読者は真面目に最初から読んでいき、後半で主人公が認知症と分かる
そこで読者は気付く

ゼミ生だった美女とのきわどい関係、
世話をやいてくれる元教え子、
慕ってくれる飲み屋の若い女性

これらは全て妄想の産物であり、主人公は孤独な独居老人に過ぎなかったと。
かなり怖い小説なんだな