ワンダーランドウォーズ エロかわスレ45頁目
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ここは全年齢板ですわ
過激な性的描写や暴力描写は極力控え、紳士的に愛を語りましょう
愛の表現には様々な形があります、何でもウェルカム、気に入らなかったらスルーを心がけましょう
本当の物語はあなたの紡ぐ物語、恥ずかしがらずにぜひどうぞ!
次スレ立ては>>970、無理だったら>>980
前スレ
ワンダーランドウォーズ エロかわスレ44頁目
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VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured よきよき
なんだかんだでシグルも「お気に入りの服」だと戦闘開幕時に言うようになるのが感慨深い >>21
ナイトメアは制服姿の女に密着されると喜ぶと聞いたぞ!
だが生半な女の制服姿では奴の飢えを満たすことは出来んだろう!
……私がやつの相手になってやろう、こう見えても肉付きはそこそこに良いのでな! >>17-20
NICE!
なつかしいな、「悩んでいるときは〜」のピーター
以前見たときにピーターらしいや、って思ったなぁ
(※38頁目936-938 シグル実装直後)
同じSS投稿者だとは思う。制服シグル実装おめでとう、乙です! 栞が可愛いからスルーしてたシグルの扉絵が欲しくなった
しかし次回は杉田会ううむ >>26
ネタの引き出しが少ないのがバレてしまうだろw そういえばミクサが私立御伽小学校3年9組な以外はみんな高校生なのか
シュネシグルは中学生ぐらいでも通用しそうだが かぐやさんは生後3ヶ月の乳児
これだけは真実を伝えたかった ワンダーのキャストを戸籍年齢で語ることに何の意味があるんだろうか
ボブは井深死んだ 怪童丸「よぉー、大将! よろしく頼むぜ!」カポーンカポーン
宿禰「何をどう頼むのですか。そしてその準備運動はなんのつもりですか」
怪童丸「宿禰ってことは蹴速と相撲をやったあの宿禰だろ? 一丁稽古をつけてもらおうと思ってな!」
宿禰「どう見ても頭脳労働系の私とは別人に決まっているでしょう?!」
怪童丸「おぉ? そうなのか? まあ、いいじゃねぇか。気にすんなよ!」
宿禰「貴方が気にするんですよ! ちよ、ぎゃあああ!!」
シェハラ「宿禰はまだ舞踏会は開けなさそう?」
マメール「まだ難しそうですね…」
ヴィルヘルム「とりあえず私が開いておくか…まったく…これだから軟弱者は…」
ヴィルヘルムは知らない。
怪童丸に影響されて筋肉信者となり、炭を握るだけでダイヤモンドを作り出せるようになった宿禰がスクワットをしながら高笑いと共に筋肉をつけろと襲ってくることを、まだヴィルヘルムは知らない。 ロビン「必ず仕留める!」
怪童丸「ぬあぁぁっ!」
\みんなで筋肉体操〜♪/ 宿禰「誰にも知られてはいけない」
実は怪童丸が構えの体制になった所へ跳び蹴りをこめかみに炸裂させた上、更に倒れた状態から拳で二発追撃したら絶命したので再び創造しないといけなくなってしまったなんて絶対に知られてはいけない。
宿禰「とりあえず>>35がなんとか誤魔化してくれているので暫く引き籠る事にしよう。」 キャストの学年はCRとかいかが?
ちなみに多々良とメロウさんが未だに0なので卒園すらしてない 剣道部の顧問の翁先生です
毎日厳しくも愛のある部活動顧問として、多くの生徒たちに慕われています
なお剣道では校内でも随一の吉備津くんが手も足も出ず、闇吉備津くんが悪さをするたびに彼の心を滅多切りにしていきます
心が滅多切りにされた闇吉備津くんは、ツクヨミ先生やヴァイスちゃん、小学生のシャドウ・アリスちゃんに慰められています 女子剣道部主将の深雪乃さん、今日も女子からラブレターを貰う
なお男子からは >>46
果たし状?いいよ、相手になってあげるね!
