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>>湾岸戦争のノーマン・シュワルツコフ

1.多国籍軍の連携を上手く纏めた。イギリスとフランスからも高く評価された。(バス勲章とレジオンドヌール勲章を貰った)

2.兵站指揮官として有能の中の有能、W.G. パゴニス(William G. Pagonis)将軍を昇進して、兵站を上手く進めた。
私が軍にいた時代で、湾岸戦争当時アメリカ軍の兵站部隊が戦闘部隊より早く指定地点に到着したことが、授業に必ず出る逸話だった。
中国語は軍事に関して「三軍(大軍/兵馬)未発、糧草先行」という言葉がある。あれはまさにそれだ。
詳しいことはパゴニス将軍の本『山・動く―湾岸戦争に学ぶ経営戦略』を見れば分かる

3.「左フック」作戦を採用し、海兵隊を利用して、イラク軍の動くを見事に誘導した。多国籍軍に有利の野戦に誘い出されたイラク軍が速やかに撃滅され、クウェートの民間被害が非常に少ない。地上戦を200時間終わったことは伝説になった。

4.広報戦略は当時としては完璧に近いといえる。

5.戦後の1991年8月9日すぐに退役して、まさに范蠡並に勝ち逃げした。

など評価ポイントがあった。

勿論大軍の勝利は彼一人の力では達成できないが、彼は自分の任務は非常に上手く遂行した。指揮官を評価することは難しいため、彼の実績は揺るがないだろう。
シュワルツコフ本人を見たことあった人曰く、彼は体が大きく「ペア」という二つ名ある割りに、手先が器用な人でもある。(ピアノが弾けるらしい)