事例1
障害年金と生活保護受給で生活する女性(統合失調症 )は、金銭の自己管理はほとんど初めての状態で単身生活がスタートする。
しばらくは、専門職及び家族の見守りの中で、なんとか管理できていたが、買い物が頻回になり、いつのまにか借金がふくらみ、家賃等も払えなくなる。
引越ししたいが、家賃の滞納があり、払い終わるまで動けないことに強い不満を募らせ、定期的に不穏となる。
日常生活自立支援事業の利用を勧めてみるが、契約する段階になると本人が拒否するということを繰り返している。
自己評価は高く、生活全般に関してきちんとできていると思っている。