【緊急】サバンナのAAください
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,;'゛ i _ 、_ iヽ゛';, お前それサバンナでも同じ事言えんの?
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,;'゛_ ハ、_ 〞ミ
彡 ヽ・〉 〈・ノ ミ
彡〓 ,/ ▼ \ 〓ミ いや密林なんだけどココ…
彡 ミ,__人_彡 ミ
/シ彡 ヽ⌒⌒ / ミ \
|〵. 彡 `"'''゙´ ミ 〳|
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丁 |
| | ●青山さんは処女派━━┳━男性経験0派
┃ ┃
┃ ┗オナニー狂い派
┃
┗真手凛と百合エッチしてるよ派
●青山さんは非処女派━┳━タカヒロとヤってるよ派━━━━━━━━━━━━━━━┳━日頃から溜まってたタカヒロに犯されたよ派
┃ ┃ ┃
┃ ┗ラビットハウスの客ともヤりまくってるよ派 ┗━学生時代からの純愛だよ派
┃
┣━学生時代にチノの祖父にヤられてたよ派
┃
┣━近所の若い子を食ってるよ派
┃
┗━真手凛と百合エッチもしちゃうよ派 『ウルトラマン拉致』
◆文京区
女「あー!遅刻よ、遅刻!何分待たせたと思ってるの?」
男「へへ、悪ぃ悪ぃ。目覚ましが壊れちゃって」
女「嘘ばっかり。まぁいいや、早くLaQua行くわよ」
男「おう」
俺は男 大学二年
俺は至って普通の人間 ある一点を除いて……だが
今日はサークル仲間の女と買い物に行く予定だ ◆対怪獣防衛省
オペレーターA「強大な生体反応を確認!」
オペレーターB「推定到達時間まで……」
眼鏡「来たようだな」
傷の男「ああ……。人類は試される」
ゴゴゴゴ
・
・
・
女「ねぇこの服良くない?」ヒラヒラ
男「おー、いいじゃんいいじゃん」
ピキーン ウルトラマン『!』
男「(どうしたウルトラマン)」
ウルトラマン「(彼女とのデート中に悪いが怪獣だ、もうすぐ現れる)」
男「(何だって!? つーか、彼女じゃねーよ)」
ウルトラマン「(彼女達を早く避難させろ)」
男「(んな事言われても……)」
女「アンタ何ぶつぶつ言ってんのよ?」
男「え"っ、いや別に!」
ウルトラマン『時間がないぞ!』
男「(だーッ、うるせぇな!)」
ゴゴゴゴ
一般人「地震!?」
一般人「うわぁぁ、何だ何だ何だ」
ウルトラマン『遅かったか……!』 ボコーン
怪獣「グルゥゥ……」
女「な、何よアレ!」
男「っ!!」
怪獣「ウガァァァァァァァァァァァァ!!」
街ゆく人々「きゃあああああああ」
「逃げろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」
・・・
「店内のお客様へ、直ちに避難シェルターへの……」
ウルトラマン『こうなってしまっては仕方ない、我々も変身しなくては!』
男「チクショウ! 女、お前は早くシェルターへ避難しろ!」
女「へ!? 男は来ないの!?」
男「俺にはやる事がある!」 ダッ
女「ああ、ちょっと!」 ◆路地裏
ウルトラマン『ここならば変身しても大丈夫だろう』
男「思いっきりビル壊れるけどな」
ウルトラマン『では参るぞ、青年!』
男「変身!」
テレレレレ テレレレレ テテーン
ピカッ
ウルトラマン「ヘェア!」 シュウンシュウン
怪獣「!」
ウルトラマン「ダァ!」 ドスン
怪獣「ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッ」 レポーター「何という事でしょう、またしても怪獣の出現後に赤と白の宇宙人が現れました!」
ウルトラマン「トゥ!」 バコ
怪獣「ギャース!」
レポーター「前例通り宇宙人は怪獣へ攻撃を仕掛けています」
ウルトラマン「ヘェアーー!」
怪獣「ゴァァァァァ!」
レポーター「私達はこの戦いを見守る事しか出来ません!」
怪獣「ウガァァァァ」 ボコ
ウルトラマン「ウッ…」 ◆意識空間
ウルトラマン『青年』
男「なんだ戦闘中に!」
ウルトラマン『この怪獣……攻撃が効いている様子が見受けられない』
男「……ああ、俺も少し思っていた」
ウルトラマン『そしてあちら側の打撃が強烈だ……正直痛い』
男「弱音吐いてんじゃねーぞお前!?」 幼馴染「肩がすごい凝っちゃって…」
男「なんだ肩か…」 男「しょうがねぇな、そこ座れ」
幼馴染「ん」ストン
男「ほらリラックスして」
幼馴染「いいから早くぅ」
男「……揉むぞ」サワ
幼馴染「ひゃぅ……」ピク
男「ん?」
幼馴染「何でもないぃ…続けて…?」
男「おう……うわぁ凝ってるなコレは。あずきバーみたいだ」モミモミ
幼馴染「あずき……? んっ…」
男「大丈夫かお前」モミモミ
幼馴染「らぁいひょうぶ……」
男「そ、そうか」
男「(こいつ相当敏感だな)」 男「どう? 揉み加減は」
幼馴染「うー……丁度いいよ」
男「…………」モミモミ
幼馴染「……はぁ…はあ……」
男「辛そうだから止めるか」
幼馴染「! ねぇ、お願い。続けてよ……」
男「……OK牧場」モミ
幼馴染「あ、う、う……ぅ」ピク
男「…………」
幼馴染「もっと強く、してぇ……」
男「…………」ギュッギュッ
幼馴染「む、はぁ……は……ぁ」 男「……なぁ」
幼馴染「へ……? なぁに?」ピクピク
男「変な声出すのやめろよ」
幼馴染「……! だ、出してなひっ」
男「だったらもっと静かにしろよ?」
幼馴染「むぅ……わかった」
男「……続けるぞ」ギュッ
幼馴染「〜〜〜〜〜っ!」ビクビク
ギュッ モミモミ
幼馴染「ぅ……ふ、むふー……ふーっ」
ギュッギュッ
幼馴染「ふ……ぅ、ふー……くっ」
男「(手で口を押さえても漏れてるな)」 ギュッギュッギュッ
幼馴染「ぅ〜〜〜……んふ、はぁ、ひぃ……」
男「(結局ダメじゃん)」
幼馴染「はぁ……はぅ……」モゾモゾ
男「(ん?)」モミモミ
幼馴染「ん、んんんっ、あぅぅ……」モゾモゾ
男「お、おい。体動かすなよ」
幼馴染「! あ、そうだねゴメン……」
男「…………」モミモミ
