史実の米国は1970年代の石油ショックと日本車の輸出攻勢に晒されるまで、ビッグ3は
重厚長大な大型乗用車を好んで生産しまくりましたが、RSBC世界の第三次大戦後の東西に分裂した米国では、その辺大きく変わりそう。

東米では、大戦による戦災と疲弊で高価な大型車を買う余裕が無くなっているでしょう。

それにガソリンを大食いする派手な大型車を、ナチ化した東米は推奨しそうにないし。

そうなると、一部の富裕層や党幹部向けの高級車は作られても、大半の東米市民はVWや
フォードの安価で小型の国民車にしか
乗れなかったりして。

対する西米にしても、自動車産業の大半をトヨタや日産に押さえられていそう。

こちらも西部の自動車工場や生産設備の多くはドイツ軍によって破壊されるか接収され、
辛うじて残った設備の大半も、大戦中盤に攻勢に転じた日本が軍需車輌の現地生産を
進める際に、片っ端から接収して系列下に置いてしまっただろうし。