太平洋戦線で最初にマーリン・ムスタングを装備したのは、
中国大陸の第14航空軍の1隊として、すでにP-51Aで戦っていた第23戦闘グループの第76戦闘 飛行隊。
1944年2月からP-51Bへの改変を進め、C型も加わった。
9月以降さらに2個飛行隊がP-40から切り替えられていく。

第51戦闘グループの3個飛行隊は1944年3月から年末にかけて機種改変。
インド方面の第10航空軍から編入された第311戦闘グループはP-51B/Cを装備して8月に中国奥地の成都近郊に進出した。
D型とK型の配備は1945年に入ってから。
陸軍に鹵獲され巡回訓練に使われたP-51Cもこの51戦闘グループだ。