君が勝ったら私が君のお嫁さんになってあげる!
代わりに私が勝ったら、君は私の旦那様になってね! 尚、誰彼構わず同じことを何度も言い続けているため冗談として受けとられている模様
本人は逆ハレム気分なのに、どうしてこうなった 深雪乃がごめんなさいするような男性も
いるんだろうか。まあさすがに誰でもというわけじゃなさそうだし 人間ならウェルカムだけど
人外系はダメそう
骨とかね。 むしろ人間を凍らせちゃうのが雪女の性だし、既に死んでる骨一択なのでは? リン「前に言ってたブレーメンの音楽隊が全員そろいましたわね」
ミクサ「弾き語りのエーゼル、美声のハーン、ジャジーなカッツェ、鼓笛隊のフントの四名だね」
リン「ええ」
エーゼル「それで、なんで私がここに呼ばれたのかしら?」
リン「まぁ、ハーンさんはボーカルなのでいいんですが、カッツェさんがアコーディオン、フントさんがドラムですわね」
エーゼル「うん、そうだね」
ミクサ「他の三人がバンドっぽいのに、エーゼルさんの楽器がリュートってどうなの?」
エーゼル「ぐほ」
リン「しかも弾き語りのエーゼルってソロ活動する気まんまんですわよね?」
エーゼル「ぐは」
ミクサ「もしかして、仲悪い?」
エーゼル「そ、そんなことないよ」
リン「男1女3の組み合わせですからね。抜け駆けしてハーン君にアタックしてみたら玉砕して気まずいんじゃありませんこと?」
エーゼル「なぜそれを!!」
ミクサ「図星なの?」
エーゼル「ううううう、ハーン君年上には興味ないって…」
リン「そんなあなたに紹介したい方がいらっしゃいますわ」
エーゼル「ハーン君に代わる素敵な人を紹介してくれるの?」
ミクサ「はい」
深雪乃「………」
エーゼル「チェンジ!」 吉備津「やはりお爺様にはまだ敵わんか…」
犬飼「桃様、汗をこんなにかかれて…拭きますよ?」
吉備津「すまんな」
???「良きものです」
??????「いいですね!」
ロードピス「お、吉備津じゃないか!どうだったんだ?」
吉備津「まだまだ手も足も出なかったな」
ロードピス「どうだ?また私と特訓するか?」
吉備津「それも良いな!迷惑でなければ頼みたいものだ」
ロードピス「お前と特訓してると私も強くなれるからね、じゃあまた放課後にな!」
???「どうしたことでしょう」
??????「なんてこと……」 多々良「和の国の外にも一本角がいるんだな、ゆにこーんと言うんだったか。どういう生物なのか教えてくれぬか?」
サンド「ええっと…」
シグル「処女好きの獣でしたか」
多々良「すけべーなんだのう」 つ[Ver.1のタイトルロゴ]
全国対戦はグリフォンさんチームとユニコーンさんチームに分かれて戦闘訓練、みたいな感じなのかなと当時は思ってた 男たぶらかしてそう
深雪乃また先生が見つかったな! 吉備津「新たに仲間に加入するという妲己という娘のことだが…」
フック「稀代の悪女と聞くぞ」
ジーン「見た目は悪くないんだが…な」
???「ババアには興味ないぜ!そんなことよりアリスちゃんとデートだ!」
????「斯様な悪女に興味など抱かぬ。我が身に不幸が襲い来るならば、片手間にて払ってくれよう」
???「悪女ォ?はっ、笑わせるぜ!悪女と悪夢の王、どちらが格上か教えてやる!」
吉備津「奴らは変わらんな」
フック「闇吉備津が不幸に見舞われることが手に取るように分かる…」
マリク「余が如何に寛容な王とて、かのような悪しき王妃は娶るまいよ」
ジーン「それについては同感だな」
フック「で、だ。出処を同じ国とするお前はどう思うんだ?」
美猴「何とも言えねぇな。強いていやぁこれから寒ぃのにあんなカッコで風邪引かねぇかなぐらいのもんよ」
