不祥事まみれのドイツ自動車業界、背を向ける政治家たち
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>ドイツの政治家たちは長年にわたり、国内の自動車業界にすり寄ってきた。だがここにきて、不祥事まみれの自動車業界が
>国の誇りではなく恥だと多くの有権者から見なされようになったことを受け、政治家は同業界に背を向けている。
>アンゲラ・メルケル首相は今月、来月の連邦議会選挙での4期目の政権獲得に向けた選挙運動の初の演説で、
>2年に及ぶディーゼル車の排ガス不正問題を巡る国内自動車大手とその経営陣の対応を厳しく批判した。
>その前日、メルケル氏の対抗馬である社会民主党(SPD)のマルティン・シュルツ党首は、自分が勝利すれば、
>販売する新車のうち一定割合を電気自動車(EV)とすることを義務づける制度の導入を約束した。
>こうした自動車メーカーに対する批判は、長年、その恩恵に浴してきたドイツの政治家にとって、過去との決別と言える。
>ドイツの有名メーカーの製品は、卓越した技術力や優雅なデザイン、強い経済力を象徴するものだった。
>しかし、 フォルクスワーゲン (VW)が2015年にディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していたことを認め、
>排ガス不正問題が発覚すると、高い評価を得ていたドイツの自動車業界は政治家にとって重荷に転じた。

>メルケル氏による自動車業界批判は、同氏にとって大きな方向転換だ。メルケル氏は10年に米カリフォルニア州の
>アーノルド・シュワルツェネッガー知事(当時)らと会談した際、カリフォルニア州はディーゼルエンジンの窒素酸化物の排出量を
>厳しく制限することで「ドイツの自動車メーカーに打撃を与えている」として、同州大気資源局のメアリー・ニコルズ局長を非難した。
>英国のノーマン・ベーカー運輸相(当時)によると、その3年後、EUが温室効果ガス排出削減で合意した後、メルケル氏はドイツの高級車メーカーが
>過度に不当に扱われることになると考え、英国のデービッド・キャメロン首相(当時)に合意への支持を撤回するよう説得した。
>さらに数カ月後、 BMW の支配株主が、メルケル氏率いるキリスト教民主同盟(CDU)に69万ユーロ寄付したことを明らかにした。CDUは寄付と政策の関係を否定している。

こんなんもあるが相変わらずメルケルは変わり身が得意