>>743
3群に分けて、93日ごとに交換すると、変動幅が最大25%ぐらいで安定する
なので交換前提で潜水艦を設計するしかない
ビスマスの融点以上に温度は上がらないので、冷却水が喪失した場合でもジルカロイは溶けない

ネックは照射用原子炉が必要というところか
まあそうだとしても、照射後にビスマスとポロニウムを化学分離するとかめんどうな操作はあえてしないので
原子炉の燃料棒に比べればお手軽である

説明するまでもないが、スターリング機関のような莫大な量の液体酸素は不要だし
リチウムイオンバッテリーのような数100トン以上の重量物でもないし
ガンマ線などの透過性の放射線も出さないため圧力容器の遮蔽は不要で
アルファー線はジルカロイの燃料棒で遮蔽されるため安全性が非常に高い

難点は半減期が短く出力調整ができない程度である。

もちろんプルトニウム238など普通の原子力電池に使われるRIでもいいのだが
それらは非常に高価で出力が低い。出力が低いので大量に必要になりますます高価になって非現実的である。