幼馴染「は、はぁー……ふぅ……ぅ」モゾモゾ
男「(あれ?)」
幼馴染「ん、んっ! あ、あっ……」モゾモゾ
男「(……こいつオナニーしてね?)」 幼馴染「う、う〜〜……」モゾ
男「(スカートの中に手入れてるし)」
幼馴染「あっ、ひぅ……」ビクビク
男「(変態じゃねーか)」
幼馴染「ん、ん……」モゾモゾ
男「盛り上がってるとこ悪いんだけど」
幼馴染「へ!? な、何……っ」ピタ
男「お前……オナニーしてるだろ」
幼馴染「〜〜! ば、馬鹿! 何言ってるの!?」
男「じゃあその手、見せてみろよ」
幼馴染「! や、ヤダ!」
男「……見せないと続きしないけど」
幼馴染「……み、見せるよ、見せるから!」
男「早くしろよ」 幼馴染「…………」 スッ
男「……べちょべちょになってんじゃん」
幼馴染「うぅ……」
男「やっぱシてたんだな」
幼馴染「……もういいでしょ? 見せたから揉んでよ!」
男「そうだなぁ……」
幼馴染「……?」
男「お前がさっきの続きしたら肩揉みしてやるよ」
幼馴染「つ、続きって?」
男「俺にオナニー見せんだよ」
幼馴染「え、えぇっ!?」 男「さっきまでやってたじゃん、やれよ」
幼馴染「う、う〜〜〜……分かったよぅ」
男「よぉし……」
幼馴染「う……はぅ…ん」ヌチュ
男「スカート上げないと見えないだろ? 足も広げてさぁ」
幼馴染「は、恥ずかしいよ……」
男「(どの口が言ってんだか)」
男「じゃあ俺がスカート捲くってやるよ」クシャ
幼馴染「あ、ちょっ……!」
男「これなら出来るだろ?」
幼馴染「う、うん……」コクリ
男「じゃあ続けて」
幼馴染「(あ、ああ……男がこんなに近くにいるのに……)」
ヌチュ クチュ
幼馴染「(恥ずかしいのにぃ……! 手が止まんない……っ)」 幼馴染「あ、はぅ……気持ちいい……っ」プチュ
幼馴染「ん〜〜〜!」ヌチュ
男「……いつもさ」
幼馴染「……ふぇ?」クチュ
男「どのくらいオナニーしてんの?」
幼馴染「え、え!?……その」
男「手は止めるなよ……答えろ」
幼馴染「しゅ、週……三日くらい、かな……んっ」ピク
男「どんなこと考えながら?」
幼馴染「お、男の……こと……」ヌプ
男「俺のこと?」
幼馴染「ん……っ」コクリ
男「へぇ……」 男「どんな妄想して?」
幼馴染「男とぉ……ハグしたりぃ、ちゅーしたり……」グチュ
男「ふーん……」
幼馴染「他にもいろんな事したり……う……」ヌププ
男「イきそう?」
幼馴染「……んっ」コクコク
男「はい、手を止めて」
幼馴染「え、何で……」
男「イきたいの?」
幼馴染「……うん、イきたい……」
男「そっかー、でもちょっとお預けだな」
幼馴染「イジワルぅ……」
男「……その代わりこれから幼馴染が妄想してたことしてみるか」
幼馴染「……えっ!?」 男「何して欲しい?」
幼馴染「ちゅ、ちゅーして欲しい……な」
男「じゃあこっち来て」
幼馴染「ん……む、んちゅ……ん、んっ……」
男「ふぅ……どう?」
幼馴染「ねぇもっと、もっとしよ?」
男「いいよ」
幼馴染「……んむ、ちゅ、んん…………ぷはッ……はぁ、はあ……」
男「……今どんな気分?」
幼馴染「頭……熱くて、胸がすごいドキドキして……苦しいぃ……」
男「じゃあやめる?」
幼馴染「や、やだ、もっともっとしよ……っ!」 男「次はどうしたい?」
幼馴染「え……」
男「ん?」
幼馴染「えっちしたい……えっちしようよぉ……」
男「うーん、どうしようかな」
幼馴染「ねぇ、お願い! えっちしようよぉ、この苦しいの取って……」
男「……俺の言うこと聞く?」
幼馴染「うんうん」コクコク
男「そっか、じゃあ」 ゴソゴソ
幼馴染「!」
男「俺の勃たせてくれる?」
幼馴染「……ど、どうすればいいの……?」
男「咥えて舐めてくれればいいよ」 幼馴染「舐めるよ……?」スッ
幼馴染「(これが男の……)」
幼馴染「あむ……ん、ちゅぱ、んむ……」
男「うん……いいね」
幼馴染「んんっ……れろ……ちゅ」
幼馴染「あ……硬くなってきた……」
男「もっと奥まで出来る?」
幼馴染「わかった……ん、く……もご……む……っ」
幼馴染「れろ、ちゅ、ちゅむ……ん、ん」
男「……次は胸で挟んで」
幼馴染「胸で……? ん……こう……?」モミ
男「そうそう、それでペロペロして」
幼馴染「ん……れろ、んんっ」
男「もっと唾を垂らして」
幼馴染「うん……、じゅぷ、うーー……」ベト
男「そう……うまいね」 幼馴染「れろ、ぺろ……う……んむぅ……」
男「……もっと美味しそうに」
幼馴染「はぁ、ふ……ん、ちゅぷ」
男「う……出そう……」
幼馴染「へ?」
男「口で受けて」
幼馴染「ん、うん……はむ……」
男「……っ」ビクビクッ
幼馴染「む〜〜〜っ……!」ドロ
男「ふぅ……それ、飲める?」
幼馴染「ん……んぐ……っ……ぷはぁ……!」ゴク
男「……よしよし、偉いぞ」ナデナデ
幼馴染「え、えへへ……」 ◆校舎裏
男「ずっとその……」
男「小学校の時からお前のことが……好きだったんだ」
幼馴染「ふーん、そう……そうなんだ」
男「それで……な」
幼馴染「ねぇ、いい加減にしてくれない?」
男「へ……っ?」
幼馴染「……いい加減、ウザい」
幼馴染「私が男のことを好きなるはずないから」
男「……!」
幼馴染「身の程を知って」
男「だ、ダメなのか?」
幼馴染「うん、ダメ」
……
…… ◆自宅
男「う……うぅ……」
男「ふ、振られた……」
妹「はぁ……馬鹿な兄さん。だから言ったのに……」
男「う、うるせぇよ……」
妹「あのね? 可愛いって評判の幼さんと付き合える分けないでしょ」
男「そんなん……やってみなきゃ……付き合いだって長いんだし……」
妹「やってみなくても分かります……というより、やってみた結果が今の状況でしょう?」
男「でも……ずっと……仲良くして来たんだよ」
男「絶対俺のこと好きだと思ったのに……」
妹「それは兄さんの自意識過剰です」
男「そうだったかなぁ……」
妹「はぁ……まったく、そろそろ学習してください」
妹「兄さんに構ってくれて甲斐甲斐しく優しくしてくれる女性は」
男「…………」
