2018/06/15(金)
【有為転変】第121回 黒塗りの潜水艦文書(下)
https://www.nna.jp/news/show/1772498

前回、フランスのネイバル・グループ(旧DCNS)によるオーストラリア向け新型潜水艦の事業計画書で、
当初約束していた国内造船大手ASCとの共同開発が、オーストラリア国防省に却下されていたという
不可解な点について書いた。当然ながら国内の防衛産業にとっては、共同開発は願ってもない機会のはず。
それが反故(ほご)とされ、黒塗りで伏せられた背後には、タブーとされる原子力が絡んでいると個人的に勘ぐっている。

(中略)

筆者は当連載で2年前に、オーストラリアの新型潜水艦入札は、原潜を唯一持つフランスが有利な出来レース
だった可能性がある、と指摘した(第99回「潜水艦と政治力」)。新調する潜水艦はディーゼルエンジンでの
最新型潜水艦が基準だったが、計画通りディーゼルのままであっても、最初の1隻が進水するのが2035年、
12隻目は2060年になるとみられている。
(以下略)
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最初から原潜導入ありきの出来レース、と。

しかし、最初の次期コリンズ級が2035年ですか。┐(´∀`)┌ヤレヤレ・・・
日本は固体電池ガン積みの新型潜水艦が就航していますね。
ぜひ、豪州にお披露目しにいかねば。