吉備津「全くよ。女子が腹を出して、腹を壊しては退治どころの話ではないだろうな!」
フック「お前も相変わらずだな」 (腹出してない女子の方が少ないような気が…いや多分気のせいだな) ツクヨミ「なんか性格的にキャラかぶりしてそうなのがきおったの。」
(絵師が同じって点からも)
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※ニコニコチャンネルのお話
多々良「あの……わしの紹介動画は…」
ジュゼ「キャハハハ!仲よくしよ!ボクたち仲間でしょー?」
ドロシィ「ジュゼはんのときみたく、ついでに登録なんだろか?」 お腹だしてない女キャスト
ベース:
サンド(水着栞は除く)、ミクサ、アリス、かぐや、
深雪乃(肌露出面積は多いが腹は出してない)
ドルミ(WS絵は除く)
アナザー:
:アシェ(水着栞は除く)、リン、シャリス、ツクヨミ、エピ(WS絵は除く)
お腹を露わにしてるのは他の10人なんで
深雪乃分だけ「出してない」ほうが多いんだな
で、妲己でイーブンになると 妲己「燃えさかる道をも裸足で歩く…それが私の本気だから!」
ミクサ「裸足以外の選択肢なんて無いんだよ…」 >>69
ツクヨミ「その通りじゃ」
かぐや「うふふふ」 リン「イラストコンテストの新しいお題が発表されましたわ」
ミクサ「今回は新ソウルカードだね」
リン「新規、既存に関係なく御伽話、神話の登場人物をイラストにしていいみたいですわね。
最優秀作品は実際にゲームのカードとして登場予定ですわ」
ミクサ「変幻の栞の時みたいに盛り上がるかな?」
リン「では私がセガに代わって選考されにくいだろうイラストの注意をいたしますわ」
ミクサ「あくまで選考されづらいだろう点をあげるので、もしかしたら選ばれるかもよ…」
リン「まずは神様や悪魔は題材にしやすいでしょうが、今からいうものは避けた方がいいですわ」
ミクサ「そんなのがいるの?」
リン「ジーザス、アラー、ヨット・ヘー・ヴァブ・ヘー辺りは真面目に書いたとしても注意ですよ」
ミクサ「イスラム教の神様のアラーは偶像禁止だからね。下手に絵にしたら怒られるだけじゃすまない…」
リン「ジーザスやヨット・ヘー・ヴァブ・ヘーを黒人や女体化させて上映禁止運動がおきた映画もありますからね」
ミクサ「格闘ゲームに登場させたら訴えられたりしたっけ?」
リン「あと神様といったらハヌマーンですわね」
ミクサ「インドで人気。どこぞのゲームで顏の色を青くしたら文句いわれたんだっけ?」
リン「ですわ。神様を題材にするときは今までそういういちゃもんが無かったか調べてからの方がいいですわね」
リン「次は神様つながりですが、ミシャグジ様と平将門公も注意ですわ」
ミクサ「ミシャグジ様?」
リン「日本の古い土着神ですわね。タタリ神の一面をもっていますわ。
平将門公は日本三大怨霊にも数えられるおそろしい方ですわ」
ミクサ「なんでその御二方を扱うのが注意なの?」
リン「とあるゲーム会社で実害があったからですわ。平将門公については他にも逸話がありますのでセガを潰したくなければ安易に描くのはお勧めしませんわ」
ミクサ「そういえば鬼灯の冷徹でも娘の滝夜叉姫は出てきてたけど、お父さんは名前もださなかったね?」
リン「名前を出すだけでも注意ということですわ」 リン「つぎに二つ名が差別用語になってしまってる方ですわね」
ミクサ「差別用語?」
リン「年々厳しくなっていますから昔はよくても今は差別だって騒ぐ方がいらっしゃいますの」
ミクサ「世知辛いのじゃ」
リン「有名なのは黒人差別とされた『ちびくろさんぼ』ですわね。他には座頭市ことをあんまさんというのはよろしくないですわ」
