>>844-845
補足すると、現代陸軍において、重装備の操作と維持、後方支援に人員と予算を割かないといけないため、前線部隊は慢性的な人手不足になりがちだ。
例えば空中機動部隊において、ヘリのパイロットと整備士は基本的に雑務しないため、基地施設の維持と運営は歩兵の仕事だ。
しかし幾らハイテク重装備あっても、人間しかできない雑務が依然に多く、人手不足ならどうしようもない状況が多い。
特に基本的に水電不足人力頼りの紛争地域で、この問題は深刻だ。
歩兵の重要性が増えたのは、ある意味、歩兵が人手不足になったら問題が表面化した、とも言える。

>>826
イラク、アフガン戦争時期、アメリカ軍の駐屯制度は部隊ごと交代するため、交代して来た部隊の中で土地感ある隊員いない、それで治安維持上手くできるわけがない。
日本時代の台湾で、原住民の領地に警察一人から数人だけ駐在する派出所がいくつあった。
危険な任務だけど、そのような警察が頑張って原住民を理解して、関係を維持するため、反発はあったが、日本総督政府の原住民統治が比較的に上手く行った。
そしてその警察達はほぼ移民状態になるのだ。

一昔の植民地統治は基本的にこのような長期駐屯制度と部隊を作るが、現代では基本的に外国の土地を長期占領することが少ないのため、駐屯部隊を立ち上がることが難しくなった。
国連のPKO部隊でもしばしば現地民と衝突する。