>>553

> その状態が中国による核恫喝でゆらぐなら、核シェアリングするのはあたりまえ。
> 同じ理由でドイツも核シェアリングしてる。

アメリカにとって、特に核の問題が絡むと、ドイツと日本とは同レベルではない
なぜならばアメリカはドイツには原爆を落としていないからだ
だからドイツはチャイナやロシアと同じくアメリカを核で先制攻撃して良い権利はないから安心して核を預けられる

ついでに言えば核シェアリングでアメリカも核のボタンを押すか否かの決定権を持てる形ならば
アメリカは日本に核を持たせてくれるだろう、特に巡航ミサイルのように足の短い(=アメリカ本土には届かない)核ならね
しかし問題は弾道ミサイルだ

この一連の私の投稿は>>546に対する私の>>548から始まったのだが、それを良く読んでみてくれたまえ
アメリカが日本に許さないと書いているのは、核搭載の弾道ミサイル(SLBMやそのための原潜は特にだが陸上配備でもNGだろう)だ
核付き巡航ミサイルについてはアメリカが許さないとは一言も書いていないので、上の君の反論は無意味
(私が主張していない点に対するものなので空虚な反論に過ぎない、また核シェアリングさえ許さないとも書いていない)

実際、数ヶ月前だったと思うが、アメリカのほうから日本に対して核装備の巡航ミサイルを潜水艦(通常動力)に配備して
核シェアリングする提案があったという話題が当板で出たのは承知しているし、それに関しては私もなるほどと納得しており反論する気はない

だが、100%の確実な迎撃が困難でしかも射程が長くアメリカ本土に届く弾道ミサイルをアメリカが日本に保有を許すことはまず有り得ない

巡航ミサイルと弾道ミサイルとでは全く脅威の度合いが違う、特に太平洋を挟む距離があるとね

日朝の距離ならば核付きの巡航ミサイルでも届くから北朝鮮がそういうのを実戦配備すれば日本には脅威だ
それでも、現状のように着弾までの時間が極めて短い弾道ミサイルに核を積まれるのに比べれば仮に北朝鮮が核付き巡航ミサイルしか
保有していないのならばずっとましだ

その核付き巡航ミサイルによる核シェアリングの米からの提案の際にも「弾道ミサイルの保有を認めるのは早い」というような
付帯意見が米側にあったと記憶している