>>517
(515とは別人ですが)
いやいや、君の>>512での

> Cも有る事出し、基本的に超大型空母のエアカバー内で行動するわけだから。



> その前に調達止めるでしょうな。

を含意するというロジックが間違いなんだよ。(515さんの趣旨もそこだろう)

海兵隊は海軍の空母航空の都合に振り回されるのはウンザリしてるんだよ。ずっと以前からね。
だから何としても海兵隊の都合で自在に運用できる自前の航空部隊が欲しいからオンボロになってもハリアーを使い続けてきた。
F-35BでなくF-35Cを海兵隊が導入すると、従来の海兵隊F/A-18C/Dがそうであるように、海軍のCVWの戦闘攻撃機不足解消のために
空母にVFAMとして搭載しろということになってしまい、海兵隊が自分の都合で自在に使える航空兵力ではなくなってしまう。
(空母搭載のVFAMはCVWの傘下、つまり海軍大佐であるCAGの指揮下に入ってしまうからね)

これは海兵隊としては絶対に避けたい事態なんだよ。
何としても強襲揚陸艦に搭載・運用して、海軍の都合に振り回されない海兵隊のための海兵隊によるCAS用攻撃機兵力が欲しいんだよ。

もちろん、海兵隊の強襲揚陸艦航空部隊がその作戦エリアにおいて空母航空団や空軍による航空優勢や早期警戒の傘を大前提としているのはその通りだが、
その大前提は満たされた上で、海兵隊は自分たちの作戦専用の航空部隊を自前で保持したいというのが彼らの悲願だ。
だから海兵隊は初めての自分達専用の(つまり空母航空団に召し上げられる心配のない)機種であるハリアーを
性能が貧弱だろうがどうしようがボロになるまで使ってきたんだよ。

ということでF-35Bは空母でなく強襲揚陸艦で運用できることにこそ海兵隊にとっての価値がある。
F-35Cで空母搭載になってしまうのでは、海兵隊所属の機体でも運用の主体は海軍に握られてしまうから海兵隊にとっては全く望ましくないのだ。
(金だけ出させられて…つまりF-35C購入費のために海兵隊の他の装備の予算は削られて…機体は海軍に召し上げられてしまうというのは海兵隊には腹立たしい事態)