連休2日目の28日、上越新幹線が停電により約3時間半運転を見合わせました。

新幹線22本が運休、最大で4時間遅れ、旅行者や帰省客など約4万3000人の足を直撃しました。

この停電の原因となったのが湯沢町にある新湯沢変電所の電気系統のトラブルでした。

JR東日本によりますと新湯沢変電所にはバックアップ用も含めて2つの電源がありますが、今回は2つの電源ともに故障。

そこで別の変電所からの送電を試みましたが、電流を切り替える装置も作動しませんでした。

さらにこの切り替え装置も復旧せず…最終的には切り替え装置を介さず直接送電することで停電は解消しました。

新湯沢変電所では停電から一夜明けた29日も、朝からJRの職員などが訪れ電源の復旧作業やトラブルの原因の調査などを行いました。

原因は未だ分かっておらずJRは調査を継続すると説明しています。