笑ってしまったし、某掲示板で「妖婆」を人に勧めたら、そんな
駄作を人に紹介するなと文句を言われたこともある >>863
「明治の文豪作品」は「噛みつか」れていないと思い込んでいるあんたの視野が狭いだけだよ。
現在にまで読み継がれている名作は当然ながら批評の対象でもあり、批評である以上その内容が賞賛ばかりであるはずはない。
論文誌「国語と国文学」「国文学・解釈と鑑賞」あたりのバックナンバーを読んでみればよい。 >>862
うーん あくまでも俺個人の勝手な感想ですが
当時の流行とかでもなく
どんな時代でも、絶滅しそうな状況で
せめて子供を増やそうとする発想になると思いますが? すみません 文章がおかしい
絶滅しそうな状況「なら」でした。 今「源氏物語」が出版されてたら大問題だわな
いや、ラノベエロ小説扱いか >>850
人工授精て そんなもの南極で、できるとはとても思えない
産婦人科医もいるのかよ >>870
南極の領土権を主張する一環として基地で分娩を行わせた国は実在する。
また、原作小説だと各国の南極越冬隊の人員合計は1万人を越えてるという設定なので、
特に大国の基地では本国の最良の施設と同等の先端医療が期待できると思われる。 >>871
先端医療たって、限られた人しかいない南極には必要な施設と人材しか配置しないだろう
普通の分娩ができれば御の字で、生殖医療に投資する必要もモチベーションもないだろうな
乳幼児向けの医薬品もないと思うぞ >>871
というか、十分な医学生物学研究設備があったからこそラトゥール博士がMM-88のワクチンを作れたわけなので。 >>872
だから、人口が1万もあればそれはもう普通のコミュニティであって、
通常のコミュニティに期待される福利厚生は当然あるはずだし、
特に(医学生物学を含む)高度専門家が人工の大半を占めるという特殊条件を鑑みれば、
高度な先端医療が存在するのはおかしなことではない、ということなんだが。 >>872
そういう必要な機材を南極に揃えていなかった小松左京の思想や科学的な知識や想像力が駄目だと言いたいんじゃないか?
ホント、後からだったらどんな事でも好き勝手に言えるもんだよ、後からだったらな。 >>874
なら今の南極には人口受精のあんのか?あれから60年近く経ってんだ、なきゃおかしいよな?
て言うか、1970年代初頭の南極にそんな設備があったがどうか確認してから言ってんのか? ヴォネガットの「猫のゆりかご」だと、世界が破滅し生き残ったカップルの男性が女性の体を求めると
こんな世界でなぜ子供を作るようなことをするの! と彼女から拒まれるシーンがあるよね
あと人工授精の歴史はけっこう長くて、初期のものは先の長いスポイトみたいなもので男性の精液を
女性の生殖器の奥に注入するというシンプルなものだった で、繰り返すけど、原作記述から合理的に類推できる範囲内で設定として十分に成立可能なはずだったにもかかわらず、
作中の描写やガジェット設定が女性を保護する方向では組み立てられていないのはなぜか、
そこに作者の何らかの限界があったのではないか、ということだ。
>>875
「後から言う」ことは不当ではない、というのは>855 >860 >862 >866 などで繰り返し指摘されている通り。
あんたも随分頑迷固陋だな。何がそんなに不満なんだ。
>>876
人口1万人というのも人工授精くらい期待できるというのも、もちろん『復活の日』作中の話であって現実の南極の話ではないんだが、
あなた、本当に大丈夫? >>878
もう1回言うぞ?
今の南極大陸で人口受精が出来る設備が整っているのか?
さらに言えば、1970年代初頭の南極でそれほどの施設や設備があったのか?
それをちゃんと確認してから2020年代の今になって常識論ぶってんだろうな?
もっと付け足せば、人類滅亡の縁に立たされた一万人前後の人間が
そういった事にエネルギーを費やせるとかマジメに思ってるのか?
姑息に話をずらしてんじゃねーよ。 空想と現実の区別のつかないキ●ガイが紛れているようだ。 >>879
一見南極と関係なさそうなアラスカの地震予知研究ができる程度には余裕があるんだから
緊急課題である生殖技術にエネルギーを割り振れないってことはないんじゃないの
人工授精技術があれば、生存している一万人分の男性の精子を凍結保存することで
貴重な遺伝子を将来に活かすことができるかもしれないし
体外受精となると難しいかもしれないけれど、>>877にあるような形での人工授精なら
他の目的で持ってきた医療設備、実験設備を転用できそう
SF的な設定にするなら、南極生まれの子供を増やすことで何らかの利権を得ようとした国が
そうした技術者や設備を持ち込んでいた、なんてのでもいいかな 違うだろ?小松左京の小説の中で語られてる『主張』についてイチャモンつけたいんだろ?