妹「……世界に……私一人、だけですよ?」
男「うう……幼馴染……ぃ」
妹「あれっ? 聞いてます?」 男「クソぅ……」
妹「はいわかりました。しょうがないですね」
男「うん……?」
妹「そんなに寂しいなら私が今日は一緒に寝てあげますよ」
男「は?」
妹「全くしょうがない……世話のかかる駄目兄で困っちゃうなぁ、うん」
妹「そうだ、枕二つ用意しないと……」
妹「……まぁでも、しょうがない。うんうん」
男「ちょ、どうした急に」
妹「腕枕で勘弁してあげますか」
男「…………」 男「いや、それはいいよ」
妹「そうですか、では……腕枕お願いしますっ」
男「違うだろぉ? しなくても良いよって事なんだが」
妹「なに言ってるんですか? 私に枕無しで寝ろと? 私は枕がないと寝られないんですけれど」
妹「んーまぁ、今日は特別……」
男「いや、だからさ……添い寝とかしなくて良いよ」
妹「はい?」
男「はい……って」
妹「あのですね」
男「なんだよ」
妹「何様ですか? 兄さん」
男「な、何様って」
妹「そんなこと言える立場だと思ってるんです?」
男「はっ?」
妹「自分の兄が無謀な告白をして振られて妹である私に泣きついて来る」
妹「私はそれを振り払っても良いんですよ?」 妹「でも、うーん……そうですね……この先の人生、兄さんに優しくしてくれる女性なんて、私くらいでしょうし……」
男「えぇ……」
妹「一緒に寝るくらいは……と思って提案した私の厚意を」
妹「それでは幼馴染さんも兄さんを振る訳ですね……兄さんは唯一自分を愛してくれている人間にすら冷たくするんですか?」
男「お前は俺のこと愛してるって事?」
妹「はぁ? 馬鹿言わないで……」
妹「まぁその……妹のよしみですよ。うんうん」
男「よしみって……」
妹「それでは……さぁお布団へ、レッツゴー」
男「…………」
男「(こいつなりに本当に気を使ってくれているのかも……)」
男「まぁ……いいか」
妹「そうです、良いんです! まぁ兄さんには元々拒否権はありませんからね」
男「そ、そう……」 ◆幼馴染宅
幼馴染「男が……私のことを……ね。ふん……馬鹿馬鹿しい……」
幼馴染「どうせ私のことからかって遊んでるんだ、いつもみたいに」
幼馴染「本当ムカつく奴……大嫌い」
幼馴染「…………私の気も知らないで」 ◆自宅
男「あ……朝か……」ムクッ
妹「んむむ……兄さん……」zzz
男「……こいつまだ寝てる」
男「おーい起きろ」ツンツン
妹「…………」
男「…………」
男「起きろって」パシ
妹「ん……ダメ……兄さん……っ!」
男「えっ……」
妹「……あ、おはようございます」キリ
男「お……はよう」ドキドキ ◆登校中
妹「兄さん、兄さんっ」
男「ん?」
妹「今日のお弁当には何が入ってるんです?」
男「んまぁそう……秘密だ」
妹「秘密ですか。生意気ですね」
男「作ってもらってそりゃないだろ」
妹「は〜……私に料理を作る才能を神が与えてくれれば良かったんですけど」
妹「まぁ私はカワイイから。神を許してあげます」
男「相変わらずお前の態度のデカさは神がかってる」
妹「……兄さん」
男「おう」
妹「今日どうするんです……学校」
男「何の事だよ?」
妹「はぁ〜〜〜〜〜……本当に阿保ですね」
男「?」
妹「幼さんに告白して振られたんですよね。……同じクラスじゃないですか?」
男「あ……忘れてた……」
妹「お馬鹿にも程があるでしょう……」 男「そういや……あ"〜〜っ、どうしようぅ……あいつ俺の席の隣じゃねーかよ」
妹「ふふ、きっと兄さんは今日一日キョロキョロオドオドして過ごすんでしょうね」
妹「……想像したら笑えて来ますね」クスッ
男「鬼かお前は」
妹「これもいい教訓だと思ってください」
男「何のだよ」
妹「私以外の女性になびいた、ね」
男「(うっわ、ブラコン)」 妹「ええそうですよ。ブラコンです」
男「(思考を読まれた……!?)」
妹「兄さんは?」
男「ん?」
妹「兄さんはシスコンですか?」
男「ぬ……どうだろうな」
妹「どうだろうって……ぶっ飛ばされたいですか?」
男「こわいなー」
妹「寧ろ暴力を振るわなかった分、私は優しいと思いますよ。この場合」
男「どんな場合だよ」
妹「一々細かいところでうるせぇです」
男「何なんだ、さっきから」
妹「はぁ……折角兄さんに愛の告白をしたのに」
男「今の愛の告白だったのか……」
妹「それ以外になぜ兄さんの前でブラコンだと宣言する必要があるんです?」
男「いや……俺は知らないけど」
妹「無知蒙昧ですね兄さんは」 男「お前さ、俺のこと好きなの?」
妹「それなりにですね」
男「それなり……ね」
妹「そうですよ……兄さんは?」
男「俺もまぁ……それなりに好きだよ」
妹「ふーん、そうですか。それは良かった」
男「何だよ他人事みたいに」
妹「…………いえ」
男「(……? イマイチ掴めない奴だな)」
妹「………………照れてるんです」
男「えっ……お前でも照れる事あるんだな」
妹「私を何だと思ってるんですか? 調子こいてると殴りますよ」
男「待ったやめてくれ、お前のパンチ痛いから」
妹「……しょうがないですね、ここは私の海の様に深い慈悲の心に免じて許してあげます」
男「(た、助かった)」 ◆学園 教室
男「うーす」ガラ
男友A「おっ」
男友B「おお! 来た、来たな!」
女友「男ーっ、元気だしなよー!」
男「ななな何ですか」
女友A「恍けちゃってぇ……」
女友B「昨日幼ちゃんに告白したんだって?」
幼馴染「…………」チラ
男「…………な」
男「(なぜ知っている!?)」 女友A「ごめんね男〜」
男「は?」
女友A「昨日見ちゃってさ、男が幼ちゃんに告白してるの」
男「…………え」
女友B「私達は友達にしか喋ってなかったんだけど……いつの間にか広まっちゃっててさ」
女友A「今日学校来たらみんな何か知ってた。あはは」
男「そ、そう……」
男「(……最悪じゃねーか……っ!)」
女友A「あっはっは、ごめんごめーん」
女友B「そ・れ・で! 幼ちゃん! 聞いていい?」
女友A「何で振っちゃったの?」
男友A「おいおい……男が居る前で聞くか普通」