リン「あとは絵にするにあたって、部位欠損や身体障碍者の方を描くのはまずいですわね」
ミクサ「フック船長は?」
リン「義手が腕の収まるサイズになってるので、実際にはあるよと言い逃れできる体裁をとってますわね。
この辺は言い逃れできるものならいいのですが、シグルイでも有名な無明逆流れの主人公二人を描くのはチャレンジャーだといっておきますわ」
ミクサ「身体障害っていうとがま剣法もかな」
リン「四つ腕があったというアジ・ダハーカや六つ指があったと言われる豊臣秀吉などもそのまま描くのは注意ですわね」
ミクサ「うう、縛りが多すぎない?」
リン「逆に人間じゃなければこういうのは問題ありませんわ! 悪魔や亜人ですと言い逃れできるようにしていれば簡単に逃げられますわよ」
ミクサ「ベルセルクのゲームで一般兵は血がでないけど、マンドラゴラ病にかかった人間は血が出るのを思い出したよ」
リン「基本的にはこんな感じですわね」
ミクサ「大変勉強になったよ」
リン「あくまで一般的に敬遠されやすい項目を挙げましたので、絶対ダメというわけではありませんわ!」
ミクサ「セガがチャレンジャーならマーラ様だって肌色で実装しちゃうかもよ!」
リン「では皆様よいイラストを投稿してくださいまし!」
ミクサ「お待ちしてまーす」 ご立派様連中をフレッシュな色(最近は肌色と言うにも抗議がくるご時世らしい)で描いたらあかんw >>71
俺ら日本人にはどうしても分からへん事やが
宗教を信じとる人達は本気で信じとんねんで
それ「いちゃもん」っちゅーのはどうなん
軽はずみなソウル化を諫める前に
無自覚に相手を貶めとるお前のその軽薄をまず省みるべきなんちゃうか >>75
細かいことを(ry
公式の発言ならともかく、ここで緩くやってる注意喚起にかみついてどーするよ >>75
大変言いにくいが敢えて言おう
お前さんがいちゃもんつけてどーするよ >>76>>77
はいブーメラン
公式の発言ちゃう俺のレスに宇宙人理論で絡んどるのは
どこのいつまで立っても口だけNGの馬鹿やろな
ははは >>78
自分にブーメランを投げてどうする・・・
それにこんなんブーメランにもならんよ そいつ誰彼構わずいちゃもん付けてくるから、無視するのが一番だよ
そんなことよりリンちゃんと添い寝したい 知ってる奴も多いだろうけどここに書き込んだ奴を他のスレで晒し上げようとしたりするクズ野郎だからな
まあ良く書き込めるもんだわ、呆れるしかないよ
昔いたクソ荒らしの白豚と同一視されてるのも分かるな 前に駄文投下して殴られたのがよほど悔しかったんだろうなと >>84
なんやその白豚ってのは
ああ俺が他の荒らしと同一人物っちゅー嘘を広めて
お味方様()作ろうって感じなんか
ほんま一人やと嘘つく事と捏造と荒らししか出来へんのやな
所でお前自分からその白豚に粘着しとる事を自白した訳やが
間抜けでそこまで考えんかったんか
ははは
>>85
散々同じ事やっとる嘘吐きドロシィSSの真似しただけやで
俺が本家になったらそいつに悪いやんか
ははは >>83
ごめんね、無視は認めたことになるから釘刺さないといけない体になっちまったもんで・・・ はーい二人組つくってー
な杉田祭に余っちゃうぼっちなキャストはいるのか >>86
その考え、人格が悪魔に支配されている!
おのれヴィラン・・・! サンド「ウルフさんいいですね…マグスさんと騙し合いみたいなシチュエーションいいと思います」
かぐや(うるふ…?第58代横綱千代の富士のことでございましょうか?)
かぐや(体格を考えてもマグス殿が圧倒的に不利にございますが…騙し合いというのは…猫騙しの応酬…?)
