1行ずつ書いてスペースオペラを完成させる第十四部
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せっかくの解析も誰も読む者はなくそのままクズ籠行きになった 解析機関は、誰も読むものがない結果を出力し続けた。 誰もが諦めたその時、プリンターが奇妙な言葉を印刷した「アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク われとともに来たり われとともに滅ぶべし」 グンマー将軍ザンニン「なんだって?もう一度言ってくれ。」 グンマー将軍ザンニンはその言葉を聞くことなく、次の日、奥座敷で脳味噌がトコロテン化しているところを家臣に発見された。 惑星グンマーの大統領ぺキンパは微笑んでいた。「ザンニンは偽物をつかまされ自滅したな。ふふふ。愚かな」 「銀河忍法帖のありかはアンダルシアの犬に隠されている、との確かな情報を掴んでいる」ぺキンパ大統領は、砲台に据えた巨大な光子ガトリング銃を見ながら言った。「光子弾をアンダルシアに撃ち込んで犬を炙り出すのだ」 銀河忍法帖は、野良犬の眼を切り裂いて極小記憶チップを埋め込んだとか、ある男が斬り落とされた腕を義手にする際にそこに隠したとか、噂は数限りなく流布していた。 銀河一の武闘派ぺキンパ大統領自らが銀河忍法帖ゲットに動き始めた! 狂気探偵デミグラスソース>>204はグンマー幕府の依頼で将軍残忍>>220怪死の調査を始めた。 アンダルシアの犬には、様々な噂や伝承が付き纏っていた。そのいくつかは、惑星アンダルシアは魔獣を封じる封印星でそこに人が住み着くようになっただけだという物だった。封印されているのは話によって変わり、×ィンダロスの猟犬、×ビカル家の魔犬、×芝電獣の犬、等と語られている。ここで伏字としているのは余りに冒涜的な言葉であるからである。 魔を封じ込めた稲藁の束を撚り合わせて狗の形を作り、邪を祓う。惑星アンダルシアの民はわらの犬と呼ばれる秘密の儀式を行なっていた。 狂気探偵デミグラスソース>>226は惑星アンダルシアを訪れた。 天国峠の虐殺は、偶像崇拝者を許さない宗教集団、笑う犬の犯行だった。 そして大菩薩峠では今日もなお机竜之助が凶刃を振るい続けている。 笑う犬>>231は脳味噌をトコロテンにする>>220呪法を操ると噂されていた 狂気探偵デミグラスソースは死体置き場で天国峠の死体を確認していた。たしかに脳がトコロテン状になっている。ザンニンと同じ死に方である。つまりザンニン殺しの犯人は笑う犬というこだった。 そのころグンマーでは。突然、多数の宇宙強襲揚陸艦に襲われていた。宇宙大将軍・都督六合諸軍事の手の者による、マイケル・ヴァン・パトリックのクローン狩りである。 「ふむ、これがMVPトルーパー>>207を制御するコントロール装置か」 >>236が宇宙大将軍・都督六合諸軍事最後の言葉だった。MVPトルーパー制御の何らかの情報を得た途端に、宇宙強襲揚陸艦隊の旗艦の大爆発により狂える宇宙大将軍は宇宙の藻屑と散った。果たしてもたらされた制御装置とは何か!?銀河忍法帖との関係は!? デミグラスソースはガルシアの首解析時の謎の言葉“アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク われとともに来たり われとともに滅ぶべし”に辿り着いていた。それは惑星アンダルシアの超古代民族の言葉であった。 古文書によるとその超古代民族には、額に第三の眼があったと云うのである。そしてその言葉が唱えられると、必ず災厄が起きると云う。 MVPトルーパーの自爆クローンが多数紛れ込んでいた宇宙強襲揚陸艦隊の旗艦は一瞬にして火球となり、その他200隻の艦船も7割が被害を受けた。自在にどんな生物種族にでも姿を変えられる自爆クローンは銀河中を震え上がらせていt。 