男友B「でもお前も気になるだろ?」
男友A「……そりゃあ」
幼馴染「別にあなた達には関係ない。じゃあ、私行くから」
ガタッ スタスタ
男「お、おい……」
男「(どこ行くんだよ……これから朝のHRだってのに)」
キーンコーン 女友A「あ、行っちゃった」
女友B「何か感じ悪ーい」
男友A「いやいや、あの聞き方はお前らも悪いって」
女友A「そうかなぁ?」
男友B「みんなの前でってのがまずかったんじゃ……」
女友B「でもあんな態度とらなくてもー」
男友C「小生も詳しく知りたかったぞ」
女友C「男〜、詳しく聞かせてぇ」
ゾロゾロ ワイワイ
男「(うわ、うわわ……)」
………
………
結局、幼馴染は二時限目までには教室に帰って来た ◆三時限目
教師「では持って来るよう言った資料を出せ」
ガサガサ アレー?ナイー ヤベェオレモ
男「あ……」
男「(資料忘れてきた……)」
男「先生、すみません……俺も忘れてきました」
教師「何だ何だ、だらしない奴らが多いな……忘れた者は各自、隣の人に見せてもらえ」
男「…………」
幼馴染「…………」
女友A「キャー、やばいやばい」
女友B「見せてあげるのかな?」ヒソヒソ
幼馴染「…………」チッ
男「(うおぉ……すげぇ怒ってんじゃん)」 幼馴染「……はい」カサ
男「……あ、え……わ、悪ぃ……」
女友A「えー……見せてあげた意外〜」
女友B「思った! 絶対見せてあげないかと」
幼馴染「…………」
男「(クソ……居たたまれない……)」
幼馴染「貴方のせいだから、これ」ボソッ
男「う……」
幼馴染「…………」
………
……… ◆昼食時
男「……やっと昼が来た……長かったな……」
ガラッ
妹「兄さん、来ましたよ!」
男「おう、じゃあB教室行くか」
妹「了解です」
スタスタ
男友A「…………」
男友C「あやつ昼休みになるとすぐ妹さんと何処へ行くのう」
男友E「脱兎之勢ってヤツ?」
男友B「なぁ、妹ちゃんって可愛くね?」
男友D「俺も思ってた」 男友A「でも仮に付き合ったらよ……」
男友B「……男がお義兄さんか」
男友E「同級生が兄貴ってのはな……」
男友F「そういや結婚したら親戚って増えるんだってな」
男友D「妹ちゃん可愛いか? 俺は幼馴染の方が可愛いと思うんだけど」
男友C「小生からすれば伯仲之間だが」
男友A「おう、どっちも可愛いよな」
男友B「どうする? 俺らでやっちまうか」ヒソヒソ
男友D「やっちゃいますか」ゴニョゴニョ
男友F「やっちゃいましょうよ!」ガサガサ
男友C「拳?」モソモソ
男友E「お前ら悪ノリが過ぎるぞ……」
女友A「センセー、男子達が猥談を」
女友B「きっしょ」 ◆B教室
妹「ささ、早くお昼にしましょうっ」
男「まぁ待て、そう焦るなよ」
妹「待てませんよ!」
男「ほいよ」ゴト
妹「今日の弁当の中身は何かな何かな〜♪」パカッ
男「…………」
妹「凄い、今日は銀鱈の照り焼き!」
男「おうよ、結構作るのに時間かかったぞ」
妹「……うん、美味しい!」
妹「美味しいですよ兄さん!」パクパク
男「そうか! そりゃ良かったよ」
妹「うーん……でもちょっと……普通? 3点!」
男「どっちだよ」 妹「いつでも婿……いや、嫁に来れますね…………私の所に」
男「……そう」
妹「ええ、そうです」
男「……まぁでも……もうほぼそんな感じかな」
妹「……と、言いますと」
男「掃除も選択も食事も俺がやってるんだしさ」サクッ
男「家の家事全般、俺の仕事じゃん」モグモグ
妹「ほうほう……自覚があったんですか。でも、それじゃあ……」
男「ん?」
妹「私も言いたいことがありますよ」
男「なんだ、許す。言ってみろ」
妹「はい? 何で偉そうなんですかね」
男「えぇ……」
妹「ああ、これは失礼……怒りの沸点を超えてしまって」
男「(え? 怒ってんの?)」 妹「とりあえずその話は置いておいて……」
男「うん?」
妹「私が言っているのは……幼さんに告白した事です」
男「はぁ……?」
妹「いえ、もし私が嫁なら……失礼。嫁は兄さんでしたっけ?」
男「…………いやどっちでも良いけど」
妹「浮気……というか、それ以前ですよね」
妹「私が嫉妬すると……それはそれはぁ……怖くなりますよ」
男「……いや、さっきのは例え話だろ」
妹「そんなことはわかってますよ。馬鹿」
男「お前は一言居士過ぎるな……えーと、で……仮定の話で盛り上がり過ぎ。何だよ浮気って」
妹「……はいはい。そうですか。そうですよね」
男「何だよ、気のない返事して」
妹「もう良いです、早く食べないと遅れますよ」
………
……… ◆放課後
男「終わった……」
男「(……今日は一日長く感じたな……)」
ピリリ
男「ん、妹から……メール」
『今日は委員の仕事があるので先に帰っててください』
男「(へぇ、アイツも大変だな……)」ガタッ
男「(さて、じゃあ帰ろうかな……っと)」チラ
幼馴染「…………」ガサガサ
男「……幼馴染」
幼馴染「なに……急いでるんだけど」ムッ
男「……何で怒ってるんだよ」
幼馴染「……別に怒ってない。呼び止められて腹は立ってるけど」
男「(結果的に怒ってんじゃん……)」
男「……それでさ」
幼馴染「さっきも言ったけど私、急いでる」
男「……何か用事でも」
幼馴染「……あなたと同じ空気を吸いたくないから早くここを去りたいの」 男「お……OK牧場」
幼馴染「……からかってる? 用件を言って」
男「ごめん……えーと、家の方向……一緒だからよ」
幼馴染「…………」
男「帰らないか? いつもみたいに二人で」
幼馴染「……そのいつもの妹ちゃんは?」
男「いや、今日は一緒に帰れないって」
幼馴染「ふーん。つまり私は妹ちゃんの代わりって事ね」
男「べっ……別にそんな事ねぇよ……」
幼馴染「……どうかな」
男「本当だって!」
幼馴染「…………」
………
……… ◆帰宅路
幼馴染「…………」
男「…………」
男「な、なぁ」
幼馴染「なに?」
男「やっぱ……その、怒ってるよな」
幼馴染「別に……怒ってないけど」
男「いや……怒ってるだろ」
幼馴染「怒ってないって言ってるでしょ。怒るよ?」
男「あっ、ごめん」
