JR阿南駅社員が羽ノ浦駅で着服01月21日 11時51分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20200121/8030005656.html
去年、徳島県のJR阿南駅に勤務していたJR四国の20代の男性社員が定期券を払い戻す
処理を装って、JR羽ノ浦駅の売上金4万円あまりを着服し、先月、諭旨免職となって
いたことがわかりました。
羽ノ浦駅では、これまでに2回にわたって別の社員が売上金を着服していて、
JR四国は再発防止に努めるとしています。
関係者によりますと、徳島県の阿南駅に勤務していたJR四国の20代の男性社員が
去年2月から11月にかけて羽ノ浦駅に出向いて働いた際、通学や通勤の定期券を払い
戻す処理を装って4回にわたってあわせて4万1090円を着服したということです。
この社員は、帳簿の確認を自分が担当する時期に架空の処理を繰り返していて、先月、
別の社員が確認した際に気づき、発覚したということです。
会社の調査に対して社員は着服を認め、動機について「生活費が欲しかった」
と話したということです。
社員は着服した全額を返済したということでJR四国は着服した金額が少額で返済
されたことから先月27日付けでこの社員を諭旨免職としましたが公表していませんでした。
羽ノ浦駅では、平成26年と平成30年にも阿南駅に勤務していた別の社員が売上金
を着服して懲戒免職となっていて、JR四国は極めて遺憾だとして再発防止に努めるとしています。