>>893の続き
なお、空母機動部隊の「戦前」からの索敵要領や所謂“二段索敵”問題については、
『戦史叢書 海軍航空概史』では明確には記述されていないようです。
(私の見落としの可能性もありますが…)

一応、上記レスに挙げた同書の基地航空隊の索敵・哨戒要領を“裏返して”考察すると、
少なくとも敵基地航空隊(陸上基地)を攻撃する側の空母機動部隊側は
文字通り“機動力”というアドバンテージにより被発見は容易ではなく、
「(敵情に異常がなければ)周辺海域の警戒は一段索敵程度で足りる」
とも“読めます”。
まあ、あくまで私個人の現時点での不十分な考察ですが…。