>>868-869
ベトナム戦争から直接的影響を受けた産物の一つは空中機動部隊だ。湾岸戦争の時、101師団が攻勢最左翼を任せされた。
その他、ベトナム戦争から誕生したアメリカ諸特殊戦部隊はイラクに対しての浸透偵察、スカッドミサイル狩りなど任務に活躍した。
グレナダ侵攻とパナマ侵攻の時に特殊戦と空中機動部隊が重要な任務を担当した。
湾岸戦争で多国籍軍を指揮したシュワルツコフ将軍はベトナム戦争時期、空挺部隊で勤務したことがある。

別に正規戦用新型軍事理論研究が無用とは言っていない、しかし植民地戦争など小戦争の戦訓とそこから生まれた部隊がより大規模な戦争に効果を発揮したことは事実だ。
実際、ソ連の縦深作戦理論が凄いだけど、ソ連軍事体系の真の恐ろしさはもう一つがある、それはロシア内戦から生まれたパルチザンと革命戦争理論だ。
冷戦時代で共産革命戦争理論とパルチザン戦略戦術論が世界史に対しての影響が縦深作戦理論より遥かに強いであった。
他に、内戦時の秘密警察機関チェーカーから派生したソ連諜報機関は伝統的に強い、西側諸国の中枢部までに食い込んだケースがあった。

比較的に年代が近いケース、
1990年代のチェチェン紛争戦訓がロシア軍特殊戦部隊に対しての影響が大きく、彼らが後ほどクリミア半島とウクライナ東部を落した以外、
現在ウクライナで依然暗躍している『リトルグリーンメン』の中にチェチェン共和国からの親露派民兵がある。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/12/post-9136.php
ウクライナ紛争ではびこる性暴力
The Rape of Ukraine
2017年12月18日(月)12時00分
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施設では親ロ派支援のために派遣されたチェチェン人の戦闘員が軍靴や銃床で捕虜を殴打した。
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その他、現代小戦争の中に、小型化ざるをえない前線部隊に快速な火力支援を与えるために、火力支援システムが改良されたことが多い。

戦闘教義は要するに武術、格闘技の流派ような物だ。立ち技に得意の武術があれば、寝技に得意の武術もある。
しかし戦場上でやはり複合的技術を使って戦う。
人が新しい技術を開発すると暫くの間に優勢はあるが、それは直ぐに研究され、対策される。最終的にやはり総合的心体技能力が重要だ。
戦闘教義の効力を過信してはいけない。