幼馴染「…………」
男「俺……さ、お前に嫌われるようなことした……?」
幼馴染「……私からも質問いい?」
男「嫌」キリッ
幼馴染「…………」
男「あははっ、いつもの幼馴染のマネ」
幼馴染「死んで」 幼馴染「もう話したくなくなった」
男「……ちょ、だからごめんって……ちょっとしたジョーク」
幼馴染「うるさい」
男「悪かったから……話してみろって」
幼馴染「話さないよ。男、気持ち悪いから」
男「……殺生な」
幼馴染「じゃあ聞くけど……」
男「おう」
幼馴染「何で……あんな事したの?」
男「あんな事……?」
幼馴染「本当は好きでもないくせに」
男「なに言って……好きだからこそ……」
男「それに、さっきからお前の言葉、断片的過ぎて……何を言いたいのか分からねぇよ」
幼馴染「そう……別に分からなくてもいいもん」
男「いいもん……って」 幼馴染「私に告白? はッ」
幼馴染「……どうせ男は妹ちゃんの方が好きなんでしょう」
男「なに訳の分からない事……!」
幼馴染「そうやって男はいつも私の気持ちを……いつも……いつもそう」
男「お、おい落ち着いて……」
幼馴染「……私が何で男の告白受けなかったか分かる?」
男「……やっぱり俺のこと嫌い……だから」
幼馴染「……全然違う」
男「じゃあ一体」
幼馴染「あなたの事は好きだよ」
男「へ?」
幼馴染「でも……でも、もし私が男と付き合って今よりも、もっともっと男を好きになったら……きっと」
幼馴染「きっと今よりもずっと……妹ちゃんに嫉妬するんだって。そう思ったら……馬鹿らしくて」
男「妹に嫉妬って……俺は確かに妹の事は好きだけどさ」
幼馴染「……や、やっぱ……り」
男「でも、それは家族としてであってだな。そういう……恋人的な意味で好きなのはお前なんだよ」
幼馴染「……どうだか」 男「……本当だって。あいつ意外に結構馬鹿で不器用だし」
幼馴染「そういうとこだよね……結局」
男「えっ?」
幼馴染「いつも妹ちゃんに憎まれ口叩くけど、それが私には、まるでノロケにか聞こえない」
男「ノロケって……お前何おかしな事」
幼馴染「こっちの台詞。あなた達、少し仲が良すぎる」
幼馴染「私が妹ちゃんよりも男と仲良くなれる姿なんて想像できない…………だから断ったの」
男「ちょ、ちょっと待て。確かに、確かに妹の事は好きだ」
幼馴染「…………」
男「それを肯定した上で、お前の事が一番好きなんだ」
幼馴染「……嘘よ」
男「嘘じゃない」
幼馴染「嘘つく人は嫌い」
男「嘘じゃないんだってっ!」
幼馴染「……あまり大声出さないで」
男「あ、すまん……」 男「……話を戻すが……俺は妹とは別のベクトル……」
男「いや、妹よりもお前が好きだ……だから誤解しないでくれ」
幼馴染「誤解? 事実でしょ」
男「もう一度言う。俺と付き合ってくれ。お前が一番好きだ」
幼馴染「…………信じられない。本当に妹ちゃんより私の方が好き?」
男「……本当だ」
幼馴染「……私が世界で一番?」
男「もちろん」
幼馴染「浮気とか一生しない?」
男「当たり前だろ」
幼馴染「……ふーん」
男「…………」
幼馴染「…………そこまで言うなら……うん、分かった」
幼馴染「付き合ってあげる」 男「……え? いい……のか!?」
幼馴染「うん」
男「や、やったっ!」
男「無理かと思ってたけど幼馴染と付き合える!!」エッヘーイ
幼馴染「もう……恥ずかしいはしゃぎ方しないで」
男「ドライブウェーに春が来りゃ♪ アソレイエイイエイイエイイエイいいわぁ〜」ルンルン
幼馴染「あ……そうだ」
男「うん?」
幼馴染「さっき言った事。全部守れなかったら怒るから」
幼馴染「すっごい怒るからね、私。……分かった?」
男「……う、おう」
男「(怒った幼馴染はまるで修羅苦羅の化身だから手が付けられないんだよなぁ……気をつけよう)」 ◆自宅
妹「……別れてくださいッ!!」バン
男「……はい?」
妹「……兄さん? 何やってるんですか? 一度振られた相手に……女々しいだけです」
男「でもな、そういうことじゃないんだ、今回は。何と言うか……俺たちの間には誤解があったんだよ」
男「それを解決させての事だから」
妹「だがしかし……最初は兄さんを振った事には変わり無いでしょう」
男「いや…………え〜〜……まぁそうだけど」
妹「変ですって! 私なら……私なら……!」
妹「私なら最初に振ったりしませんもんっ!」 男「いや、私だったらとは」
妹「だ、だいたいぃ……」
妹「付き合うって……じゃあ……じゃあ! じゃあ!!」
男「(あ、ジャージャー麺食べたくなって来た)」
妹「私は?」
男「あ?」
妹「私は……ど、どうなってしまうんです?」
男「どうなるも何も……ないだろ」
妹「私は兄さんがいないと何も出来ないかわゆいだけの女なのに……」
男「……は、はぁ……俺たちは兄妹なんだからさ」
妹「ねぇ兄さん……まさかですけど」
男「……?」
妹「まさか……私をす、す、捨てるんですか?」
男「す、捨てるって、そんな言い方……大袈裟な」
妹「あわわわわわわ……私……私…………っ」
妹「メンタルは強くない自信があるんですよ! 知ってるでしょう!?」
男「普段から俺を罵倒してるのにか……」 妹「……実は、兄さんが幼先輩に告白するって聞いた時、心臓が破裂するくらい嫌で……嫌で……」
男「…………え、えぇ」
妹「も、も……もし……兄さんが幼さんと付き合うことになったらって……でも……兄さん達は失敗して……」
妹「ああ、やっぱり兄さんと私は2人で居る運命なんだなって」
男「えっ……ちょ、何だそれは」
妹「なのに……なんで……なんで! こんな事になっちゃうの?」
男「お、落ち着けって。とにかく……な?」
妹「兄さん……う………うう……ぅ」
男「何で……泣くんだよ……」
男「……幼と付き合うことになった所でさ……お前のことを嫌いになる訳じゃないんだから。な?」
妹「私はずっと……ずっと兄さんの一番でいたいんです。だって……私の一番はずっと兄さんだったから」グス
男「お、お前……」
妹「そ……それなのに! 兄さんの馬鹿! ジゴロ! 女ったらし!」ダッ
ガチャ! バタン
