https://www.asahi.com/articles/ASN544T17N52ULZU00F.html

 三菱電機には、サイバー攻撃の兆候が見つかると調査と対策に乗り出す専門のチームが存在する。
「CSIRT(Computer Security Incident Response Team=シーサート)」と呼ばれ、
世界の大手企業や行政機関を中心に即応体制の強化を目的にこうしたチームが相次いでつくられている。

 三菱電機シーサートのメンバーは、ウイルスバスターの開発元である
情報セキュリティー大手トレンドマイクロに不審なファイルを送り、解析を依頼した。

ところが、解析結果は「異常なし」。ファイルの実体は、ウィンドウズに
元々インストールされているコマンド実行プログラム(Powershell.exe)だったというのだ。

 そのプログラムがなぜ、クロームの名前に書き換えられ、本来と異なる場所に存在し、実行されようとしていたのか。

セキュリティー会社が見逃したもの
 「これが正常なわけないだろう!」

 シーサートのメンバーは、トレンド社の見解を受け、独自に調査することを決めた。この判断が、
三菱電機始まって以来という大規模なサイバー攻撃を見つけ出すきっかけにつながった。

【悲報】トレンドマイクロ、三菱電機の不正アクセス時の対応も無能すぎたことが暴露されてしまう
http://blog.livedoor.jp/blackwingcat/archives/1997398.html