今『戦史叢書 ミッドウェー海戦』(昭和46年)を読んでいますが、
初めて知る内容が色々あり、自分の無知を痛感します。

さて「海戦直前の敵空母らしき電波傍受の有無」については同書P248に記述・考察されていますが、
海戦本等で同問題を扱う際には、それを取材した『ミッドウェー戦記』亀井宏(昭和49年)等の孫引きが大半のようです。

何故なら、比較的重要と思われる同戦史叢書の記述について、
『ミッドウェー戦記』では触れていない箇所が、海戦本等でも触れられていないものが大半のようですから。