https://gigazine.net/news/20190705-macbook-air-pro-keyboard/
新しいMacBookでは評判が悪かったキーボード設計が見直されるとのリーク

MacBookの2015年モデルから4世代にわたって採用されてきたバタフライ構造キーボードは、
薄くスタイリッシュな反面、ホコリがたまると故障しやすいという問題を抱えており、
過去には集団訴訟にまで発展していました。そんな中、Appleのリーク情報でおなじみの
アナリストのミンチー・クオ氏が、2019年末に発売されるMacBook Airや次世代MacBook Pro
では、キーボードの設計が刷新されると予測しています。

バタフライ構造キーボードとは、キーを4点で支持する構造のキーボードのことで、
キーボードを非常に薄くできるというメリットがある反面、キーボードのすきまに
ホコリがたまると故障しすいという欠点がありました。このため、過去には消費者らが
「MacBook Proのキーボードに不具合がある」として集団訴訟に踏み切ったこともあり、
Appleは不具合を認める形で無償のキーボード修理プログラムを実施していました。

Appleの新製品情報に詳しいアナリストのミンチー・クオ氏はこのバタフライ構造
キーボードについて、「故障しやすく、キーストロークがほとんどないためユーザーにも
不評だった」と指摘。しかも、平均的なキーボードに比べて250〜350%も製造コストが
高いため、無償でのキーボード修理プログラムの実施も相まって、Appleの利益を大きく
圧迫していると分析しています。