男「(参ったな……)」ポリポリ
………
……… ◆翌朝
男「なぁ……起きろって」
妹「……起きたくないです」
男「学校行かない気か?」
妹「ええ……行きたくないです」
男「……はぁ」
男「無理矢理起こすぞ」グイ
妹「んっ、ちょっ……体触りましたね? 幼さんに言っちゃいますからね!」
妹「それで……嫌われれば……う……あぁぁぁ……っ」グスン
男「…………」
………
……… ◆登校前
タッタッタッ
幼馴染「男ーっ、おっはよー」
男「あれ……幼馴染……」
妹「…………」ムッ (結局来た)
幼馴染「えへへ……来ちゃった!」
男「おう……そっか」
幼馴染「偉い?」
男「……うん、偉い」
幼馴染「じゃあ褒めてっ!」
妹「……偉い偉い」ナデナデ
幼馴染「ん、何で妹ちゃんが」 妹「私が幼さんを褒めたら何か駄目な事でもあるんです?」
幼馴染「ん〜……そういう訳じゃないけれど」
男「いや年上じゃん」
妹「……ま、私達の仲ですし」
幼馴染「でも……あの、男に褒めて貰いたかったな……って」
幼馴染「まぁいいや! 行こ! 男っ」
男「おう」
妹「(……あ、靴紐が)」
妹「……ちょっと待ってください」
男「うん?」
妹「今これを結ぶので」シュルシュル 男「そうか、了解」
幼馴染「……ねぇ男?」コソ
男「なんだ?」
幼馴染「このまま学校行っちゃおうか?」
男「……あのなぁ」
幼馴染「あは、冗談。妹ちゃんとは仲良くするもん」
男「ああ、頼むよ」
幼馴染「どう? 偉い?」
男「おう、偉い」ナデナデ
幼馴染「(んっ……今度は撫でてもらえた)」
幼馴染「男」
男「ん……?」
幼馴染「……好き」
男「う……おう」
幼馴染「照れてる?」
男「……うるせぇ」 ◆教室
女友A「……二人どうしちゃったの、アレ」
女友B「結局くっついちゃったんだぁ……」
男友E「あの野郎、彼女作って抜け駆けかよ」
男友F「うわー、やっとくべきだったー……」
男友B「幼さんじゃん……羨ましい」
男友A「あそこでタックル決めときゃ……」
男友B「いや……お前にゃ無理だっただろ……」
男友E「そうそう」
男友C「そう思うな」
男友D「そうだよ」
男友A「てめぇら……」
男友B「…………」(笑い堪えてる) ◆昼食時
幼馴染「男っ、一緒にたーべよ?」
男「ん、おう」ガタッ
ガラッ
妹「兄さん、行きましょう!」
男「え……いや……」
妹「おっ、どうしました? 行かないんですか」
男「……なぁ妹よ? 俺さ……彼女出来たのは知ってるよな」
妹「はい存じてます」
男「じゃあ……昼はさ……その、前みたいには……もう」
妹「……幼さんと食べたいと?」
男「…………そうなる」
妹「……私よりも?」
男「な……」
幼馴染「男っ? どうしたの〜、早くこっちおいでよ」
男「あ……」 妹「……わかりました兄さん。一人で食べますね」
男「いや、クラスの友達とか居るだろ」
妹「……そうですね、いますね……ではその人達と一緒に食べます」
男「うん……悪いな」
妹「いえいえ……それでは」
………
………
幼馴染「もう……遅いよ?」
男「おう、ごめん」
幼馴染「…………ねぇ……男」
男「なんだ?」
幼馴染「今の……妹ちゃんよね?」
男「……そうだけど」
幼馴染「そう……用件は? いつもみたく一緒に食べるって?」 男「……うん、まぁそんな感じかな」
幼馴染「ふーん……でも断ったんだ、ここに居るって事は」
男「あ……うん、まぁな」
幼馴染「……そっか……良い心掛けだね」ボソッ
男「……今、何て」
幼馴染「ふふ、なんでもないよ……さぁ食べよ?」
男「……あの……なぁ、幼馴染?」
幼馴染「うん、なぁに?」
男「妹の事……だけど」
幼馴染「それが?」
男「……急に突き放すのは可哀想だなって思うんだよ……だからさ、慣れるまでは昼飯くらいは」
幼馴染「ダメだよ」
男「へ……」
幼馴染「というより……嫌」 男「嫌……!? い、嫌って……」
幼馴染「約束したじゃない」
男「……あれは」
幼馴染「私だけが一番でしょ?」
男「……それは……もちろん」
幼馴染「……許さないよ?」
幼馴染「愛してるからね? 大好きだよ?」
幼馴染「男も私のこと愛してるんでしょ?」
幼馴染「私のこと裏切ったら……怒るよ?」
男「お、おま……どうした……」 幼馴染「男、それにね……今日の朝だって私、凄く嫌だったんだよ?」
男「朝って?」
幼馴染「一緒に登校した時」
男「そ、それが?」
幼馴染「……妹ちゃんがなんでいるのかな?」
男「……い、いや、いつも一緒だったから」
幼馴染「え……? 彼女は私でしょ?」
男「お前、会話になってな……」
幼馴染「駄目だよ? 今度からは気をつけて……ね?」
男「今度からって……」
幼馴染「許さないよ。裏切ったら」
幼馴染「私を優先してね。私が一番でしょ?」
幼馴染「男は私だけ見て。二番目に好きな奴が居る、なんて無しだよ」
幼馴染「そんなの駄目、絶対許さないから。一番以外は排除して」
幼馴染「私とずっと一緒に居て。私だけを見ていて、考えていて」
男「……お、幼馴染……っ」
幼馴染「ふふ……」ニコ
男「(お前、どうしちゃったんだよ……)」 ◆放課後
キーンコーンカンコーン
男「(ふー……日本史、眠っ)」 ドサッ
パカッ カチカチカチ
男「(……妹からメール……先に帰ってろ……か)」
幼馴染「男〜、帰ろっ」
男「あ、ああ」
………
………
男友A「クッソ、見せつけてくれるな」
男友B「やっぱあいつら生かしておけねぇな」
男友E「やっちゃいますか?」
男友D「いいね〜やりてぇよ〜」
男友C「やめロッテ」
男友F「あーつまんねーーー」 ◆帰宅中
幼馴染「あっ、見てあそこ!」
男「ん?」
幼馴染「……新しいお店出来るんだって」
男「取り壊しになった所か。新しく建つのはお店か」
幼馴染「ケーキ屋さんみたいだね。オープンしたら一緒に行こうよ」
幼馴染「二人で、ね」
男「……えーと……そうだな」
幼馴染「ふふ……」ニコニコ
幼馴染「あ、男。手繋ごうよ」スッ
男「いやぁ、それは恥ずかしい……なんて」
幼馴染「繋いで」ギロ
男「(う……)」
幼馴染「私ね……今、機嫌が良いの」
