運転手確認なし下車を全面導入 富山ライトレール 2017/10/3
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 富山市などが出資する第三セクターの路面電車、富山ライトレールは15日から、ICカード利用者が運転手のいない後方の扉から下車できる「信用降車」を終日実施する。
路面電車での全面的な実施は全国でも初めてだという。
 ライトレールでは、平日朝のラッシュ時間に限り、運転手が確認することなく後扉のカードリーダーをICカードでタッチすることで下車できたが、これを休日も含めた終日に
広げる。夕方の混雑時の定時運行の維持に加え、高齢者やベビーカー使用者の降車時の移動距離の短縮などの効果を狙う。
 富山市の森雅志市長は「富山市民は公共交通の乗車マナーがいいとアピールでき、市のイメージアップにつながる」と話している。