「全滅じゃないけど。全滅じゃないけど…」それでも、3割は無傷だった。 死体置き場を見分していた狂気探偵デミグラスソースの髪が一筋、立った。狂気アンテナが反応したのだ。デミグラスソースは死体の頭に手を突っ込んだ。そして、球体を探し出した。「なるほど、そういうことか。」 デミグラスソースはその球体を自分の額に押し当てた。それは第三の眼になった。「和登・デミグラスソースの名の元に汝に告ぐる。 アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク われとともに来たり われとともに滅ぶべし」 惑星アンダルシアは震え、その大地は裂けた。そこから現れたものは赤く細長い宇宙船だった。それは赤い矢印の様にもプラナリアの様にも見えた。”和登・デミグラスソース。認証、登録終了しました。” 発車ベルの音と共に999は惑星グンマー駅を発車した。 二人はもちろんMVPトルーパーの自爆クローンである。満席の乗客250名すべてが自爆クローンであった。第三の眼、災厄の言葉が揃い999は災厄特急に姿を変え、銀河の破壊に向かう! 「頃合いだな」ぺキンパ大統領は頷いた。それを合図に光子ガトリング砲の攻撃が始まった。砲台に据えられた100基の光子ガトリング砲から光跡を曳いて一斉に光子弾が放たれた。それはまるで惑星グンマーから惑星アンダルシアにつながる美しい光の架け橋にも見えた。 惑星アンダルシアの超古代民族>>239はかつて異能性存体を外宇宙から呼び込み、それが原因で滅んだと伝えられていた。 異能性存体こそ×ィンダロスの猟犬である。赤い宇宙船の発進により半壊していた惑星アンダルシアに無数の光子弾が直撃し×ィンダロスの猟犬を目覚めさせた。猟犬は光子弾の痕跡をたどりグンマーに現れた。そして惑星グンマー上の生物を殺しつくした。 ぺキンパ大統領とその部下たちは機械の体だったため×ィンダロスの猟犬に襲われなかった。 「次の停車駅は~、惑星サイタマー、お降りの方は~忘れ物の無きようにお願い致しま~す」 「サイタマーって、ベースボールストーリコ以外何かある?」 ふとメーテルが言った「停車前に医務室でワクチンを売っておきましょう。次の停車駅ではサイタマラリアという疫病が蔓延しているから。」 「駄目だよメーテル。ワクチンなんか射ったらその場で自爆しちゃうよ」鉄郎は言った。「それにボクたちクローンは疫病にはかからないから大丈夫」 「そうかしら...」その時鉄郎は列車に大菩薩峠で凶刃を奮っているはずの机竜之助>>232が同乗しているのに気づいた。 惑星サイタマーの銀河鉄道駅はサイタマリアノヴェッラ駅という。そこでいくつもの支線が交わる基幹駅である。 250名の自爆クローンたちは何かに操られるように999から次々と支線に乗り換え、各地へ散って行く。自爆クローン一人で半径1kmが焼け野原になるのだ。 机竜之助>>258-259はセントラルラインに乗り換えると御岳神社を目指した 自爆クローンのうち数体にバグが発生して命令に逆らい逃亡した「自爆したくない!死にたくない!」 だが、惑星サイタマーの市街に不用意に逃げたのは良くなかった。ベースボールストーリコの流れ玉に当たってほとんどが死んだ。ベースボールストーリコは現代のハンドベースボールによく似たスポーツである。主な相違点は鉄球を用いて行う事、打者は棒状のもので鉄球を打ち返す事、打者は棒状の物を持って塁まで走り守備側を棒で打ち据えても構わない事である。守備側は打者に打者が打った鉄球をぶつける事で阻止できるといったゲームである。それを、路上で行うのである。 サイタマー人の男性の4人に1人がベースボールストーリコで死に4人に1人が障がい者になった。 メーテルと鉄郎は乗換えせずサイタマー駅を降りホテルへ向かった。 「メーテル、このホテル、外壁がボロボロだよ。戦争でもあったのかな?」 「鉄郎!伏せて!!」その次の瞬間メーテルが吹っ飛んだ 何かのはずみでメーテルの自爆スイッチが入った。鉄郎も誘爆し、大爆発が起きた。大量生産された自爆クローンたちは自爆スイッチが不安定で、何がきっかけで爆発するか判らなかった。 ペキンパ「サイタマーどもめ。我が恨み思いしれ。」
