σ < 科学は仮設を立て、実験し検証することを積み上げて
 (V)    その過程の妥当性に賛同するものには
  ||     誰にでも理解可能な形に整理する

       数学などの形式科学は、論理的に正しいかどうかだけが問題だ
       データではなく、公理公準が推論の始まりだ
       どんな公理公準を採択するかは歴史的経緯が大きく作用する
       抽象化する前のフィジカルな経験が豊富なほど
       それが公理公準の採択に程よく反映される

       理解可能と言っても
       どんなに明晰に分かりやすく説明されても
       誰でも容易く理解できるとは限らない
       言葉はあくまで言葉なので
       具体的な物象の代替にはなりえない
       再体験して、初めて分かると言うことは非常に多い

       分かり易い言葉で正確に語られれば
       自分はすべてが分かるなんて考えたら
       お花畑の住民に留まるしかないと覚悟すべきだろう