兵站・補給について語るスレ12©2ch.net
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戦争の影の主役、兵站について語りましょう。
近代以前から現代までの兵站に関する事(輸送手段、組織、史実、理論etc.)ならなんでも可。
◆兵站とは
軍隊(主に陸軍)において作戦に必要な物資その他を運ぶシステムの事。
近年ではロジスティックとも呼ばれる。
◆兵站の略史
近代以前:食糧などを現地で購入または徴集
ナポレオン戦争の頃:事前集積や後方からの追送が行なわれるが、不充分。
普仏戦争:兵站に鉄道が積極利用される
第一次大戦:食糧より弾薬や兵器の輸送が多くなる
第二次大戦:兵站にトラックが積極利用される
◆兵站の仕組み(旧軍の例)
本国で物資等を準備・集積
->戦地後方の集積所に輸送
->上級部隊が戦地の集積所に輸送
->隷下の部隊の持つ補給担当部隊(輜重連隊など)が部隊内部に分配
●前スレ
兵站・補給について語るスレ11
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/army/1344070829/ 水木しげる氏が亡くなられた
残された著名な元帝国軍人は
海軍主計少佐だった中曽根大勲位しか居なくなったのかな? 死んだという話を聞かない将官・佐官級だと、あと思いつくのは敗戦時に陸軍第16軍参謀だった
堀江正夫氏ぐらいかね。 航空総軍参謀(終戦時)で少佐だった三笠宮崇仁親王も存命かな
1915年(大正4年)12月2日生まれだから今日で100歳だな [FT]ISの武器「爆買い」、密輸で儲けるヤミ商人
ttp://www.nikkei.com/article/DGXMZO94630820R01C15A2000000/
(ry)
ISによる数百万ドル規模の軍需品取引が合計でいくらになるか、正確に計算するのは難しい。シリア東部の
都市デリゾール近郊の前線で今年発生した戦闘では、少なくとも1カ月当たり100万ドル相当の軍需品が必要
だったと戦闘員や武器商人たちは語る。また、昨年12月に近くの空港を1週間攻撃したときにも別途100万ドル
の弾薬が必要になったという。
(ry)
ISの敵方は、ISが戦闘中に大量の軍需品を迅速に輸送できることに舌を巻いている。イラク北部でクルド人自治区
の軍事組織ペシュメルガが見つけた書類には、終わったばかりの戦闘で使われた武器と弾薬の注文内容を記した
納品書が混ざっていた。
「弾薬は(注文から)24時間以内に送られてきていた。車でね」。イラクのある治安関係者はそう語った。
兵士や商人たちは、このスピードの速さはISの通信システムのおかげだと話している。イラクにある最高軍事評議会
から任命された移動「委員会」が兵器の「センター」と絶えず連絡を取り、センターが現場の司令官たちからの依頼を
受け付ける。司令官とセンターの交信が敵の無線電話で聞こえることも時折ある。
(ry)
アブ・オマールは対話アプリのワッツアップを使ってセンターに連絡していたという。数日に1度、移動委員会が最も
需要の大きい弾丸と擲弾についてセンターが利用する価格表を出す。そしてアブ・オマールが報告していた拠点が
彼に改定価格を携帯メールで知らせてくる。ディーラーたちによれば、手数料は10%から20%だという。
(ry)
大半の弾薬は、今や地域全体にとって武器の供給源になっているシリアから来る。ペルシャ湾岸の支援国は、それぞれ
お気に入りの反政府勢力にトラック何台分もの武器弾薬をトルコ国境経由で送っている。腐敗した戦闘員はその一部を
地元ディーラーに横流しする。国境地帯のイドリブ県、アレッポ県が今、最大のヤミ市場になっていると地元住民は話している。
(ry) 米空軍、ISIS爆撃用の爆弾不足に 使用増大で