ペキンパが機械の体になったのはベースボールストーリコで鉄球と鉄棒でボコボコにされたからである。
ペキンパは今回のクローン攻撃後にグンマー軍を進行させるつもりであったが、グンマー人は×ィンダロスの猟犬によりほとんどが死んでしまった。
残ったグンマー人は機械の体になった数十人である。 「サイタマーどもにはそこらへんの草でも食わせおけ」ペキンパ大統領は言い放った。 和登・デミグラスソース>>244は宇宙船を郊外の草原に隠すと市街地に向かった デミグラスソースは、ねんのために重装甲パワードスーツを着ていた。 >>270の愚かな4行がこのスレ宇宙に壊滅的な影響を与えることになった。 影響>>277によりサイタマー地下深く眠っていたヴァンパイラ>>276を目覚めさせた ヴァンパイラは手始めにキリキリ・フンバッターとパパ・テクノを墓から蘇らせた! 数十年前にヴァンパイラは駆逐された。ヴァンピレラによって。 サイタマラリア、それに感染すると生きた人間の脳を啜りたくなる奇病である。 >>9そしてその日、ウスターソース朝銀河帝国皇帝ズィマ・ブルー4世は父であるエッグラン8世が遺した武家諸法度の第四次改訂版を紐解いていた。 「---陽子利意顕れし時銀河滅びん。斎珠にその兆あり----」 第三の眼を覚醒させた和登・デミグラスソースは、頭の中に響く>>283の意味を分かりかねていた。しかし今は、ねんを救わねばならない。幼い頃に離ればなれになった双子の妹、ねん。 今日もサイタマー人たちはベースボールストーリコ>>264に興じていた キリキリ・フンバッターとパパ・テクノ「>>270さん、あなたのお陰で華麗に蘇ることが出来ました!ドモアリガットゥ!」 ベースボールストーリコ協会からねんに召集メールが届いた。今から30分以内にプレイしないと鉄球を全方向から撃ち込まれるのだ。ねんは防御服と金属バット、それに防御用生体カートリッジを装着して街へ出た。 ベースボールストーリコ協会員たちはすべてサイタマラリアに冒されていた。生きた人間の代わりにゲームの障害者たちを治療と称して隔離し、脳ミソを啜っていたのだ。 「いつまで待たせるねん」とうとうねんの堪忍袋の緒が切れた 重装甲パワードスーツの和登・デミグラスソースと防御服と金属バットを持ったねんが、遂にベースボールストーリコ協会ビルの前で見つめ合い立っていた!二人でベースボールストーリコ協会をブッ潰すために! その頃惑星サイタマーのマントルコントロールルームに忍び込む二つの影があった。爆発したはずのメーテルと鉄郎である。「あんな危険な遊びに興じるサイタマーの人たちなんかこの星と一緒に消えて仕舞えばいい!」 自爆クローンの中でも最も強力な自爆クローンコンビであるメーテル&テツローは、今しも自爆スイッチである“バルス”を起動しようとしていた! その頃、机竜之助と硯寅之助は、ベースボールストーリコで対決していた。硯「竜よ、そんな刀まがいで俺の球が打てるのか?」机「もちろんだ。我が打鉄剣に撃てぬ球などない。この打鉄剣を恐れぬのなら投げてこい!!」硯「いくぞ、大ビンボールの餌食となれ。」机はやすやすと鉄球を撃ち飛ばした。鉄球は防御服のねんの頭を直撃した。ねんの頭はヘルメットごと潰れ飛び散らかった。 硯「なんと。」机「わははは」机はゆっくりと塁に向かって歩きはじめた。硯のチームメイトの守備者たちは、鉄球の飛んだ方に走っていった。 そこには、怒りに燃える和登・デミグラスソースが待っていた。和登「貴様らが、ねんを殺したのか?」