https://japan.cnet.com/article/35145774/
 「iOS 13」はApple史上で特に不具合の多いリリースの1つだった。
バックグラウンドアプリが予期せず終了してしまうバグなど、複数の不具合に見舞われた。

これまでの問題は、開発者らが社内テスト用のデイリービルドに未完成でバグを含む新機能を詰め込むが、
その結果不安定な状態になり、「リバブルな(Appleの社内用語で『使用可能な』という意味)ビルドが
何日も存在しないままになる場合もあるため、何が動作していて何が動作していないのかをテスターが
実際に把握していない」可能性がある点だという。

「8月の時点で、数週間後に新型『iPhone』に搭載される予定の最初の『iOS 13.0』が、
品質基準を満たしていないことに気づいたAppleのエンジニアらは、
基準を満たす努力はほぼ放棄し、最初のアップデートである『iOS 13.1』の改良に注力することにした。

Appleは、社内ではiOS 13.1を、『iOS 12』に匹敵する品質レベルを満たした
『実質的なパブリックリリース』とみなしている。同社は、iOS 13.0を
自分の端末にインストールするのは筋金入りのAppleファンだけだろうと見込んでいた」