かぐや(いえ…そも、マグス殿のような細身の殿方に土俵は似合いませんわ)
かぐや「私は、怪童丸殿と正面から力比べのほうが合うのではないかと」
サンド「えぇ…?」 >>90
杉田「次は男女で一組になって貰うとするか」
始まる世紀末!
闇っちが誰の犠牲になるのか! 今更ながら杉田で誰も疑問に思わないの冷静に考えてスゴくない? >>93
先生!女子が若干男子より多いです!
いや若干どころじゃねえや…(男性15人女性21人) >>95
思ったより男子多かったわ
女子の半分くらいだと思ってた 今が2018年だから…
1968年もしくは1948年以前の作品が権利関係的に完全にセーフなのか(ネズミの国除く) >>99
一人は確定で、誰とは言わないけど、雪生まれの熱血な子になるだろうなぁ…(遠い目) 闇「蠅退治でもするか……」
リン「蠅の巣を燃やし尽くしますわ!」 「…………ん」
いつもの時間、いつもの位置に。
瞑想している彼がいて。
それに腰掛けるのが私の日課。
今日も変わらずいてくれた。
「お邪魔します……」
腰を降ろすと、何故かひんやり。
吃驚して思わず声が出る。
振り向けば、なんだか吉備津さんは顔色が悪い。具体的には銀色してる。
「んん……?」
ぺしぺし。ぺたぺた。
杖を取りだしもう一回。
「んんんん……?」
こんこん。かんかん。
「……ロボだこれ!」
――――――
ミクサちゃんとロボ吉備津
―――――― 「ど、どうしてロボになっちゃったの……?」
問いかけても答えは返ってこない。
ちょっとだけフィーンという音はしてるけど。
そのままぐらぐら揺らしていたら、いきなり機械音が大きくなった。
「ふぇ!?わ、私壊してない……何も、してないよ……!」
「Onindows95を起動しています……Onindows95を起動しています……」
「え、え、な、何?」
「ヤア!みくさ殿、オハヨウデゴザル」
「う、ん?お、おはよう……?」
当たり前と言えば当たり前だけど、話し方が変である。
正直近寄りがたいので膝から降りて応対しようそうしようそうした。
「えっと、吉備津さんはどうしてロボに?」
「ロボジャナイロボ、吉備津彦ハ生マレナガラニシテコノ身体デロボ」
「嘘、というか語尾……!」
「ゴーザッザッザッザッル」
「なんなの……なんなの!」
思わず臨戦態勢を取る。
だって、こんなの誰が見ても異常事態で、リンよりクレイジィでアリスちゃんより不思議。壊しても良いか迷ってるところで幸運にも救いが訪れた。
救いだと、思っていた。
「どうした、紅の童女よ……それは」
「あ、闇吉備津さん……」
「ヤミ、キビツ、ダトォ?」 ロボさんがぷるぷる震えてる。
表情は変わらないからわからないけど、もしかしたらいつもの吉備津さんみたく闇吉備津さんを見て不機嫌になっちゃったのかも。
そう思ってたら、ガコンって音がして。
口から筒が飛び出した。
「鬼断チィ!」
熱さを感じたのは一拍置いてから。
私のすぐ横を、ビームが地面を走るように、それこそ闇吉備津さんの鬼断ちっぽく伸びていって。
次の瞬間、火柱が高く上がっていた。
「あ、あわ、あわわ」
頭がパンクしちゃって、思わず尻餅をつく。
掠ったのか、おさげから焦げた臭いが漂っていて、確実にある殺傷力を物語っていた。
目を離せず、でも動けない。
どうなっちゃうんだろうと考える暇もなかったけれど、そこで不意に身体が浮いた。
「……三十六計」
「ほぇ?」
「退くぞ、紅の」
闇吉備津さんが私を肩に担いで、猛烈な速さで離脱する。
お米様だっこをされながら最後に見たのは。
「鬼断チィッ!鬼断チィッ!鬼断チイィッ!」
辺りに光線を撒き散らしながら暴れるロボさんの姿だった――。 ――――――
「して、心当たりはあるか」