男「……なんで」
幼馴染「だって……あの子がいないんだもん」
男「あ、あの子……?」 幼馴染「妹ちゃんに決まってるでしょ? 男って無神経だから。あ、男のことは好きだよ、うん」
幼「その無神経な面も……まぁ愛嬌はある……かな?」
男「……あ、あはは」
幼馴染「でも、もしかしたらさ。妹ちゃんと帰ろうとか言い出すんじゃないかって思ってた」
幼馴染「だから今、凄い嬉しいよ……男、大好きだよ」
男「……い、いや、アハハ。照れるな」
男「(こいつ……怖すぎんだろ……冷や汗止まんね……)」
男「……あ、あのさ」
幼馴染「なに?」
男「妹のこと……」
幼馴染「…………」
男「確かに俺はお前の事が好きだ。でも……やっぱそれで妹のことを悪く言うのは……」
幼馴染「なんで他の女の話をするの? 今、目の前に居るのは『私』だよね?」
幼馴染「それに何。もしかして妹ちゃんを悪く言われて怒ってるの?」
幼馴染「ダメだよ……そんなのじゃ甘いから」
男「な、何が……」 幼馴染「……私言ったよね?」
幼馴染「私の事を一番に見ていて。二番は駄目。許さないよって」
男「それでも……」
幼馴染「それでも……? なにかな?」
男「ひ……っ」
幼馴染「男、そんな顔しないで……可愛い男」
幼馴染「でもね……可愛くても……して良い事、悪い事があるよ」
幼馴染「……男はもちろん、悪い子じゃないよね?」
幼馴染「……もし悪い子だったら」
男「悪い子だったら……?」
幼馴染「お仕置きしちゃうよ?」
男「う……」ゾワッ 男「あ……きッ……気を付けるよ」
幼馴染「そうそう、良い子だね男は」
………
………
◆自宅前
男「えっと、じゃあ今日は」
幼馴染「ん、ちょっと待って」
男「?」
グイッ
幼馴染「…………キス、しよ?」
男「へ、へっ!?」
幼馴染「ね、ちょっとだけ……」
男「いや、そういうのはまだ早いんじゃ……」
幼馴染「私とするのが嫌なの……?」 男「いや全然!? そういう事じゃ」
幼馴染「そうだよね。恋人同士はキスするの当たり前だもんね」
男「俺もそう思う……けど、さ」
幼馴染「じゃあ出来るでしょ」
男「え、え、いや……」
幼馴染「は〜〜……焦れったい。私からするよ」
男「ま、待っ……! む……っ」
幼馴染「んっ……ちゅ、ん……んん」
男「…………っ」
幼馴染「む……ん、れろ……ん、ん……」
男「(う……幼馴染の舌、甘……いっ)」
幼馴染「〜〜〜っ、む、んく……っ」ゴク
幼馴染「んん、んっ……んむ……ちゅ……ぷはっ……」
男「は、はぁ……はあ……」
幼馴染「はぁ、はぁ……好き。大好きだよ男」ギュッ
男「う……ん」
幼馴染「(ふふふ……もうこれで私のモノになっちゃったね)」
………
……… ◆リビング 夕食時
妹「ほら! だから言った通り!」バン
妹「あの女は気が違ってるんですよ!」
男「……お前の口からそんな事言うとは」
妹「全く卑劣な……本当は今まで猫を被っていたんですね。私をも欺くとは……中々やりますね」
妹「……しかし安心してください兄さん。私が責任を持って、兄さんを自由の身にします」
男「ちょ、ちょっと待った」
妹「なんです?」
男「俺は……決して別れたい訳ではないんだ」
妹「はぁ?」
男「ただお前に相談を……同じ女性だしさ、女心とか……」
妹「何言っちゃってるんです?」
妹「そんな女、即刻乗り換えるのが正解です。それが私の女心」
妹「私に乗り換えてください! 兄さん」
男「……いや……だからな、別れるつもりはないんだ」 妹「そうなんですか?」
男「ああ、そうだよ」
妹「ほんとぉ?」
男「俺は……さ。幼馴染と、これから上手くやるには……どうすれば良いのかって事を」
妹「……兄さん」
男「なんだ」
妹「私は兄さんが好きです」
男「また急に」
妹「そして……そしてこの愛情は幼さんが兄さんに向ける物よりも、大きいと信じてます。だからこそ」
妹「だからこそ……兄さんを脅かす存在は……放って置けません。放って置く事は出来ません」
妹「兄さんの事が心配ですからね」
男「……あ、あー……御心配どうも」 妹「もう……いいです。別に一番じゃなくても」
男「えっ?」
妹「私は兄さんが好きですから。例えこの気持ちが届かぬ想いでも」
妹「兄さんが不幸になるよりかは、マシです。だって辛いのは私だけですから」
妹「だからこそ、だからこそ! 幼さんには私から話しておきます」
男「はぁ? 何を?」
妹「兄さんをこれ以上苦しめるなら力尽くにでも奪うとっ!」
………
……… ◆翌日 校舎裏
幼馴染「は? 何よそれ?」
妹「聞き返されても困りますけど」
幼馴染「というより、男と私のことでしょ。妹ちゃんは関係ないじゃん」
妹「いえ! 愛してますから。だから関係あるんです、はい」
幼馴染「ふーん……気持ち悪いね」
妹「だからなんです?」
幼馴染「別に」イラッ
幼馴染「……とにかく……さっきも言ったけれど……これは男と私の問題。あなたは所詮男の親族ってだけじゃない」
幼馴染「口出ししないで。邪魔しないで」
妹「フッ……いえいえ……こっちから言わせてもらうと」
妹「あなたこそ所詮……」
妹「所詮、恋人なんですよ」フッ
幼馴染「なッ……今……何て……っ?」 妹「あなたは……」
妹「いずれ乗り換えられるべき人なんです」
幼馴染「はぁ…………?」
幼馴染「私は男との結婚プランどころか、老後の生活まで考えてるんだけど?」
妹「それはあなたが勝手にやってる事ですよね?」
妹「兄さんを巻き込まないでください……兄さんとあなたの関係はどうせ『造次顛沛』……学生時代の儚い恋ですよ」
妹「その点、私はずっと兄さんと一緒ですから。あなたと違って絆が切れることはありません」
幼馴染「…………」ピキッ
幼馴染「あは……」
妹「っ?」
幼馴染「あっはははははははッッ!!」ケラケラ
幼馴染「さっきから……! さっきから馬鹿にするなよお前」
妹「ふふ……本性を現しましたね」 幼馴染「体に教えてやってもいいんだけどな?」
幼馴染「男と私の邪魔をするな……やっと手に入れたんだ……」
妹「嫌です。兄さんは私が守ります」
幼馴染「黙れ!」
バチ