和登・デミグラスソースは守備者たちを殺していった。 「アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク われとともに来たり われとともに滅ぶべし」デミグラスソースの言葉に答え赤い宇宙船はやって来た。「くそサイタマー人どもめ、皆殺しにしてやる。」宇宙船は飛翔し地上に無差別攻撃を仕掛け始めた。 「まって和登!」和登・デミグラスソースに呼びかける声があった。振り向くと死んだはずのねんが立っていた。「私のダメージは防御用生体カートリッジ>>288が受け止めてくれたわ」 「でも足りない.....脳みそが・・・貴女の脳味噌をすすらないと!!」 「ごめんなさい。脳みそをあげるわけにはいかないの」和登は言った。「その代わりこれをあげる」そうして花もを差し出した。 和登・デミグラスソースはねんを冷凍チェンバーに放り込んだ。「少し寝ていなさい」 その頃、サイタマーの地表では水蒸気や熱湯が突然舗装を破り吹き出すという現象が多発していた。惑星サイタマーのほとんどの行政機関は機能が麻痺した。こういうエクスリームな状況でベースボールストーリコを行う事がサイタマーの誇りなのである。 ベースボールストーリコ協会の前でベースボールストーリコを行う机竜之助と硯寅之助の協会の職員たちが現れ始めた。秘球を撃たれくずれ落ちた硯、対してゆっくりと歩きながらベースを踏む机、対照的な二人であった。星ピューマ「机、どうだ1ゲーム」机「死人が出ても知らんぞ」星「いくぞ。机。俺の獅子球を受けてみよ」そういうと伴の構えるミットに向けて投球した。机「甘い」星の投げた鉄球は机の前で真っ二つに切れ落ちた。それを採ろうとする伴。机は後ろから伴を剣で殴った。机「ミネウチだ。」そういうと塁へ向けてやや早く歩き始めた。星は伴のボールの破片を机の後頭ぶめがけてなげた。机は振り返りざまに破片を打ちおとした。 机は塁に向かって走り始めた。ブロックしようと待ち受ける守備陣はロングアイランドをはじめと30人。それを撫で切りにしていく。机「わははは。痛快なり」机が塁に付いたとき熱湯が吹上が机を天高く吹き飛ばした。 その熱湯は鉄郎がカップラーメンを作ろうとして注いだものだった 鉄郎「ID:y1rV4NN6はエクスリームとか採ろうとか後頭ぶとか吹上が机とか訳分かんないよね。あ、メーテルの緑のたぬきもう出来たよ」 メーテル「あら美味しそうね。ID:y1rV4NN6はもともと日本語も酷かったから困ったものね。鉄郎、そこの七味をとってくれるかしら」 「改行タグがないから1行って言うのは無理があるよね」鉄郎はカップヌードルに玉子を割り入れた。「昔はせいぜい書いても50字くらいだったし」 「玉子も美味しそうね。私も月見たぬきにしようかしら」メーテルは蕎麦を啜って微笑んだ。「アレを1行で書くんだからID:y1rV4NN6のモニタは幅が3mくらいはありそうね」 「昔は良かったネ」鉄郎は遠い眼をしてカップヌードルを勢いよく啜り上げた。「あらあら。あなたそんなこと言う歳でもないじゃない」「メーテル。ボクは歳をとらない鉄の身体だよ。アハハハ」 「ほう、月に叢雲、か」そうつぶやいた老人、CV.出渕裕であった。 老人は二人を銀河鉄道955号まで案内した。「貨物増強型臨時編成を施した推進運航便として発車準備は整った。前々スレ銀河までこのペシャメルの宝冠を持っていきなされ、因果は完結する」そして鉄郎とメーテルは前々スレ銀河まで旅立った。だから前スレ、そして今のスレ銀河がある。 物語は、立喰師“ニンニクマシマシ”の紲星あかりhttps://www.nicovideo.jp/watch/sm40983289がクラートゥ>>3の宇宙港に降り立ったところから始まる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています