JR阿南駅社員が羽ノ浦駅で着服01月21日 12時17分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20200121/8020006676.html
去年、JR阿南駅に勤務していたJR四国の20代の男性社員が定期券を払い戻す
処理を装ってJR羽ノ浦駅の売上金4万円あまりを着服し、先月、諭旨免職となっていたことがわかりました。
羽ノ浦駅では、これまでに2回にわたって別の社員が売上金を着服していてJR四国は再発防止に努めるとしています。
関係者によりますと、阿南駅に勤務していたJR四国の20代の男性社員が、
去年2月から11月にかけて羽ノ浦駅に出向いて働いた際、通学や通勤の定期券を
払い戻す処理を装って4回にわたって、あわせて4万1090円を着服したということです。
この社員は、帳簿の確認を自分が担当する時期に架空の処理を繰り返していて、
先月、別の社員が確認した際に気づき、発覚したということです。
会社の調査に対して社員は着服を認め、動機について「生活費が欲しかった」と話したということです。
社員は着服した全額を返済したということで、JR四国は着服した金額が少額で返済
されたことから先月27日付けで、この社員を諭旨免職としましたが公表していませんでした。
羽ノ浦駅では、平成26年と平成30年にも阿南駅に勤務していた別の社員が売上金
を着服して懲戒免職となっていて、JR四国は、極めて遺憾だとして再発防止に努めるとしています。