俺がこんなに中身が歪むようになったのは
人は見た目じゃないって言葉を子供の頃は純真に信じて、それを美徳として世の中は綺麗だと思って過ごしていたからなんだよ
俺は馬鹿なんだろうな、道徳の教科書とか心のノートに書いてあるようなことを信じるような小学生だった
というか担任が巡り合わせが良かったのか人格者が多かったから尊敬したし、世の中はそういう綺麗なものだと思っていた

まあ当時は人は見た目じゃないって言葉の本意を知らなかったから、他人に何を言われても揺るがない巨木のような自己肯定感を心の中心に据えることができなかったんだろうな