「ううん。わかんないよ……いつもの場所に行ったら、もうロボット……あ、機械、鉄でできたお人形さんだったの……」
「面妖な。禁書にでも憑かれたか」
森に逃げ込んだ私達は状況報告を兼ねて作戦会議をしている。
吉備津さんがどうなったか確かめたいけれど、それ以上に今は暴れているロボさんを止めなければならない。
「次会えば斬る。それで良いな?」
「う……な、なんとかならない、かな……気絶くらいで」
「……お主の頼みだ、是とするか」
何とかお願いを聞いてもらったところで、足音(?)が近づいてくる。
闇吉備津さんは意気揚々と刀を構えて森から駆け出していった。
「敵影捕捉、モードディフェンシブ」
「往ねぃ!」
「金剛ノ型!」
(あれ峰じゃなくて刃だし思いっきり往ねって聞こえたけど多分)手加減された一撃は、鈍い音を響かせてロボさんに防がれてしまう。
百鬼掃討の構えを使ってないとはいえ、かすり傷一つつかないことに驚愕した。
「ちぃッ!」
「スーパー金剛ノ型ァ!」
闇吉備津さんがもう一回斬り上げると、今度はバリヤーを展開して弾き飛ばす。 いつから金剛の型はバリヤーなんて出るようになったんだろう、スーパーって付いたからかな?
なんて疑問はさておき、後退りしながらも闇吉備津さんは再び対峙する。
でもそこに響いたのは良く聞いた怒号。リン・ホス(以下略)だった。
「まあ、また喧嘩ですの!いい加減にしないと」
「翠の、退け」
右手には刀を持っていたから、左手で刺々が当たらないようそっとリンを抱えあげる。
「あら情熱的」
「スーパー鬼断チィッ!」
そこに狙い済ませたかのようなビーム。
今度は地面を直接焼かず、砲身を相手に向けて放たれた極太の光が全てを無きものにしようと迫り来る。
闇吉備津さんは間一髪、ヘッドスライディングみたいにして、器用にもリンへの衝撃を受け流しながら回避した。
スーパー鬼断ちってすごい。
「……あら灼熱的?」
「事情は後だ。紅の、背に乗れ」
「了解だよ……んしょ」
「あらあらミクサ、ご機嫌麗しゅう」
「……これ、結構混乱してる、ね」
「説いてる暇はない」
私達が逃げようとした、次の瞬間。
「WS使用ヲ申請。許可。コマンド実行。境地・修羅無双!」
「はッ……?」
「羽根が生えましたわー!」 陣羽織っぽいパーツがウィングに変形した。
背中には二対の筒が見え、炎を噴き出すとその鋼鉄の身体が浮いていく。
そして、拳をつきだし水平姿勢へと移行。
突っ込んでくる、そう予想はできた。けれど。
「何ッ!?」
あまりの速さに対応できない。
迫ってくる殺意に私はどうすることもできず――。
「極星よ、俺に速さを!」
見えたのは、赤い人影。
来る筈の衝撃はなく、気がつけばロボさんは地面に叩きつけられるようにして機能を停止している。
「皆の者、大事ないか?」
機械の紛い物は、あえなく本物の吉備津さんによって止められたのだった……。
――――――
「いやあ、ヤシャオー調整の余りで組んだんだけど思ったより調子良くての?」
犯人はやっぱり多々良ちゃん。
リンがあんなに危ないのは禁止ですわ、ってお説教してる。
闇吉備津さんは動かなくなったロボさんを何度か見てた。
物凄く強かったから修行に使いたいのかもしれない。そして。
「ふむ、鉄のからくりか。確かに俺にそっくりだ」
「うん……でも、やっぱり違う。だって、機械はこんなに暖かくないもん、ね……」
私はいつもの場所に収まったのでした。 そのロボはサムスン製?LG製?それともヒュンダイ製? >>112
鉄血のオルフェンズ一期にて、三日月・オーガスがヒロインを米俵を肩に乗せるようにして担いだアレだと思うよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています