宇宙世紀103年のユニコーン

ラプラス動乱後にバナージがビスト財団に所属したことで、財団はマーセナス家とコネクションを維持することができた。
そのことにより動乱後のバッシングを避けることに成功、宇宙世紀100年を過ぎた今でもビスト財団は健在である。
もっとも事実上の連邦の一部として存在しているビスト財団の解体は不可能だったわけだが。

バナージとリディ、彼らは今のニュータイプに限界を感じていた。今の状態ではニュータイプは「ゲダツ」を避けられない。
肉体を維持した状態でニュータイプを極めることが出来ない。その方法を見つけるまでは、今のニュータイプを封印する流れに逆らわない、
筈だった。しかし「ゲダツ」を基にした、新たなニュータイプが出現する。

リディはマーセウス家のコネクションよりオリンポス機構を通してテーセウスガンダムを
バナージは元ビスト技術者の多いエジプシャンからホルスガンダムを地球に派遣するが、
「ゲダツ」ニュータイプの力によって同士討ちに近い状態に追い込まれるとは、彼らはまだ気が付かない。