ttp://www.cnn.co.jp/world/35074502.html
オスプレイ、水陸両用車など「高額輸入品」導入で国内防衛産業が窮地に…しわ寄せは弾薬、被服にも
ttp://www.sankei.com/premium/news/151206/prm1512060012-n1.html >>154
>しわ寄せは弾薬…
タマに撃つ
タマが無いのが
タマに傷
冷戦が酣の昭和、旧:防衛庁長官賞受賞の秀逸な一句 常日頃は高い弾を消費せず、実射訓練を可能なかぎり避け、一朝事あらば一撃必中。
ニッポンの兵隊とおまわりさんは、そういうことになっとんの。 >>156
零戦の20ミリ機関砲弾がそんな感じだったな
20ミリ弾は高いから
実弾を撃つのは7.7ミリ弾ばかりだったとか US Air Force Christmas Delivery - Operation Christmas Drop 2015
https://www.youtube.com/watch?v=AZwIQQweXn8
日本は後方に対する考え方が足りないそうだけど、
装備的には、
たとえば、いまあるものをすべて倍増すれば済む話なのか
あるいは、どこかの部門が全く欠落しているとか
のどちらだろうか 人的には、部門自体は足りているのだけれども
量を揃えるには予算が少なく、その分少数精鋭にしようとして
現場に負担をかけた挙句、その負担で個の力も上がらない
機械的には、開発するたびに性能を極限まで上げようとして
従来との互換性をなくし、整備性も悪く補給としても混乱を起こし
結局、戦力の低下につながる
人的には、末端が頑張っている分、上層部がアホでない限り
講和での条件闘争で敗戦を避ける事が出来たが、70年前は例の如くなり
機械的には、その後の品質管理によって
現代の高品質製品が生みだされたことを考えると
高品質大量生産に対する思考が少し稚拙であったか
まぁ、これら皆、貧乏のなせる業である 平時と有事では人的にも物的にも求められる物が違うだろうけど
大体どのような環境になった時に自衛隊は平時モードから有事モードに切り替えて行くんだろうね?
勿論最終的な判断は政治が行うのだろうけどさ どんな時って言うか、軍事的に日本の存立が脅かされた時だろ。それ以外のあらゆる問題はいかなる危機であっても軍事以外での解決をはかるわけで。 >軍事的に日本の存立が脅かされた時だろ
中国の尖閣諸島へのピンポンダッシュでは
まだまだ平時モードなんだな
中国人が大挙して尖閣諸島へ上陸する素振りを見せたら
有事モードに切り替わるのかな? その割には何か自衛隊が不熱心だけど。南スーダンの駆けつけ警護とか恰好の軍事演習なんだけど、何か話が進まないし。 南スーダンに駐留している自衛隊の日常生活は
本国並みとは言わないが
日本食に不自由しないような補給体制は敷かれているんでしょうかね? 品目にも寄るけど生鮮食料品は厳しいんじゃない
イラク派遣の時は現地調達できず東南アジアから購入してたけど、
輸送中に相当数が傷んで廃棄処分になってたようだし 距離的な事は全く分からないんですが
南スーダンへの補給物資は
ジブチに集積してから現地に輸送とか出来ないんでしょうかね? 【社会】陸上自衛隊「弾薬、量確保できぬ」…予算ピーク時の6割 [無断転載禁止](c)2ch.net
http://daily.2ch. net/test/read.cgi/newsplus/1450695013/ 寒い時代だの。
みなせ_C89_水曜_西め16b@Ton_beri
>「なんで弾薬費がピーク時の6割しかないの?」と思ったら、陸上自衛隊の重装備数が、ピーク時の6割しかない
>じゃん。
https://twitter.com/Ton_beri/status/678914004471799808
(「・ω・)「 <軍事趣味者@BigCalibre_John
>弾薬費が往時の6割しかないとかいうけど車両、通信器材、施設器材 等はめっちゃ削られて往時の半分以下で
>それを補正予算でまかなっているんだからな。 【社会】陸上自衛隊「弾薬、量確保できぬ」…予算ピーク時の6割★2 [無断転載禁止](c)2ch.net
http://daily.2ch. net/test/read.cgi/newsplus/1450704922/ >>164
どうすれば、軍部にまともな予算をくれてやれるんだろうねえ
この場合の主語を≪すべての国民≫にしたいところだけど、
実際、≪兵站を気にするような国民≫はすごく少ないだろう
それどころか≪自衛隊をなくそうとする非国民≫のほうが多そうだ >>175
>どうすれば、軍部にまともな予算をくれてやれるんだろうねえ
会計を明朗にすれば大丈夫だと思うよ。
今の(というか日本国の有史以来)
会計が明朗だったことがないので、お国に信用がないからね。
大和とかが昭和の馬鹿査定だったとすれば
国立競技場やエンブレム問題とか平成の馬鹿査定になりかけたし。 そういや三田紀房がヤンマガで大和の予算額が云々かんぬんていう漫画描き始めてるよな >>175
まず、所要兵力の算定からして難しいからね イアン君と敵対していた冷戦時代と
チャン君が尖閣諸島にチョッカイを出している今とでは
自衛隊が必要としている装備は違うだろうし
同じく必要とされている弾薬数も違うのだろうが
米軍がフル装備で駆け付けてくるまで踏ん張れる量なのは変わらないのだろうな 「本当に痛ましい」声震わせ=天皇陛下、戦没船員思い
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015122300046&g=soc
>天皇、皇后両陛下は第1回や第30回、第40回の追悼式に出席するなど、戦没船員に長年心を寄せてきた。 Pentagon Eyeing More Prepositioning of Gear
ttp://www.defensenews.com/story/defense/policy-budget/policy/2015/12/21/pentagon-expects-more-prepositioning-gear-europe-russia/77700432/ >>118 123
ちょっと気になるので書き込むが、イ・ロ号潜による物資輸送は鼠(ネズミ)輸送
ではなくて、土竜(モグラ)輸送だよ。
鼠輸送とは、ガ島に夜間、高速な駆逐艦で緊急輸送したことを、海軍関係者が
自嘲したものだ。米軍は東京エクスプレスと言っていた。
駆逐艦の損害が増大し、潜水艦による土竜輸送に切り替えられた。
ちなみに舟艇で島づたいに輸送したのを蟻(アリ)輸送という。
まあ広義には鼠輸送でもかまわないだろうな。
>イ・ロ号潜による物資輸送は
>鼠(ネズミ)輸送 ではなくて、土竜(モグラ)輸送だよ。
書かれたものを読むと「なるほど」と思えるな
板倉光馬艦長のブインへの「土竜輸送」の話は感動したな(´∀`*) >>183
かつて殴った艦長のとこへ輸送するんだったな。殴ったエピもいい話だったが。 >>184
それと戦後に鮫島司令の自宅にお見舞いに行った時の
ウィスキーの瓶の話も泣けた(´;ω;`) 今月でた軍事史学の兵站特集、興味深いな。
インパールは、兵站思想の限界であって
兵站無視ではないとな。 >兵站思想の限界であって兵站無視ではないとな。
観点をどこに置くかだなぁ。現場は不足不足の大合唱だけどね。 ムタグチが今迄言われてた、ただのバカではなく。
ムタグチは、作戦用務令通りにやって、
ビルマ迄の成功体験通りにやったのが、
失敗こいた原因ってのが要点だな。
後は、陸大でも兵站教育してたんじゃね?
ここは、初めて知ったよ。
あとは、どの師団も現地調達してたってのが、
戦士叢書より詳しかった。 作戦要務令にしても牟田口ほど過酷な要求はしてないけど、
後もう一押し幻想に取り付かれている。
まぁ藤原からウソを報告されていたのいうのはあるが・・・
兵站教育といっても物を揃えて輜重に渡してはい終わりみたいなのだけどね。
陸自は「所望の物を」「所望の時期に」「所望の部隊・場所に」というくらい現場重視になったね。 「所望の量」はきっちり揃えられるようになったのかな >>188
そりゃ現地調達しなきゃ、インド方面のどんな兵隊さんの回想にも出てくる現地米が給与されるわけがないわな
ある程度の人口があって農業地帯で現地調達が可能なインド方面はまだましだけど、人口希薄で原住民は大半原始生活で狩猟採集生活で、しかも運搬の手段が船しかない南方島嶼はちょっと歯車が狂えばたちまち飢餓地獄、と
>>189
カンバン方式みたいな輸送体制は、平時には無駄がなく整然として効率がいいが、いざ有事となったらたちまち破綻する危険はらんでるけどな
有事の補給って結局、あるもの送れるものをとにかく詰め込んで送るしかない部分あるしね
受け取る側にすりゃ、余分なもの不要なものが来ても、次いつ来るかわからないしいつ必要になるかもしれないから、来たものはとにかく受け取ってガメこんでおけ、みたいな
通信や管理技術の進歩や低烈度紛争が戦争の主流になったせいで事情は変わっては居るんだろうけど >>190
量がそろわないと現場は攻撃しないだろうな >>191
>カンバン方式みたいな輸送体制は、平時には無駄がなく整然として効率がいいが、
>いざ有事となったらたちまち破綻する危険はらんでるけどな
いや理想のカタチということではなく、最低限そうしようということ。 とりあえず鉄砲玉とかネジとか規格を統一しとこうよ… 所望の量って、扱い易い言葉だよな。
現場は、必要数以上に要求するだろな。
予備品がある方が良い。
司令部は、輸送量もなけりゃ、モノもない。
とりあえず、送っとけ。
あとは、精神力で我慢しろ!
だろな。自衛隊はモノがなさそうだし。
あれ、旧軍から進歩してないや。
戦争できるのは、特殊部隊等の低劣度戦争か、
アメリカ様のように、モノも輸送力も
唸ってるトコだけだな。 >とりあえず鉄砲玉とかネジとか規格を統一しとこうよ…
今では当たり前のように何処のメーカーの商品でも
規格が同じならどんなネジでもポン付け出来るけど
戦前戦中はメーカー毎に違ったり
同じ製品でも職人さんの擦り合わせが無ければダメな兵器も有ったとか
何だかなぁ そもそも給料労働者の工員で、職人かたぎなんてのは希薄だったというしね
ノルマを達成するのが大事で品質にこだわるなんてしなかったとか
戦後になっても届いた電球の1/4が不良品か早くに切れたりと
製品には当たり外れがあるのが当たり前だった 『月刊ロジスティックス・ビジネス』
ロジビズ[LOGI-BIZ] ttp://www.logi-biz.com/ 川崎港と横浜港で一つの港湾運営会社へ。東京港は脱落。
ttp://www.logi-today.com/204114
川崎市は国や横浜市と共同出資し、横浜港と川崎港を一体管理する港湾運営会社を年度内に設立する方針。
国の国際コンテナ戦略港湾政策に沿って、川崎港の役割を拡大する狙い。 帝国日本の交通網
つながらなかった大東亜共栄圏
ttp://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-2060-8 これだけロジスティックに詳しい人達が
戦務参謀としてビルマ各地の部隊に配置されていたら
たとい物資や食料が欠乏していてもインパール作戦は成功していたと思えてきた 【IT】Amazon、海運事業に進出 [無断転載禁止](c)2ch.net
http://potato.2ch. net/test/read.cgi/bizplus/1453257320/ >>202
あと空襲もな。実際集積物資焼かれちまったんだし。 >>204
兵站という視点だと空襲が一番堪えるね。
空襲をうけなかったとしても対空警戒しながらの運行になるから
必然的に遅くなるし。 インパール作戦時の戦闘地域近隣は、不作で作物が少ない。
空襲で、物資が貯蔵できない。
インド付近には、確か5個師団程度。
数が違ったらすまん。
守るには広すぎ、攻めるには、モノがない。
ビルマまではイケイケドンドンで、出来た。
インパール作戦が何故行われたか。
これを明確にかつ、端的に答えた論文は
じつは無いのではないかと思う。 蒋介石の補給線を叩くって目的は正しいんだが、
目標がなぜインパールなのか?って疑問は
調べるほどに判らなくなるんだよな・・・ >>208
そうなんだよ。
エゲレス軍が、インパールにいました。
エゲレス軍が、インパールから撤退しました。
更に西に逃げました。
それを日本軍は、エンドレスで続けるつもりだったのか。
日本軍の求めた作戦目的が
チャンドラボースのインド独立支援なのか、
英印軍の全滅なのか、
攻勢防御なのか、
それがわからない。
多分、牟田口を含む指揮系統の誰もが、
何となく合理的と思える事を曖昧に実行したから
現代からは、合理的に説明できない、とおもう。 佐藤幸徳中将が
何だかんだと理由を付けて撤退しなければ
更に犠牲者の数を増やしていたんだろうな
指揮官の判断は大切だ(_ _) 佐藤中将はキャリアを捨て、汚名を着せられ、絞首刑も覚悟で独断退却を
決定したんだよね。日本軍において兵隊なんて職業軍人の出世のための
使い捨ての道具という認識の中でなかなかできることじゃないね。 ところがさ。
置いてかれて勝手に殿にさせられた
部下の宮澤繁三郎中将とか、
他師団長の田中中将からは、戦後にフザケンナ!
の大合唱。
そりゃ、悲劇の中将ぶるのも良いけど。
作戦開始前に、牟田口を斬撃してでも止めろよと。
全力で止めたのは更迭された後方参謀の、
小畑少将だけ。
佐藤の部下と本人は撤退したら
助かるかも知れない。
だが共同の戦線張ってる他部隊からしたら、
たまったもんじゃない。
牟田口も酷いが、佐藤も酷い。
何故か、戦後は佐藤が名将扱いされてる。
だが、戦線に取り残されて、佐藤の分まで攻撃喰らう
他部隊の迷惑を考えない佐藤は、
クソ野郎だと思う。 最近よく聞くファ〜スト・ピングィ〜ンだわな
そりゃ部下には殿を命じるだろう?
殿部隊がいなきゃ総崩れで余計に損害を出すし
作戦開始前に止めなかったのは他師団長も同様だし
全国規模のブラック企業で、地域本部長がクビ覚悟で抗命すると考えれば
それはそれで勇気がないと出来ない事だよ >>212
後衛部隊を配置しないでどうやって後退するのかね?
15師団だって通信を傍受しているから31師団が後退するのを知っていた。
31師団が撃破されたら15師団の退路を断たれるわけだが? 訂正する。
「戦史叢書 インパール」P573―を読み返すと
宮崎少将は、殿に置かれることを淡々と受けていた。
15師団の田中中将は
戦後に陸自からの要請で回想録を書いている。
防衛研究所で直接読むしか方法が無い。(南西―ビルマ―123)
その中で、佐藤中将の事を
「インパールの明智光秀」等々、
その他色々、とても戦史叢書に書けないことを述べている。
31師団が後退することを
好意的に捉えていなかったことは明らかだと思うね。
佐藤中将の抗命は、他師団への影響を鑑みない
最低の行為であると思うがね。 まあそもそも師団長が他所の師団の兵士の命まで面倒見ることは出来ないわけで
(破綻必死の)戦線維持の責務のために部下を死なせるか、部下の命のために責務を放棄するか
当時の感覚ではまさに究極の選択だったろうわけで、少なくとも責めることは出来ないのでは
無論現代においては、「責任果たすために部下を無為に死なせるべきだった」てな意見に対しては「糞食らえ」の一言でしょうが >>207
でも感傷的な要素を排除し、当時の兵站実態に合わせた見解としては
インパール作戦の失敗要因は補給線の問題ではなく、総兵力そのものが過小であったということで決着している
もし十分な兵力を以って出ていればディマプール到達は可能だったという点については
インパールは地域的要衝でしかないがディマプールからディスプールの獲得は戦略的価値が高く
ドイツと比較すれば、ブラウ作戦においてコーカサスの攻略に成功した場合に等しい
だからインパール作戦自体に有意義な戦略上の目的が含まれていない。という論は事実誤認であろう 【海運】海運大手が空前の危機「この様な事態は今までに見た事がない」 船舶の投げ売りも [無断転載禁止](c)2ch.net
http://potato.2ch. net/test/read.cgi/bizplus/1453782285/ 木下藤吉郎のように殿で名を上げた武将も居るけど
普通に考えれば殿は「死」が一番身近に有るポジションだから嫌だよね >>215
15師団長は山内中将だね。
31師団が後退しなくても15師団は英軍に押されて後退している。
そのまま押され続ければ31師団も連絡線を断たれて全滅する。
汚名を覚悟で後退を決断した佐藤中将はスゴイと思う。
何度も言うが15師団は31師団の後退を知っていたはずだな。
戦史叢書にも書いてある。 >>218
ウ号作戦はディマプールを占領目標に含まないけど? 裁量権と自発性がドイツ軍とは違うので
外征地における日本軍の機動は当初の計画がどうであるかによって制約されたりはしない NSPA Demilitarization efforts recognized in Albania
ttp://www.nspa.nato.int/en/news/news-20160121-7.htm 作戦要綱遵守を発令しないとならないくらいだから
部隊長は事実上、進める所まで攻略してよく
また司令官はそのような武勲に対しては裁量によって軍法に問わないというのが定番である
地獄の沙汰も戦功次第というものである ディマプールのデの字もない。31師団の任務は「コヒマ」に突進し同地の
要域を占領して「アッサム」方面より予想する英印軍の増援を阻止する事にある
15軍作戦計画骨子
(一) 第33師団は2月末迄に主力を以て「カレミョウ」西方「チン高地」台端及「カボウ」谷地
「ヤサギョウ」付近に進出し該線に於いて攻勢発起の態勢を整えX―7日を期し攻勢に転じ主
力を以て「フォートホワイト」−「ティディム」−「シェルモン」−「ビシェンプール」道に
沿う地区より当面の敵を撃破しつつ突進し速やかに「インパール」攻略の準備を完整す
又有力なる一部(野戦重砲、戦車、速射砲等を核心とする戦車撃滅隊)を以て「カボウ」谷
地を突進し平地方面に予期せらるる敵の反撃を撃退しつつ「タム」−「パレル」−「インパー
ル」道を「インパール」に向かい攻撃前進す
(二) 第15師団は3月上旬迄に「チンドウィン」河畔に於いて攻勢発起の態勢を整えX日「ホマ
リン」「シッタン」間の地区より攻勢に転じ数縦隊となり敵中を挺身攻撃し速やかに「インパ
ール」平地の北東山地端付近に進出して「インパール」攻略の態勢を完整す
この際成るべく速やかに一部を突進せしめて「コヒマ」−「インパール」道及び「ビシェン
プール」−「シルチャール」道を遮断す
(三) 第31師団は主力を先ず「インドウ」「ウントウ」「ピンポン」「ピンレブ」の地区に集中す
ると共に一部を「タマンティ」「ホマリン」「パウンピン」等「チンドウィン」河に推進す
攻撃部署は主力を以って「ホマリン」及び同上流域地区に於いて「チンドウィン」河を渡河し
「レイシ」「フォートケアリ」を経て「コヒマ」に有力なる一部を以って「ホマリン」付近に於いて
「チンドウィン」河を渡河し「ウクルル」−「マラン」道に沿う地区を「コヒマ」に突進し同地の
要域を占領して「アッサム」方面より予想する英印軍の増援を阻止す
状況に依り一部を「インパール」に転進せしめ「インパール」会戦に参加せしむ 習志野駐屯地の購入品だが、何だこりゃ?
ドラマや映画でよく見る、クビをポポポポーン(物理)する道具かしら?
http://www.mod.go.jp/gsdf/eae/kaikei/eafin/koukoku/20160210-316F-3040-1.pdf
>FARC 首かせ爆弾
>DSE−TE−FC 被告「背景に海自のパワハラ」主張 大分・4児焼死火災
ttp://www.asahi.com/articles/ASJ2H51NDJ2HTPJB00T.html 米陸軍の5,000トンに及ぶ弾薬類がドイツに到着。単一の欧州行き発送としては過去10年で最大規模
ttp://news.militaryblog.jp/e744347.html 艦隊行動の命運握る補給艦「とわだ」型&「ましゅう」型 安保法制でその重要性はますます…
ttp://www.sankei.com/politics/news/160224/plt1602240001-n1.html ロシアがアフガニスタンに10,000挺のカラシニコフ自動小銃とその弾薬数百万発分を提供
ttp://news.militaryblog.jp/e745624.html ロシアはアフガニスタンでの屈辱を忘れていないんだろうな
アルカーイダだろうと何であろうと
ロシア人に屈辱を与えた反政府ゲリラをミンチにしてくれるのなら
何でもやりそうだ( º言º ) 高速戦闘支援艦、佐世保寄港前に護衛艦と補給訓練
ttp://www.rimpeace.or.jp/jrp/sasebo/sasebobase/160229taoe7.html >>227
それは要呈であって、そもそも日本軍の作戦要呈というものに絶対性はなく
現場の指揮官がこれを遵守しようと思えばそうなるし
そうでなければ青写真とか作戦の標準工程表程度に考えても構わないものだ
前もって必要な指示書は、結果に合わせてあとから作り直せば済むのが
現代にも通じる日本の文書管理の王道である
例えば、今話題の爆買中国人ツアーだって
本来は浅草寺→上野公園→お台場→東京タワーとなっていたって
実際は秋葉原→銀座→歌舞伎町となったとしても
あとから日程表を作り直して運行指示通りにやっているというのと同じだ >>237
中隊や大隊ならともかく師団ともなると簡単に変更などはできない。
31師団はコヒマで最大の戦力発揮ができるよう行軍縦隊を
編制したり計画したりする。
本当にディマプールを占領する必要があるなら、最初から
そう命令するべきであった。 そういえば弾薬の1基数って戦闘一日分なのよね。
攻勢なら必要な弾薬量はその三、四倍に跳ね上がる。
一会戦分とは言うけどそのとおりまともに
一戦交えたら吹き飛ぶ量でしかない。 >>238
そもそも本作戦成立にあたっての参謀本部の実質的な決定は
インドへの進攻の是非を判断したことのみであり
作戦といっても、それ以外は形式を整えるための事務作業に過ぎない
やりたいというなら好きなようにさせなさい
というのが、参謀本部、南方総軍ビルマ方面軍に共有されている不文の作戦要旨である
もとよりインド進攻については確たる研究はなく
当時考え得る最も有望な第一段階の最終目的地がディマプールであり
インパールはあくまでも警備駐留すべき交通要衝としての価値しかない
また友邦ドイツが要請する日本のインドへの戦略的意欲については
ヒトラー総統の期待が、ただ日本軍が国境山脈を越えればいいというものではなく
英印という歴史的システムの継続性に重大な疑いを生じさせることにあり
それによって英独が講和しアメリカを孤立せしむことこそ
ドイツが対米宣戦布告をしたことに価値を見いだせるという観点からしても
ディマプール進軍がマイナスな部分は何一つみあたらず
本作戦が方面軍のみならず南方総軍の全力を賭して行われなかったことが悔やまれる >>240
>当時考え得る最も有望な第一段階の最終目的地がディマプールであり
これは戦後にわかったことであって当時は知らないことだし、
師団というものはXX日にをXX占領せよ。というような命令でないと
作戦が立てられないの。そして命令を見ればわかるが
それはコヒマになっていてディマプールなどはデの字もないの。
>インパールはあくまでも警備駐留すべき交通要衝としての価値しかない
そこで防御に移行するというのが方面軍の命令だから。
実際に河辺司令官がディマプール追撃命令を却下しているわけで。 長期間に亘って
師団単位の飯や弾薬を確保するのは大変だろうな
しかも山岳地帯だし なぜ陸路インドにはいるかっていう根本的な理由が
海軍がインド洋作戦を中止し放棄したことで
陸海軍共同してセイロンを攻略するという洋上西進が不可能になったからである
しかし西亜打通の重要性は顕在しており
その責務は陸軍単独で達成しなくてはならないので
大変な労苦を要するがインパール作戦を行うのである
従って西に向かってはインパールに留まる厳格な理由はなく
よって進軍に限度を設ける論理は戦術的な理由以外には存在し得ない
その大局観は本来、幕僚全員が持ち合わせていなければならないこと >従って西に向かってはインパールに留まる厳格な理由はなく
軍事作戦はゲームじゃないんでw
どうみてもインパールで防御に転移するんだが?
