>>498 東雲長官ドノ、小職は貴官のアイデアに、基本的な部分、賛同するよ
>>499 照明弾6コ(1分×6)を搭載した、照明弾小隊を先行させる、って >>490に書いてるが…
>>500 その高角砲、どう照準するんだろ? 日本側が投下した照明弾の灯りで、数千m先の水平爆撃機を視認できるのか?
>>501 練度が低い連中に、スキップボムを訓練するのと、嚮導員の指示に従える程度の飛行技量があればいい水平爆撃と、
どっちが当時の海軍航空隊の実態に相応しいか、という議論に発展するだろね。


昼間にせよ、夜間にせよ、水平爆撃策の最大の敵は、雲量だろう。
編隊を組んでいる高度から下、雲があったら狙い辛いだろうし、照明弾の効果も減るだろうし。
てなことを考えると、高角砲のリスクを背負いながらも、3000-4000mでの水平爆撃に賭けるべきでは、
と現時点では考えている。
昼間ならまだしも、夜間だったら、レーダー錯乱してるなか、視認するのも困難と見るが…
マリアナ沖のスペシャリスト東雲長官のご意見を頂戴したい。

戦術でひっくりかえすのはかなりムズいマリアナ沖であるが、小沢中将以下の第一機動艦隊スタッフに関し、
以下の点については「ベストを尽くしていなかったのでは」と思うところがある。
■タウイタウイにおける対潜哨戒等の失敗
重巡等を含め、水偵をいっぱい持ってた第一機動艦隊なのに、
泊地「沖」で夜間対潜哨戒機を毎晩1-2機飛ばしていたら、米潜水艦、かなりイヤだったろうね。
連続して潜航できる時間は、せいぜい36-48時間ぐらい、蓄電池への充電のため、
(夜間に)浮上航行せざるを得ないのが当時の潜水艦。低速巡航の水偵にはうってつけの任務である。

カタパルト発進してもよし、リフトで水面に降ろして水面滑走してもよし、
タウイタウイの無風状態は、水偵による対潜哨戒を阻害するものではない。
そうやって、米潜水艦の活動を有効に妨害していれば、泊地沖で空母を動かし、飛行訓練を実施できた可能性が広がるが…
エンジンの消耗(耐用 百数十時間って話を聞いたことある)を嫌って温存してたのだろうか?