>>618
1990年頃に読んだ「ソ連地上軍」の中で部隊編成の詳細が記述されていたと思うけど
さすがに記憶が確かではないなぁ(苦笑)。
それにBM-21(9K51システム)は1960年台からマイナーチェンジしながら使ってるので
支援機材などは多少の変更はあるはずだしな。
基本的には自走発射機と再装填車両(予備弾搭載)は1:1で配備される。
また陸軍の兵科ではほとんどの部隊が大隊単位で補給・整備を行うので、大隊の中に
輸送車両、燃料補給車などの支援部隊が含まれる。
一方では携行SAMなどを除いては高射部隊などは大隊に付属しない。
ZSU-23-4だったらSA-13と4両ずつで防空中隊を組んで、各戦車連隊、自動車化狙撃連隊に
配備されている。

多連装ロケット大隊だったら、本部管理中隊、ロケット発射中隊x3個(自走発射機x18、
再装填車両x18)、整備小隊、燃料小隊、みたいな感じだったと思う。
例えば戦車師団の砲兵火力なら1個砲兵連隊(4個砲兵大隊=2S3自走榴x18、2S1自走榴x54)
に加えて1個多連装ロケット大隊(BM-21x18)が配備される。
さらに師団を幾つかまとめた「軍集団」という単位に「独立多連装ロケット大隊」(BM-30スメルチx12)
や「独立対地ロケット大隊」(イスカンダルx12)や独立砲兵連隊(2S5や2S7など多数)が配備される。
現在は装備優良部隊では2S1と2S3は2S19に更新されているが多くが現役のようだ。