だったらできたかどうか?できたかも?だなんて曖昧な事を言ってないで、当時の科学力で出来たか?って事に明確に答えろよ。
小松左京はあの時代ですら、そこいらじゅうの書籍や文献、色々な科学的な知見を集めて一冊の本にした。
お前さんがそれを60年経った今になって『あれはさぁ』なんてしたり顔で言うんなら、同じくらいやってからもの抜かせ。 現実世界ではちょうど米ソ冷戦の真っただ中で、いつ全面核戦争が勃発しても
おかしくない状況。
そんな事態に備えて各国が南極に各種人材を集めて(平たく言えば疎開)
いても不思議でない。
南極条約が失効したとき即座に領土を主張する目的で、大きくて恒久的な街を
作って既成事実化することも考えるだろうし。
世界線が少しずれていたらあり得た世界じゃないかな? 人工授精の技術自体は19世紀末に存在し、1920年代には精子バンクも
作られていたらしい。
1960年代なら南極でも余裕だろw >>886
だからよ。1970年代初頭の南極にそんな施設があったのか?って聞いてんの?余裕かどうかなんて聞いてねえよ。 ついでに言うなら、そもそも南極にそんな設備があったとしてもなんのためにそこにあるのか?
宇宙ステーションじゃねえんだから。 >>884
だから、少し世界線がズレていたらあり得たと言ってるだろうがw
これだから空想と現実の区別のつかないキ●ガイは・・・ >>889
そんな事を言い出したらなんだって可能だわ、SFじゃなくてご都合主義の駄法螺じゃねえか。
超天才的な頭脳を持った博士が出てきて『こんな事もあろうかと』って言わせりゃ全て解決しちまうんだよ。 >>888
南極条約失効後の領土争いに決まってるだろ。
定住して子孫を残せなければ領土争いで主導権は握れない。
出産の設備があるレベルならば人工授精も難しくないだろうし。
60年代半ばの世界情勢的には、数年後には予想され得る話だ。 そもそも、人工授精ってそんなに難しい技術か?
基礎体温を測って排卵日をはじき出し、精子をスポイトで(以下自粛w)
それとも、顕微授精とかデザイナーベイビーという描写だったっけ? 話を戻すと、仮に南極基地で子孫を残す方策を考えた場合、女性の子宮を借りるのに
ある程度の人権的配慮で選択肢を設けることができるのではないか?
女性側の選択肢としては、以下のものが考えられる
1.受精も出産も拒否
2.自分の選んだ男性の精子提供なら人工授精を受け入れてもいい
3.不特定の男性の精子提供でも人工授精なら受け入れてもいい
4.自分の選んだ男性となら性交渉してもかまわない
5.不特定の男性と性交渉してもかまわない
(上の女性側の条件を考慮すると)男性側の選択肢としては、次のようになる
1.子孫を設けることは拒否
2.相手の女性によっては精子提供してもかまわない
3.要望があればいつでも精子提供してもかまわない
4.相手の女性によっては性交渉してもかまわない
5.どんな女性とでも性交渉してかまわない >>883
当時の現実の科学技術水準は一切関係なく、あくまでそのようなアイデアが発想可能だったかどうかの問題であり、
客観的には十分に可能だったはずにもかかわらず、小松左京が自分の作品中にそのようなアイデアを組み込まなかったのはなぜか、
ということを一貫して問題にしている。 >>813の、山尾悠子ほどの偉才が1980年代から1990年代までの十数年間にわたって作家活動を停止していた原因が、
小松左京のセクハラ・パワハラによるキャリア妨害にあるのではないか、という指摘は、
もし事実なら――あくまでも、もし事実だとしたら、日本SF界の歴史に大きく泥を塗る極めて重大なスキャンダルであって、
是非とも真剣に事実関係を検証せねばならないぞ。 >>896
ここはSF板なんで、セクハラだのパワハラだのを告発したいなら他所でやってくれ。 ヒトの人工授精は、日本でも1948年には既に実施されてる
しかし、そもそも人工授精はヒトの場合、本来は夫婦間の不妊治療として提供されるのが一般的であり、
セックス抜きで妊娠したいとか、夫はいらいないが子供は欲しいとかの、
女性側の要望を叶える目的で行う発想が当時から一般にも小松左京にもあったかどうかは疑問
また、残された約1万の中に女性16人(原作)という極端な男女比率で、人類の存続がかかる状況では、
人工授精の選択はむしろ、自然交配を排した家畜の計画繁殖のごとき様相がより強まってしまう
女性の精神面に配慮できるにかわりに、異性との性交渉の微小な可能性すらも奪い禁じることにもなるため、
大多数を占める男性の不満が暴発する可能性も高くなり、女性だけでなく共同体存続にも危険が増大するだろうな
その選択肢は「復活の日」の人類の存続に対し危険なのだ
仮に、小松左京が人工授精の導入を検討したとしても、女性の取り合いで分裂して殺し合い瓦解するような
ありがちな展開にリアリティが傾き、そちらを書かねばならなくなる方向性は選ばないんじゃないかね
体外受精&人工子宮にまで手を伸ばせば話は違ってくるかもしれないが、時代設定的に却下だろう >>898
>人工授精の選択はむしろ、自然交配を排した家畜の計画繁殖のごとき様相がより強まってしまう
これよね 小説内の女性達が納得してるのに何で利害関係も無いやつが何ゴタゴタ抜かしてんの?
中には文字通り生き残った男性全員に順番に抱かれてもいいって意見言ってる人もいるのに 男に抱かれたくない女性もいるだろうが人類存続の為我慢してる
女を抱きたい男性がほとんどだろうが女性保護の為我慢してマスかいてる
どうしても我慢出来ない男性は女性の意見を聞いた上で考慮する
最終的には女性が優先されてるのに何が不満何だ? >>897
SF業界の問題をSF板で話題にするのは当然でしかないが? 最初のその「告発」とやらのツイッター報告で指摘したが「曖昧にもほどがある」ぞ
文章になっているというならちゃんと出典を示すべきだ
また今の価値観で過去を裁くってのは完全に遡及法案件だし全く無意味だ >>903
どうやらキャンセルカルチャーってのはそういうもんらしい、つまり名前を変えた文革やね。 >>899
確か作中では1万人そこらの生き残りでは
もう種としての人類は絶望的だみたいなことは指摘されてなかったっけ
自然交配だけではどのみち遺伝子プールは枯れてしまうから
もし工学的裏付けを無視してSF的発想だけで人類存続を図るなら
人工授精ではなくクローニングだろう
さらにSF的飛躍が許されるなら物質複製機でもいいんだろうけど
「復活の日」のテーマから大いに離れる 文庫本を引っ張り出してみたら、南極の1万人弱に対して女性は16人だった
人類を維持するにはなかなか厳しい数字だな
南極生まれ第一世代が生殖可能になるまで最低でも15年はこの16人が複数ラウンドこなさないといけない
それでも頑張って産めるのは50人くらいだろう それでもなんとかやってかなきゃいけない、なんのために?
──人類が生きのこるために……
って、これがあの本の主題の全てだろ。 >>904
てか、ガーンズバック以来のSFってボーイズライフみたいなもんだし
「マチョイズムガー」とかなにを今さらみたいな
ウーマンリブで女がマッチョだったころだっけ、
『ダブル三角』とか『宗国屋敷』とか
もう、男は宇宙に逃げるしかないのか、『機械の花嫁』と一緒に >>906
男女が半々…はムリだにしても、せめてその一万人の男女比率が:4:1か5:1くらいの割合だったらなあ
このスレで見たんだっけ、「AKB48とエグザイルくらいの人数がいればなんとかなる」ってのは 何万年前か知らんけど、現生人類の御先祖様も総数1000人くらいに減ったらしいから、
生き残った人類もきっとなんとかしたんじゃなかろうか?物語の終盤に、昔の人に比べると随分楽だ
とは、ド・ラトゥール博士もおっしゃっておられた事だし。
まぁ、ともかく頑張って下さいとしか言いようのない状況なんだけどね。 >>908
いやだから、男もマッチョな女に助けてもらったり守ってもらえばいいんだよ
非力な男が、無理してヒーローぶって、女はオレが守る! という時代ではなくなっていると思う
涼宮ハルヒの作品でも、何か問題が起きた時に一番頼りになるのは長門有希で、読者もそれを
良く理解していて、このシリーズ一番の人気キャラは、ヒロインのハルヒではなく長門なんだよね
進撃の巨人も同様で、男性投票の1位(総合2位)はミカサ、総合の1位はリヴァイなんだけれど、
それは女性の人気が高いためらしい
というわけで、近ごろのラノベや漫画好きの男性たちは、強い女に守ってもらうことに違和感とか
恥とかいう感覚は薄れているし、むしろ、強い女に守ってもらいたいという願望もあるのかもね >>910
1000人分しか遺伝子が残ってない(子孫がいない)だけで、個体数がそこまで減ったわけではない トバカタストロフで人類の遺伝子資源が数千人分まで減ったのは確かだけど、あくまでも現代まで子孫が残ってる人数がそれなので、子孫が途中で絶えた人も含めると少なくともその10倍以上の人口はいたと思われる 復活の日でいうと、一万人の男うち子孫が残せるのは(いろんな倫理を度外視しても)せいぜい百人
後世から見ると、人類はたかだか百人ちょっとから復活したように見えるということ >>911
>>915
そこは、『アダムの裔』で返してほしかった >>906
女神が16人いる宗教の世界観で、荒廃した街を再生していく短編を思いついた
「復活の日」から遥か未来の話 >>905
男女合わせて500人ぐらいいれば遺伝的多様性は確保できるらしいけど、
女性が16人しかいないというのがな・・・
頑張っても次世代は100人ぐらいになるから、遺伝的には問題になる
かもしれんな。
男性1万人分の精子を凍結保存して次世代以降の子種にすればなんとかなるか?
そもそも、なんで女性が16人しかいないんだ?
風紀の問題?? >>919
たしかに16人は少なすぎ100人ぐらいいてもおかしくない レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。