ダブルワスプもしくは、ブリストル・セントーラス、ハー43、の空冷18気筒エンジンが最強
マーリンは27リッター、R2800で46リッター、セントーラス53リッターだぞう?

当時米国はマーリンが古すぎるとしてライセンス生産をきらっており
下請け工場するなら24気筒のセイバー(36リットル)をよこせと交渉していた

なお24気筒ネイピア・セイバーは「新世代を担う」画期的なスリーブバルブ
(ポペットバルブよりパワーが3割上がるとされる)の流麗な戦闘機として航空雑誌に
登場しており夢の性能を発揮できるとされ
ともあれバトル・オブ・ブリテン前にはタイフーンは初飛行しておりうそでもはったりでもない
ただし雑誌掲載の想像図ではラジエーターは描かれておらず戦後になって巨大なアゴ型の
タイフーンに日本少年は落胆したという

米国でも24気筒のセイバーは夢のエンジンとしてよくしられており、当然同盟国として
アメリカはセイバー要求したがこれを拒否
戦後ブリカスは中東油田の防衛としてテンペストVを配備している

これをみた米国は次世代は、より大型のR2800エンジンを主力に据えており

なぜP51に採用したのかといえばノースアメリカン社の援英用の生産設備を
大戦参加によって自国優先に急遽転用しただけのこと
(援英用ムスタングの開発は1940年、ハワイ攻撃は41年12月)
旧式のポンコツ、小型のマーリンをメインにするような計画は米国側にまったくなかった