妹「きゃ……痛っ……」フラッ
幼馴染「痛い? そりゃ痛いよな? 痛くしたんだから」
妹「…………っ」ヒリヒリ
幼馴染「でもな、私はもっと痛いんだ」
妹「……ぷっ……確かにそうですね」
幼馴染「あ?」
妹「確かにあなたは痛いです……『考え方』がっ!」
幼馴染「馬鹿にして! 痛いのは心なんだよ!」バキ
妹「きゃ……ッ」ドサ ッ 妹「う……ぐっ……」
妹「暴行罪ですよ、警察を呼びます」
幼馴染「は……やれるものならやってみろよ」
妹「ええ、もちろん……あ、あとさっきの言葉」
幼馴染「何よ」
妹「心が痛いとか言いましたけど」
妹「私の方が痛いですよ。こんなつまらない女に兄さんが惚れたんだと思うと……」
妹「これは私が再教育してあげないと……」スクッ
幼馴染「……まだやろうっての? いいじゃねえか」チャキ
妹「(フォールディングナイフを! いつの間に……)」
幼馴染「いずれお前を消す予定だったが……少し予定が早くなるだけだ」
妹「(しまった、これは想定外…………ッ!)」
タッタッタッ 男「あ、お前らここにいたのか! 探し……」
幼馴染「お、おっ……男……っ!?」サッ
妹「に、兄さぁん!」
男「何やってんだ二人共……こんな所で」
幼馴染「それは……」
妹「な、何でもないんですよ兄さん。ちょっと幼さんの相談に乗ってただけですから」
男「ふーん、そうだったのか……って、次の授業始まっちまうぞ」
妹「ええ、そうですね……では幼さん、話はまた今度」キッ
幼馴染「うん、いいよ……覚えておいてね」ニヤ
男「妹……? 顔に痣が……」
幼馴染「…………」ドキ
妹「ん、ああ……これですね。来る途中に転んでしまって」
男「そうか……相変わらずドジだな、保健室行くか?」
妹「いえこの程度は……授業に遅れてしまいますし」
男「いやでも、目立つけど……」
妹「大丈夫です」
男「そ、そうか……無理すんなよ」 男「ここは……」ジャラ
男「……手錠?」
男「しかも椅子に縛り付けられてるとな……」ギシ
男「こんな事するのは……」
ガチャコン
お嬢様「あらお目覚めになりましたの男さん♪ 気分はどうです?」
男「お前か、なぁ」
お嬢様「そんなに怖い顔をしないでください……愛ゆえの行動ですから仕方ないですよね」
男「ふざけんな!」ギシ
お嬢様「……そんな態度取ってよろしいのですか……?」
男「あ?」 お嬢様「ほーら」
ギィギィギィ
男「うぉ、おいちょ、ちょ揺らすな」
お嬢様「えいっ」パッ
男「……っ!」
ガタン
男「…………いってぇ」
スタスタ
お嬢様「貴方の身体の自由は私が掌握しています……ご理解頂けましたか?」クス
男「テンメェ……覚えてろ……」ギロ
お嬢様「その様な横柄な態度でいられるのも、今だけですよ……?」ニヤ
スタスタ
男「おい待てよコラ」
お嬢様「ではまた、後ほど」
男「おい外せよ……!」 素 素材の味を楽しむ 素材の味 素 素材の味
材 塩最高 素材の味 材 素材の味 素材
の 「素材の味で」 の の味
味 素材の味 味 素材の味
素材の味 素材の味
素材の味 素材の味
素材の味 素材の味 素
素 / ̄ ̄ ̄\ 素材の味 材
素材の味 材 .../.\ /. \ の
の / <●> <●> \ 素 焼き鳥=塩 味
素材の味 味 | (__人__) | 材
普通は塩 \ `ー'´ / の 素材の味
シンプルに素材の味 .. / \ 味
素材の味 素材本来の味
素材の味 子供の頃はタレだったが今素材の味
素材の味こそ最高の調味料!! ___|二ニー-、、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- 、;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ、ー-、!;: -‐二 ̄彡′
',、、ヾ三三'" ̄ ̄ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- 、 _,,..-‐、、,'
`ー',ミミ ::.弋ラ''ー、 i'"ィ'之フ l
/:l lミミ ::::.. 二フ´ l ヽ、.ノ ,'
,.-‐フ:::::| |,ミ l /
/r‐'":::::::::| |ヾ /__. l /
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. \ ⌒ヽ、,ノ /ヽ,_
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. \ _,_,.、〃 /l | ___,. -、
',\\:::::::::::::::ヽ\ \ 、. ̄⌒" ̄/:::::| | ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
\\\;::::::::::::\\ `、.__  ̄´ ̄/::::::::::l | `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
ヽ \`ー-、::::::ヽ ヽ  ̄フフ::::::::::::::ノ ./ ,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
`ー-二'‐┴┴、__/‐'‐´二ー'".ノ / _,. く / ゝ_/ ̄|
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福岡 現在+00最多貯金00最多借金00
日公 現在+00最多貯金00最多借金00
檻牛 現在+00最多貯金00最多借金00
千葉 現在+00最多貯金00最多借金00
読売 現在-01最多貯金00最多借金01 -3
中日 現在-01最多貯金00最多借金01 -4
阪神 現在-01最多貯金00最多借金01 -5 >>1 漫才師の方じゃなくて そっちのサバンナねwww ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています