>>683
西部戦線ではドイツ空軍はレーダーで来るのわかってて事前に高高度まで上がれて高度を稼げて速度に変えられたからFw190の加速力の悪さは問題にならなかった。
東部戦線ではそういうわけにいかずにお互い目視で見つけあいヨーイドンからの加速。
だから加速力の悪いFw190は東部戦線ではいまいちだったって言ってるんじゃん。

ニコライ「西方では迎撃機に使っていた。レーダーによる支援態勢の差が出たんじゃないだろうか。
西方での「フォッケル」はレーダーで誘導されていたのだが、これは「フォッケル」が戦闘に入るまでに必要な速度を稼ぎ、かつ高度でも優位に立てたということ意味している。
これなら「フォッケル」の加速の悪さも大した問題にはならず、高度を速度に換えればいいだけの話だ。
それに、ドイツ人は時間をかけての格闘戦をあまりやらなかったのだろう。
しかし私たちと戦った時、ドイツ軍は西方ほど濃密なレーダー支援システムを持っていなかった。
私たちもドイツ人も、基本的には目視で敵を発見していたのだ。飛びながら周囲を見回して、敵を見つけると「スロットル全開」で戦闘開始、となるわけだね。
レーダーによる誘導がない場合、ごくわずかな時間で最高速度を稼ぎ出すには加速性が重要な要素になってくるが、「フォッケル」はこの点で劣っていたから。