>>23
空自の任務にさえ足りないのは、空自における
・予算
・人員やその訓練・育成のためのリソース
・基地の航空機収容能力
・弾薬や燃料の備蓄能力
が決定的に足りないからであって、海自が独自に航空部隊を持っても何も解決しないどころか
管理・訓練・備蓄が2重になって更に余計な人員や予算を喰われるだけ

だから海の守りに不可欠な航空が足りないというのであれば海自から空自予算等の増強と
その代わりに増強された部分の海洋防衛への投入の保証を取り付けるべきであって
「空自は当てにならないから海自が自分でやる」というのは大東亜戦争での陸海軍の予算分捕り合戦で
(より効果的かつ高速に)大日本帝国を滅ぼした構図と何も変わらない

あの時でも陸海軍で共有できるリソースや情報は共有し海軍局地戦闘機=陸上戦闘機のような愚かな重複投資を避けるべきだった

海自は帝国海軍の悪い伝統を引き継いでいる、自分の組織防衛や利権(予算)しか考えず国を考えない唯我独尊という伝統をね
海自が自前で軽空母にF-35B部隊を載せたいなんて非公式にでも言い出せば日本が終わりに近づいているシグナルだと理解すべき
軽空母なんて代物は空自の傘の下でしか使い物にならない脆弱な玩具なのだから
(アメリカ軍やイギリス軍の軽空母・強襲揚陸艦によるSTOVL運用は背後に強力な空軍や正規空母航空部隊があり
STOVL空母の作戦エリアの航空優勢は彼らが確保してくれていることが大前提)

空自の傘の届く範囲で軽空母を運用するのならば、その金と人員を空自に注ぎ込んで戦闘機兵力を増強したほうがずっと効率的

つまり大日本帝国海軍の愚を繰り返したくないのであれば、海自が旗をふってアメリカのような
エリア毎に陸海空部隊を束ねて指揮・運用する統合軍化を進めれば良いのだよ
その結果として海自の建艦予算の一部が海自が求める洋上航空防衛のための空自戦闘機の予算に回されるのは承知の上でね
その代わりに空自の部隊はその海自の求めたエリアの防空や共同対艦作戦に責任を負うというのを防衛省のレベルでの
明確なルールとして確立すれば良いのだよ