兵站・補給について語るスレ12©2ch.net
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戦争の影の主役、兵站について語りましょう。
近代以前から現代までの兵站に関する事(輸送手段、組織、史実、理論etc.)ならなんでも可。
◆兵站とは
軍隊(主に陸軍)において作戦に必要な物資その他を運ぶシステムの事。
近年ではロジスティックとも呼ばれる。
◆兵站の略史
近代以前:食糧などを現地で購入または徴集
ナポレオン戦争の頃:事前集積や後方からの追送が行なわれるが、不充分。
普仏戦争:兵站に鉄道が積極利用される
第一次大戦:食糧より弾薬や兵器の輸送が多くなる
第二次大戦:兵站にトラックが積極利用される
◆兵站の仕組み(旧軍の例)
本国で物資等を準備・集積
->戦地後方の集積所に輸送
->上級部隊が戦地の集積所に輸送
->隷下の部隊の持つ補給担当部隊(輜重連隊など)が部隊内部に分配
●前スレ
兵站・補給について語るスレ11
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/army/1344070829/ ●参考図書等
補給戦―何が勝敗を決定するのか
マーチン・ファン クレフェルト (著), 佐藤 佐三郎 (翻訳) 中公文庫BIBLIO
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4122046904
軍事とロジスティクス
江畑 謙介 (著) 日経BP社
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4822246469
コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった
マルク・レビンソン (著), 村井 章子 (翻訳) 日経BP社
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4822245640
帝国陸軍戦場の衣食住―糧食を軸に解き明かす"知られざる陸軍"の全貌
〈歴史群像〉太平洋戦史シリーズ (39) 学研
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4056029199
山・動く―湾岸戦争に学ぶ経営戦略 (単行本)
W.G. パゴニス (著), William G. Pagonis (原著) 同文書院インターナショナル
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陸上自衛隊補給管理規則
ttp://www.clearing.mod.go.jp/kunrei_data/f_fd/2006/fy20070109_00071_005.pdf ※補給経路(スレ)は断絶せずに継続し続ける事 って書いてあったじゃないですかー
以上テンプレ すごい初歩的な質問なんだけど、道路とかも兵站に含まれるのけ? 日本軍は兵站を軽視したので有名
ニューギニアでは餓死しまくり、死んでも帰れぬ ソ連のアフガン侵攻の本やその他ソ連の部隊編成などの本を最近読み始めましたが
この頃のソ連輸送部隊で先導護衛をしてた装輪装甲車はBTR-60(後に70も)だったというのに、へえーっていうか
BTRは歩兵を運ぶのが主目的の車で、コンボイの先導護衛なんかさせるならBRDM-2のほうが燃費もいいし適任
な気が素人にはするところ
BRDM-2は機械化狙撃兵部隊のための主戦兵器であって輸送部隊なんぞに渡せられんっていうセクショナリズム
があったりした?そんなたいそうなことはなくて生産台数とかの別の理由か?
大は小を兼ねるという点ではBTRのほうがいいのかね アフガンの場合谷底通るルートが多いから上から撃たれるし装甲車でも
殆ど射角取れない、だが歩兵なら対応しやすいからね >>13
輸送部隊付きのBTRがそういう戦闘時のための武装歩兵載せてたって何かにあったっけ?
射角がとれる有用な兵器としてZSU-23-4と、トラック荷台にZU-23-2載せたのが便利に使われたのは
知っての通り
が、やはり道路であれば効率的に長距離高速移動ができるトラックや装輪装甲車にくらべ、装軌車である
ZSU-23-4を同行させるのは、走行系トラブルによる進行遅滞などの原因にはなることはあったらしい 訓練で陸自出雲駐屯地が破損した高速道を補修
ttp://www.asagumo-news.com/homepage/htdocs/news/newsflash/201506/150630/15063002.html むしろ舗装された高速道を使う必要がある有事展開がイメージわかん。 東日本大震災の時に短期間で道路を復旧させた比較写真があったけど、あれはどこにあったかな? どっかのブログで陸自は兵站軽視で、人員装備共に不足。戦える状態じゃない
MCV買うぐらいなら正面戦闘部隊減らして、兵站に人員割り振ってトラックでも買った方がよほど戦力強化になる
という意見を見たんだが、実際のとこ陸自の兵站ってどーなのよ? あんま知らないけど
日本にどっかが攻めてきた時、とりあえず在日米軍と協同で戦線支えて
グアムやハワイから米軍の増援が来るまで持ちこたえられればそれでよし
ぐらいの前提じゃないのん?
米軍無しで跳ね返せると考えてるとは思えんし
跳ね返せるような兵站も備蓄もないでしょ まあそういうもんだよなあ
中途半端に兵站強化しても意味なさげだし 日本国内だけで考えたら、それでいいんでない?
出征するようになったら、それはそれで違う話になるんだろうけど… >>21
そりゃそうだよ。戦前から機動部隊以前に緊急的な兵站及び機動的な後方支援戦力なんて寝られてない
今なら空挺団や9Dにそういう任務つけて、緊急割り当てリソース作らないと行けないから
実際自衛隊の部隊は北部2、7D、特火団以外は兵站上まともな打撃力ないし、7Dは兵站弱いんで拠点から半径120km離れられるか程度の地域内機動部隊くらいの能力しかない
戦前も戦後もほとんどの部隊は兵站上歩兵師団の戦術形態であって、最大的に兵站上大規模なこうせんりょくはない
まともに戦力強化を図りたいなら機動的で強力な兵站を確保しないとまともな戦争はできんわな 戦前も戦後も原則歩兵部隊しかいらないのが現状ではあるが
兵站と能動的な火力と正面戦力の集結力がないとまともな戦線なんか維持しようがない
戦前だって実際兵站その他の都合3戦車師団、3砲兵旅団、20歩兵師団も維持できなかった
今日もMBTや砲が何モンあっても兵站上2個戦車師団、2-4個砲兵旅団しか維持する兵站力がない
残りは少ない兵站でうごける後方支援兼任軽歩兵の役割しかできない
原理的に対陸正面戦は九州と北海道でしか計画されてなくて、兵站と戦力が密接して集中されてないので
軽歩兵任務しかできなくてゲリラ程度なら駆逐できるけど戦車大隊単体とか、歩兵連隊規模の正規と戦って互角くらいのことしかできないよ 春夏積ってのは、初めて知ったな。
Sひろし@1970er
(島松駐屯地)弾薬補給点。
1枚目:周りのフレコンパック(土嚢)は破片が飛び込むのを防ぐため
2枚目:戦車砲弾
3枚目:温度湿度管理がされた倉庫での積み方
4枚目:温度湿度の高い野外での春夏積み(通気を良くする必要は低下中らしいが)
https://twitter.com/1970er/status/617143775022813184 >4枚目:温度湿度の高い野外での春夏積み
へー成程、おもろ! 『太平洋戦争のロジスティクス』
―日本軍は兵站補給を軽視したか―
(著)林 譲治
(出)学研パブリッシング
(版)2013/12/10
(¥)1,620-(税込)
ISBN:978-4-05-405872-9
なぜ「マレー作戦」は成功し「インパール作戦」は失敗したのか!?
ttp://hon.gakken.jp/book/1340587200
【林 譲治】
ttp://asahi-net.or.jp/~zq9j-hys/
ttps://twitter.com/j_kaliy 『現代ミリタリー・ロジスティクス入門』
―軍事作戦を支える人・モノ・仕事―
(著)井上 孝司
(出)潮書房光人社
(版)2012/08/05
(¥)2,484-(税込)
ISBN:978-4-7698-1525-9
ttp://www.kojinsha.co.jp/
【井上 孝司】
ttp://www.kojii.net/
ttps://twitter.com/kojiinet 『日露戦争、資金調達の戦い』
―高橋是清と欧米バンカーたち―
(著)板谷 敏彦
(出)新潮社
(叢)新潮選書
(版)2012/02/25
(¥)1,836-(税込)
ISBN:978-4-10-603699-6ttp://www.shinchosha.co.jp/book/603699/
【板谷 敏彦】紅豚(@Porcobuta)
ttps://twitter.com/porcobuta 基礎的なことで申し訳ないが推進補給方式と自動補給方式の違いを教えてください >>21
そりゃあ戦時を想定した数を装備するのは予算的にも無理だろう。
米軍だって戦時にはトラックは足りなくなる。 兵隊は兵隊のみで成り立たんのだ
予算を取ってくる政治家、飯を作る百姓、兵器をつくる工員・・・ 今日の国会質疑を見ていると、世間の弾火薬に関する認識はズレているようだの。
ミサイルも「弾薬」 防衛相発言、提供の想定は否定
http://www.asahi.com/articles/ASH84643VH84UTFK01F.html
>福島氏は「ミサイル、劣化ウラン弾、クラスター爆弾は武器。言葉遊びで、何でもできるようにするのはだめだ」と
>批判した。
防衛省規格
弾薬用語
http://www.mod.go.jp/trdi/data/pdf/Y/Y0001D.pdf
>1001 弾薬
> 目標に向かって発射し, 投げ又は設置し,その破壊, 殺傷を目的とした飛しょう( 翔) 体, 爆発物など及び
>その構成品をいう包括的な用語。空包や訓練を目的としたものも包含される。例えば, 小火器弾薬,火砲弾薬,
>ロケット弾, ミサイル, 爆弾,てき( 擲) 弾, 地雷及びこれらに構成される火管, 信管, 起爆筒, 充てん( 填)
>物(火薬,爆薬,化学剤など)をいう。 「ミサイルを弾薬というつもりか」発言にはげんなりしたな
>殺傷能力の高いミサイルの提供を法律上認めることに野党から批判が出ている。
() 用語って普及しないな。
「高射火力」ってかくと軍ヲタですら「今時高射砲?プヒヒ」とか言われることがある(苦笑 日米間に限っては既に日米物品役務相互提供協定で弾薬の提供が可能なんだよなあ
有事の際に武器の提供はNGで弾薬の提供は可能なのだがこの武器と弾薬の違いを理解していないんだな
社民党もこの協定には反対してたのに まぁ当時はまさが日本がアメリカに弾薬を提供するという可能性は想像できなかったんだけどね。
(日本はむしろ提供される側だから) 自国のトラックも揃わない(くらい防衛費が少ない)貧乏国が
何で米軍に弾出したり金出したり助けたりするんなら
その分、地位協定ぐらいは何とかしろよ。とは思うよ。 実際どうするんだろう。
方面隊の輸送中隊を派遣するんだろうか?
指揮系統は米軍の将軍の指揮下に入るのだろうか? >>47
防衛費が日本より下の200の国々の補給体制はどうなってるんだろ・・・
あれか?WW2当時は兵士の数だけ銃を揃えられて兵士に毎日飯を食わせる事ができた国が1つか2つしかないみたいな? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています