一年戦争で大損害を受けてからというもの、地球連邦はコロニー落としへの対策を研究していた
83年のデラーズ紛争で落とされたコロニーを破壊するため北米大陸上空で数10発の水爆ミサイルを使用
コロニー落下の衝撃を最小限にしたものの北米の穀倉地域が放射線物質で汚染され食糧生産が不可能になってしまった

「そこで私たちニュータイプ研究所の出番が回ってきたのです」
ノースウッド総司令部には直属のニュータイプ研究所が存在しプタハはそこの研究者である
「私たちはニュータイプとミノフスキー粒子の関係性について調べてきました
 アナハイムから提供されたデータからサイコミュが遠隔操縦以外の現象を起こしていることを把握しています」

ノースウッドはティターンズと対立しているためにニタ研のネットワークから外され
それを機に接近したアナハイムと共同研究を行っていた
カミーユやジュドーの情報はアナハイムから提供されたものである

カミーユの乗るZガンダムからオーラのようなものが噴出している映像が映し出される
Zガンダムのビームサーベルが巨大化して敵のMSを真っ二つにする
「このとき周辺のミノフスキー粒子はZガンダムに集まりビームサーベルに変異したと考えられます」
プタハは時間が惜しいのか結論を急いだ
「私たちはあるレベル以上のニュータイプ能力者はミノフスキー粒子を操れるという結論に達しました
彼らはミノフスキー粒子をビームだけでなく、Iフィールドやミノフスキークラフトに転嫁することもできます」

「待ってほしい」円陣が質問する「それは仮説ではないのか?実証されているのか?」
「実証はされている」アリダが口をはさむ
「サイコミュを使うことでミノフスキー粒子が操ることは出来るのは僕が証明した」
アリダはアナハイムの研究者でエウーゴに出向、何人ものニュータイプがその能力を使えることを把握している

「じゃあ、何をしたいんだ」話の流れで分かっていたが円陣は聞かずにいられない
責任者であるパウルス総司令が口を開いた
「我々はこのニュータイプ理論にすべてをかける。そのためにほぼすべてのニュータイプをダブリンに
集めた。彼らの力をあつめてコロニーを持ち上げるフィールドを形成する」
そしてとどめの言葉を円陣に投げかける
「そして君たちが持ってきたサイコガンダムがそのシステムのコアになるのだ」