ビルマ方面軍ウ号作戦準備要綱
一、主作戦方面
(1) 第15軍は英軍の反攻に対し努めて主作戦方面の兵備を整頓したる後
重点を「チンドウィン」河西方地区に保持しつつ一般方向を「インパール」に
向け攻勢を執り
成るべく我に近き地帯に於いて一挙に英軍の捕捉撃滅を図り
爾後
国境付近所在の英軍を撃破したる後「インパール」付近の策源を覆滅す
(2) 右作戦準備に先立ち英軍の真面目の反攻に際会したる場合は各正面
極力その攻撃を阻止しつつ速やかに反撃の態勢を整え爾後努めて統制ある指導に
基づき我に近き地帯に於いて英軍の捕捉撃滅を図りたる後「インパール」付近に
向い追撃す
(3) 前2項の反撃作戦に於ける軍主力を以ってする攻勢開始の時機は予め方面軍の
命令するところに依るものとす
(4) 雨季明迄に「チンドウィン」河西岸地区「カレワ」正面に広く強固なる反撃
拠点を形成し爾後の攻勢を有利ならしむると共に作戦準備期間に於ける支拠
たらしむ
(5) 「インパール」付近の策源覆滅後は主力を以って同地付近の要域を又有力なる
一部を以って「コヒマ」付近の要域を占拠し持久態勢を確保す ウ号作戦という限定されたフェーズにおける部隊の行動と
西亜打通を念頭においた進軍計画の全体像は当然ながら違っている その全体像とやらは誰が持っているんですかね?
明文化してもらわないとどうにもならんのですが? 馬よりずんぐりして重心が低そうな牛や頑丈で粗食に耐えるロバの方が輜重向きな気がするのですが
なぜ軍牛や軍ロバはもっと普及しなかったのでしょうか? 馬・牛・ロバの中じゃ、馬がいちばん御者の指示に従順なんで、使いやすいって話を聞いたような。
本決まりになったようですの。
「ナッチャン」防衛輸送船に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160316-16151303-webtoo-l02
> 防衛省は16日までに、自衛隊員や防衛装備を迅速に展開する輸送力確保のため、かつて青函航路で定期
>運航されていた高速船「ナッチャンWorld」を含む2隻を約10年間にわたり使用する契約を結んだことを明らかに
>した。民間の資金やノウハウを活用して社会資本整備などを図るPFI方式を取る。
> 契約期間は今月11日から2025年12月末までで、契約金額は約250億円。国は自衛隊の訓練や災害派遣など
>に優先して船を使用できることになる。
> 契約相手はPFI法に基づき津軽海峡フェリーなど民間が出資して設立した特別目的会社「高速マリン・トランス
>ポート」(東京)で、2隻は同社が保有する形となる。 >>247
牛がどうなるかはムッチーの失敗で明らか。
ロバはそこそこ普及したんじゃなかったかな。
日本でも勲章をもらった軍ロバがいたような。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています