SPY-1はLM製レーダー。
SPY-6はレイセオン製レーダー。
SPY-7はLM製レーダー。
なので、SPY-7はSPY-1の正当進化系という見方もできる。
なお、バックエンドのイージス・システムソフトウェアはLM製。

ハードとソフトのメーカーが同じ方が問題発生時に解決しやすいんだが、
なぜか米海軍はSPY-6を選択した。
技術的にSPY-6が優れていたのが、SPY-7の開発が遅れていたからなのか、
その詳細はわからない。

日本が採用するイージスシステムとは厳密には異なるが、カナダやスペインは
SPY-6ではなくSPY-7が提供された。つまり、それが米国の方針なのだろう。
時間が経てばSPY-6を売ってもらえるかもしれんが、それまでどうするのか、
ということだな。