>>551
アメリカは経済以上に核攻撃を恐れている
そしてアメリカの軍や外交の専門家たち(政治家も含め)は「世界の中で唯一、日本はアメリカを核攻撃する権利を持っている」と
認識している(数年前にも、この暗黙の了解事項を実際に言葉にして発言をした政治家もいたように思うが)

だからこそ、アメリカは日本が長射程の核武装を保有することだけは絶対に許さない
日本がアメリカを先制核攻撃しても日本には正当性があることをアメリカ自身が承知しているからね

他のロシアやチャイナにはその資格はない、だから「お前が撃ってきたら撃ち返すぞ」という恐怖の均衡で互いに自制するという一種の安心感が
アメリカにはある

日経BPの韓国ウォッチャーの鈴置氏がいみじくも指摘しているように、今回の北朝鮮危機でアメリカが北朝鮮の核保有を絶対に認められなくなっているのは
金正恩が核による先制攻撃をすると明言してしまったからだ
つまり従来のチャイナやロシアのような大人の国による核保有での恐怖による均衡さえ維持しておけば先制攻撃の危険性はなくなるという
信頼関係が根底から崩された(北朝鮮に関してはもてない)からだ

核攻撃を食らう危険性を冒すぐらいならば、日本がチャイナ経済圏に取り込まれて太平洋の西半分がチャイナの支配下に入るのも
已むを得ないとアメリカは考えるだろうね

君だって、君自身の命が確実に危険にさらされるぐらいぐらいならば、自分の友人なり子分なりが君を見限って君の嫌いな人間の子分になることのほうが
まだましだと考えるんじゃないのかな?

それに少なくともチャイナに関してはまだアメリカにとっては色々と崩しようがある(日本がチャイナ側に入ろうと)と判断しているだろうし
(チャイナの場合、チベットやウィグルなど他民族の反乱という火種や軍管区同士の対立など内部に色んな爆弾を抱えてるので
チャイナの内部崩壊を誘発する方向で様々な工作を継続すれば、それを防御する作業だけでチャイナは徐々にだが確実に疲弊するし
実際に巨大帝国コミュニスト・チャイナを崩壊させられる可能性だってゼロではない)

金で動くなんてのはあくまでも命の心配のないとき
究極の判断をするときは命がどうかだよ
それを経済だなどと言う君は普通の日本人らしく平和ボケしているだけだ